こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。
転職するにあたって、まずは何を準備すればいいのか、転職にかかる時間はどれくらいなのかまた、転職活動は退職する前と後どちらに始めるのか。
転職に関する知識って意外と知らない方が多いですし、相談するにも誰に相談したら解決するのかわからず不安なまま転職活動に臨む方は結構多いのではないのでしょうか。
転職は一朝一夕で成るものではありません。
転職するにあたってまず、転職の流れや事前準備、転職に必要な時間などをあらかじめ確認しておき計画的に転職活動を始めることが、転職に成功するかどうかの明暗を分けると言っても過言ではありません。
このページでは転職するにあたって知っておきたい転職に必要な期間や退職のタイミングと転職活動の大まかな流れとそれぞれの過程での転職成功率をあげるポイントを詳しく解説していきます。
また、後半では転職に不安がある人が転職の成功率をあげる方法についてもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
転職するにあたって|転職活動に必要な期間は?
転職とは「よし!転職しよう」と決めて来週、来月から転職先で働ける!なんて甘いものではありません。
転職するにあたって、まず転職活動に必要な期間は3~6ヶ月をみておきましょう。
だいたい転職活動を始めて内定が出るまでに約2~4ヶ月、さらに退職までに2ヶ月ほどかかるのが一般的です。
転職活動の内定が出るまでの流れとしては「情報収集〜書類作成」で2週間、「応募〜面接」で1~2ヶ月(最大2~4ヶ月)という流れがあるので、約2~4ヶ月かかると言われています。
転職して新たなスタートを切るために退職は円満に!
内定が決まっていざ退職しようとしても膨大な業務の引継ぎや、上司からの引き止めにあい、実は転職者が必ず頭を悩ませるのが退職交渉です。
順調にいったとしてだいたい1ヶ月、中にはなかなか現職と折り合いがつかず退職の申し出をしてから実際に退職するまでに2ヶ月やそれ以上かかる方もいます。
スムーズに退職し予定通りに転職するためにもて円満退職して転職先で気持ちよく新たなスタートを切りたいですね!
転職するにあたって知っておきたい転職活動のタイミング
転職活動は退職する前にした方が良いのでしょうか?それとも退職した後にした方が良いのでしょうか。
転職するにあたってまず転職活動を退職する前と後にした場合のそれぞれのメリット・デメリットを理解し、あなたの状況に応じてベストなタイミングを考えて計画的に行いましょう。
在職中に転職活動する場合
まずは在職中に転職活動をするメリット・デメリットを確認していきましょう。
在職中に転職活動するメリット
在職中に転職活動するメリットは、以下の3点です。
- 安定した収入があるため転職活動期間が長引いても生活できる
- 転職までのブランク期間がない
- 転職活動に失敗しても職を失うリスクを回避できる
仕事をやめて転職活動をしてしまい、内定が出ない期間が長くなればなるほど焦りも出てしまい、企業選びに失敗して後悔してしまうケースも少なくない為、在職中に転職活動を進めることはオススメです。
在職中に転職活動するデメリット
在職中に転職活動をするデメリットは以下の3点です。
- 転職活動の時間を十分に確保できない
- 面接日程の調整が難しい
- 入社日のトラブルが発生する可能性が高い
まず、在職中は仕事に追われ、転職活動の時間を十分に確保できずに転職活動の準備(職歴書作成、企業選び、面接対策等)が十分にできないことがあります。
次に在職中に転職活動をおこなうと、平日は仕事がありますし面接の日程調節が難しくなります。面接の日程調節などは転職エージェントなどをうまく活用すると企業との間に入ってうまく交渉してくれるので非常に役に立ちます。
また、内定が決まった後の退職交渉に失敗して退職日と入社日の調整が難しくなり内定自体取り消しになる可能性があるのも在職中に転職活動を行うデメリットの一つですね。
退職後に転職活動する場合
結論からお伝えすると、退職後に転職活動を行うことは基本的にはオススメができません。
その理由としては、退職後に転職活動を始めたはいいものの、内定が出ない期間が長くなればなるほど焦りも出てしまい、企業選びに失敗して後悔してしまうケースも少なくないからです。
しかし、中には退職後に転職活動を行った方がスムーズに転職活動を進められるという方もいるので、退職後に転職活動をするメリット・デメリットを知った上で転職活動を行うタイミングを計画しましょう。
退職後に転職活動をするメリット
退職後に転職活動をするメリットは以下の2点です。
- 転職のために十分に情報収集の時間を確保できること
- 面接の準備を万端の状態にして臨めること
退職後に転職活動を始めた場合、すべての時間を転職活動のために費やすことができます。情報収集の時間を多くとることができ、面接の準備を万端の状態にして臨めるのは退職後に転職活動をするメリットと言えます。
退職後に転職活動をするデメリット
退職後に転職活動をするデメリットは以下の2点です。
- 収入がない
- 生活リズムが崩れやすい
転職活動中は企業に出向く交通費もかかりますし、今まで通り生活費もかかります。収入が無いとだんだん金銭的余裕がなくなり、早く転職先を決めないとと焦りがうまれます。その結果転職条件の妥協を引き起こしたり、不採用になったときの精神的負担も大きくなります。
また、仕事をしていた時は整っていた生活リズムが、会社を辞めることにより崩れてしまう可能性があります。転職の意欲自体が低下する恐れもあり、生活習慣を整えることは重要です。
転職するにあたって知っておきたい転職の手順
転職するにあたって転職するまでの手順を確認しましょう。
転職活動には大きく分けて以下の5つのステップがあります。
- 事前準備
- 職務経歴書の作成
- 求人に応募する
- 面接の対策
- 内定・退職手続き
転職活動①:事前準備は入念に!
転職するにあたって事前準備は入念にしておく必要があります。
事前準備で自己分析や情報収集をしっかりしておかないと書類選考になかなか通らなかったり、面接までいけてもうまくアピールできず、転職に失敗してしまいかねません。
転職活動を始める前にまずは自己分析と情報収集をしっかり行い転職に向けての準備を整えましょう。
自己分析をし、自分の転職市場価値を知ろう
転職するにあたって自分の得手不得手や転職市場価値を改めて客観的に分析しておくことも大切です。
あなたの転職市場価値を正しく判断することで無理な転職に時間をかけてしまうことも防げますし、どこに転職したいのかまだ決まっていない場合も自己分析をすることで、あなたが興味がある職種や、活躍できそうな業界が見えてくることがあります。
興味のある業界や企業の情報収集をする
転職するにあたって転職希望先の企業や業界の情報収集は転職成功への重要なポイントになります。
特に未経験や異業種への転職の場合、転職希望先の企業や業界に関する知識が乏しいと転職した後「こんなはずじゃなかった」と後悔することになることもあります。
また、業界の知識を深めておくことで、自分の経験と繋げて志望動機を考える際により説得力のあるものにすることも可能ですし、面接での質疑応答でも転職への意欲をアピールすることができます。
転職活動②:職務経歴書の作成
転職するにあたってまずつまづく人が多いのが職務経歴書の作成です。「そもそも職務経歴書って何のためにいるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実は企業は応募書類から足切りをして、面接の質問も職務経歴書を参考にして作られています。
職務経歴書は書類選考の合否を大きく左右するものであり、あなたの面接の明暗も職務経歴書によって大きく分かれるといっても過言ではありません。
とはいえ、「書類審査に受かる職務経歴書」はテクニックをおさえることで誰でも作成できます。職務経歴書の作成は「【職務経歴書】書類選考7ステップで転職 通過率を上げろ!プロ直伝」を参考に完璧を目指しましょう。
履歴書
履歴書は応募書類の最初のステップです。履歴書は内定後に保管されるものであり、選考に直接影響をあたえるものではないです。
とはいえ、写真や職務などあなたの第一印象をきめるものになりますので、履歴書の作成も怠らず、マナーに則って丁寧かつ正確に作成しましょう。
転職活動③:求人に応募する
事前準備をしっかりしてあなたの転職先の希望がそろったら早速求人に応募しましょう。
求人に応募する際のポイントは以下の2点です。
複数の企業に応募する
転職するにあたっては求人の応募は一社に絞るのではなく、複数の企業に応募することをおすすめします。
『リクナビNEXT』による転職成功者100人に「内定が出るまでに何社応募したのか」を聞いたアンケートの結果が以下の通りです。
引用:リクナビNEXT
このアンケートを見てもわかるように、転職成功のためには10社以上応募している人も少なくなく、面接も複数回受けてやっと受かるのが転職の実情なのです。
未経験からの転職や年代が上がってきてからの転職ですと、さらに難易度も上がるため、数十社、場合によっては100社近く受けてやっと内定をもらえる、なんてことも。
転職成功をより確実なものにするためには「数打てば当たる」精神でなるべく複数の企業に応募しておきましょう。
より多くの求人を集めて応募する方法
より多くの求人を集めて応募するためには、多くの媒体を使って求人を探すことが大事です。
そんな時には転職エージェントが便利です。
転職エージェントを利用すれば、あなたの希望条件に絞って求人を探してくれますし、非公開求人という、インターネットには掲載されていない求人を持っています。
自分に合った企業や求人に応募する
複数の企業に応募することがおすすめとお伝えしましたが、的外れな求人にまで応募してしまっては時間の無駄です。
自己分析ができずにあなたに合った求人が何か、あなたが何をしたいのかを曖昧なまま応募を進めると、企業が求めている人材に当てはまらずに選考に落ちるでしょうし、入社しても「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
転職活動④:面接には対策を十分に行う
面接は内定を勝ち取るための最終関門です。
転職面接に向かうための服装や、面接でのマナーはもちろんですが、あなたの魅力をうまくアピールする方法や、逆質問の際に聞きたいことなどもあらかじめ用意しておくと良いでしょう。
面接準備の進め方については「転職の面接前に〇〇だけは見ておけ!転職エージェント社長の面接術」を参考にしてください。
基本的なマナーを抑える
当然のことではありますが、即戦力採用である転職面接では社会人としての基本的なマナーを抑えるのも必要です。
「合否55%が決まる!面接官のプロが伝えるマナー25選」では面接の時に押さえておきたいビジネスマナーをチェックリストにしているので、そちらで確認しておくと良いでしょう。
想定される質問への回答はあらかじめ用意しておく
普段人前で話すことになれている人や緊張しない人でも、人生がかかった転職面接では緊張して十分に自己アピールできず後悔する人が多いです。
企業がしてくる質問など、テンプレートのようなものばかりです。あらかじめ考えられる質問の答えや自己アピールを用意し練習をしておくことをおすすめします。
また、逆質問を求められる場合は積極的に質問をした方が転職の意欲をアピール出来ることもありますので、面接の際に聞きたいことも用意しておくと良いです。
転職活動⑤:内定・退職手続き
内定をもらったら転職活動終了ではありません。
内定をもらったら即入社!ではなく、内定を承諾する前にあなたの希望条件と合っているか確認が必要ですし、在職中に転職活動を進めていた場合、上司に退職の意思を伝えなければなりません。
採用条件の確認と退職交渉が完了するまでが転職です!下記の注意点に気をつけて転職の最後の行程を円滑に進めてください。
内定を承諾する時の注意点
内定を承諾する際に注意してよく確認したいのが以下の3点です。
- 会社の社風
- 採用条件
- 入社期限
転職活動に成功しても、想像していた雰囲気が違うと後悔しても遅いです。自分の目で確認しましょう。
また、労働に関する条件や金銭面の条件を確認してください。転職前と状況が変わらない、むしろ悪くなっている様なことには陥らないようにしましょう。
転職するか否かを入社期限前までしっかりと吟味し、それまでに内定承諾・退職交渉を計画的に行うようにしてくださいね。
円満に退職するには?
新しい職場で気持ちよく新生活をスタートするためにも、退職交渉を円滑に進め円満退社をすることはすごく重要です。
退職時にも社会人としてのマナーを忘れずに。
まずは直属の上司に退職の意思を伝えることになりますが、上司がちゃんと話し合える時間帯を狙って丁寧かつ誠実にあなたの退職に至った理由を伝えるようにしましょう。
上司に退職を引き止められたら?
もし退職を上司に引き止められて退職交渉がうまくいきそうにない場合は、上司がなぜあなたを引き止めているのかを考えて、上司が納得する理由を用意して退職交渉に臨みましょう。
「退職を引き止められたらどうしたらいいの!?対処法あり」に退職交渉のポイントをまとめているので、参考にしてみてくださいね。
転職に不安がある人は?
以上が転職するにあたって知っておきたい転職活動の一連の流れになります。
転職って意外とやるべきことが多く、時間もかかりますし、特に書類作成や面接対策などは1人でやっても正解がわからず不安な方も多いのではないでしょうか。
そこで、効率よく転職活動を進め、転職の成功率をあげるためにも、転職のプロである転職エージェントへの相談を強くお勧めします。
1人で転職活動をし、転職の手順や転職先の選択に誤ってしまった場合、転職に失敗し今後の人生を台無しにしてしまう可能性もあります。
転職エージェントに登録しておけば、無料で転職の過程においてすべての手続き・対策をサポートしてくれるので、転職活動をより楽にかつ確実に進めていくことが可能になります。
転職におすすめの転職エージェント5選
それでは具体的に転職におすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
ランキング | 登録必須度 | 詳細 | |
doda | 全ての方に 必須 | 顧客満足度が高い 丁寧な対応 ノウハウが好評 | |
リクルート エージェント | 全ての方に 必須 | 業界最大手の求人数 大手企業への転職実績多数 | |
パソナ キャリア | 初めての転職に 必須 | サポートが丁寧 非公開求人にも期待が寄せられる。 | |
マイナビ エージェント | 20代・第二新卒にオススメ | 20代・第二新卒の 求人情報が豊富 | |
JAC Recruitment | 外資・技術系に 必須 | スペシャリスト採用では実績No1 経験を生かせる。 |
要は転職エージェントには3~5社一気に登録 → 各エージェントの連絡スピードをチェック → 求人を的確に教えてくれるかチェック → 職務経歴書・模擬面接対策が丁寧かチェックするだけでいいんですよ。
あとは優秀な転職エージェントが、勝手に転職エージェントが求人を探して、企業に合わせた対策をしてくれて、年収交渉までやってくれるんです。
例えば、私が初めて転職をするなら、
「doda」「パソナキャリア」に必ず登録します。
「doda」は営業能力が高いこと、求人数が豊富、職務経歴書を丁寧に添削してくれることがメリットです。
「パソナキャリア」はとにかく対応が丁寧なので、転職が初めてでも安心して利用できることがメリットです。
さらに、転職に悩んでいる段階であれば、
「doda」に登録しておけば間違いはないですね。
「doda」は大手転職エージェントの中でも相談や面談の日程の融通が利きやすく、電話での相談から可能なので、転職に迷っている段階で相談だけという方でも利用しやすいです。
それでは具体的な転職エージェントの詳細をご紹介していきます。
doda | 顧客満足度が高く丁寧な対応とノウハウが好評
パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する「doda」は、顧客満足度が高い転職エージェントで営業能力や連絡スピードが高いです。
特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
- 年間約2万人の転職成功達成の実績
- 業界専門のアドバイザーが在籍
- 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人を保有
パソナキャリア | 初めての転職には必須
初めての転職活動や、サポート力を重視する方には「doda」と「パソナキャリア」の登録をおすすめします。
また、平日夕方や土日の面談や相談対応も可能なので、在職中の転職活動など、時間にあまり余裕がない方にとっては利用しやす転職エージェントです。
もちろん書類・面接選考の対策から退職手続きまで手厚くサポートしてくれます。
「パソナキャリア」は情報収集先として非常に強力な転職エージェントですので、情報収集を初めて行う方にもオススメです。
リクルートエージェント | 案件総数・内定決定率No.1
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マイナビエージェント | 20代・第二新卒にも強い
「マイナビエージェント」は、メリット・デメリットがはっきりしています。
メリット | デメリット |
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ハイキャリア案件を求めている方には「doda」に加え「JAC Recruitment」の登録はしておきましょう。
「JAC Recruitment」は外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。 質・量・サービス共にトップレベルなのでハイキャリア案件を求める方は「JAC Recruitment」に登録をして、ハイキャリアに特化した対策を行なっていきましょう。
まとめ
今回は転職するにあたって知っておきたい転職の流れを詳しく解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職を考えたら事前に転職の流れを把握し、計画的に転職活動を行うことが転職成功に繋がります。
また、1人で転職活動を進めることに不安のある方は迷う時間がもったいないので、すぐ転職のプロである転職エージェントに相談して効率的に転職活動を進めて転職成功を目指してくださいね。
この記事が転職を考えている方にとって転職活動を進める上でのヒントになれば幸いです。