実は難しい転職活動より退職交渉(切り出し方・理由・引き止め)

実は難しい転職活動より退職交渉(切り出し方・理由・引き止め)

こんにちは、株式会社Youth Planet代表、 転職エージェント堀田です。

求職者の方から以下のような不安をお伺いしました。

堀田さん、退職交渉っていつから始めれば良いんですか?もう転職活動のことで頭がいっぱいで、仕事に身が入らないし今すぐ辞めたいです。上司にも言い出しづらくて退職の切り出し方もよく分かりません。

転職エージェントをやっていて、実は転職活動より負荷がかかるのが退職交渉だと言われています

私自身も、実は退職交渉って3回やってるのですが、どれもそこまで上手くできたとは言い切れません。

そんな私の失敗や、実際にあった転職者の事例も交えながら皆さんには円満退社を達成するための退職交渉のやり方をお教えします。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

転職エージェント社長が見た退職交渉トラブル

ケース1:不動産投資営業

2ヶ月後に辞めたいと考えていて、上司に伝えたところ、そんな奴に金を払えないから今すぐやめろと言われ、翌日に退職させられた。ちゃんと貯金をしていなかったため、その後仕事がなかなか決まらず大変なことに。

ケース2:金融営業

退職交渉で、直属の上司に「この件は人事部にも伝えないで俺のところで止めといてやるから一度考え直してみな」と引き止められ、現職に残ることを決意したが、その数年後に実際に退職することになった際に、実際には人事部まで話が伝わっており、人事評価的に×が付いていたことを知らされた

ケース3:Web広告営業

有給休暇を消化後に退職したいと退職交渉をしたところ会社と揉めて、役職を落とされ、有給休暇も40日残っていたうちの10日しか使えず退職させられた

業界や会社にもよりますが、上記のようなパターンは本当に多いです。

退職交渉を始めてしまうと進むも地獄、戻るも地獄のような泥沼の状況になることがあるので、最新の注意を払いましょう。

私自身もサラリーマンの時は有給休暇は40日ありましたが「有給休暇消化できると思うなよ」と脅され、1日しか使わせてもらえませんでした。

退職交渉のタイミングと4つのステップ

上記のようなトラブルにならないためにも、良い切り出し方をしてほしいなと思いますが、実際にどのような切り出し方が良いのでしょうか。

退職交渉のタイミング

退職の1ヶ月前に伝えましょうとよく言われますが、これは会社にもよります。

まずはじめにチェックしてもらいたいのは、内定がなくなってしまうのが一番の大事故なので、転職先が決まっている場合は転職先の状況です。

転職先には、内定をもらっていつまでに入社した方が良いかは、必ず確認してください。

「3ヶ月以上かかってしまうとすぐに入社できる他の方に内定を出します。」

なんて言われてしまうこともあるので、退職交渉が長引いた時のために、まずはどこまで長引いて良いのか退職交渉のお尻の日付を必ず決めましょう。

そこまでやってから会社の規定に書いてある退職の通知日前にお伝えすることが礼儀です。

退職交渉の4つのステップ

退職交渉をスムーズに行う4つのステップを解説していきます。

①上司に退職の意志を伝える

まずは必ず直属の上司を別室に呼んで、伝えましょう

上司との関係性次第では、1対1で飲みに誘って切り出しても良いかとは思いますが、真面目な話なので酔った勢いで伝えることはしない方が良いです。

一番最初に切り出してください。くれぐれもメールで伝えたり、退職届をただ突き出すだけのようなことはやめてください。必ずトラブルになります。

たまに転職活動中のトラブルとして、平日に面接が入ったときに運悪くバレてしまう話 もあるので、以下の記事を参考にされて下さい。

仕事をしながら転職活動をしていると、今の仕事が忙しくてなかなか時間が取れませんよね。面接の日程を合わせるために、有給休日をとる?上司に相談した方がいいの?と悩みは尽きませんよね。特に平日の面接でのトラブルやリスクは多いためリアルな事例を紹介します。

②退職交渉スタート

よほど人が余っているという状況でない限り引き止めにあうでしょう。

もちろんあなたが重要な戦力だからということもあるでしょうが、上司としては「部下を辞めさせた」というレッテルを貼られたくないがために保身もあり、必死に止めてくるかもしてません。

しかし、ここで折れてしまったらこれまでの転職活動が台無しになってしまします。

意志を強く持って、上司には今までの感謝の気持ちと謝罪を誠心誠意伝えて理解してもらえるよう努めましょう。

③退職日や有給消化に関する交渉

「〇〇のプロジェクトが終わるまで待って欲しい」などと上司から申し出があることがあります。

ですが、重要なのは転職先での始業に支障がないようにすることなので、始業予定日から有給の残日も逆算して最終出勤日を決めましょう。

法律上、2週間後以降の退職日の設定であれば会社は受け入れざる終えませんし、決定権はあなたにあります。

また、有給取得も労働基準法で定められたあなたの権利です。

ここは強気に交渉していきましょう。

④退職届提出

上司から退職の了承を得たらすぐに退職届を出しましょう。

会社のフォーマットがあればそれを使用し、なければ以下の内容で退職届を書きましょう。

退職届
私事この度、一身上の都合により(退職日)を持って退職いたします。

(退職届を出す日付)
✖️✖️〇〇(あなたの名前)

(会社名)
代表取締役社長  (社長の名前)殿

退職届を書く際の注意点は以下の通りです。

  1. 「退職願」ではなく「退職届」
    ※「退職願」…退職のお願い/「退職届」…退職の宣言
    退職の了承を得ているので「退職届」にしましょう。「退職願」だと再び引き止めにあるかもしれません。
  2. 2行目の1番下に「私事」
    ※見本は横書きですが、本来縦書きが望ましいです。
  3. 退職理由は「一身上の都合」
  4. 退職日は上司と話し合って決まった退職日
  5. 宛先は会社名、社長の名前の後には「様」か「殿」

退職交渉は本当の理由を伝えるべき?

これもよくある質問なのですが、退職理由を嘘つく必要はあるかどうかという問題です。私は必要のない嘘をつかなくて良いと思います。

嘘をつくと巡り巡って大変なことになるので、誠実に次のステップでこういう風に進んでいきたいと伝えれば良いと思います。

とはいえ転職先の企業名とかを伝えたくないのであれば、伝える必要はないかと思います。ただあなたが誠実に向き合っていると皆さん退職後も応援してくれると思います。

退職交渉と同時に引継ぎも計画的に

退職交渉がうまくいかない、引き止めにあう、その大きな理由は「後継者がいない」ということです。

あなたが抜けることによりそのしわ寄せは同僚にいきます。あなたも退職交渉を続けているうちに上司にそこをつかれ、罪悪感が芽生えたり。

ここでつまづかないためにも誰でもあなたの後継者になれるよう引き継ぎの準備は計画的に行いましょう。

計画的に引き継ぎの準備をすることで、会社への誠意を見せることにもなり退職交渉もスムーズに進むでしょう。

意外と大変な退職交渉…乗り越えるには?

転職エージェントをやっていて一番困るのがこの引き止めパターンです。

求職者も現職企業も転職先企業もそして私たちも大騒ぎになります。

悩むことはもちろん求職者の方の自由なのですが、揺れに揺れて「やっぱり最初の予定通り転職して頑張ります」と決意した後に、転職先への入社予定日の前日にやっぱり辞めますなんていうこともごく稀に発生します。

あなたの入社の準備をしてオフィス用品や研修などを準備していた場合、その費用を請求されてもおかしくないので、本当に気をつけてください。

基本的に引き止めというのは自分が必要とされているんだと言う気持ちが湧いてきて残りたくなってしまい、現職に引き止めのために良い条件を出されたりして一時しのぎにはなりますが、そういう方はほとんど私のところに転職相談に戻ってきます。

私自身もメガバンクから転職を経験した時には、最初の転職は年収が100万円以上落ちるような転職の仕方をしていますが、それ以上に得られるのもが多ければ、条件なんかで流されることはまずないと思いますので、是非あなたも感情に訴えかける退職交渉にひるまず、あなたにとって最良の選択をしていただければと思います。

また、退職交渉後の転職活動をこれから始めると言う方も多いと思いますので、そういう方は、是非転職エージェントのサービスも活用してみて下さい。

転職エージェントは、これまで何百人〜何千人もの転職者をサポートしてきているので、実際に退職で揉めてしまうケースも経験してきています。

もちろん、あなたの判断次第なのですが、上司への伝え方などで困ったときも相談にのってくれて適切なアドバイスをお伝えすることができると思います。

実際に私も転職の経験があります 。転職が初めてだった為、大手転職エージェントのサポートを受けました。

下記の記事を参考にされて下さい。

転職エージェントってどうやって選べばいいの?実際に使った人の感想を聞きたい。元銀行員の現転職エージェント堀田が実際に転職をしてみた感想をブログにしてみました。転職を優位に進めたい方は必読です。
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