こんにちは、株式会社Youth Planet代表、 転職エージェント堀田です。
私自身、元メガバンクの銀行員で転職活動をした経験があり、海外で転職エージェントをしていた時は、年収2,000万円クラスのファンドマネージャーなどの転職支援も行なっていた経験があるため、本日は銀行員のための職務経歴書の書き方を指南したいと思います。
記事の最後に、職務経歴書のテンプレートも添付するので、是非銀行員（メガバンク・地銀・信金）で転職を考えている方は参考にしてください。
＜2024年2月の転職情報＞
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2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
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銀行員の職務経歴書の3Point
アタリマエの話ですが、職務経歴書を書く時は、銀行員としての経験を生かすような書き方をしないといけません。
銀行員は普通の会社員とは違う特殊な仕事です。
その為、メガバンクからの転職、地銀からの転職にしても、銀行員の仕事は人事にもうまく伝わらないことが多いので、以下の3Pointをしっかりと押さえて書くことが大事です。
Point1 数値を用いる
point2 退職理由をポジティブに表現
Point3 営業の量と質を意識して書く
Point1
数値を用いる
上述した通りですが、銀行員の仕事を理解していない人事にも、伝わりやすい職務経歴書を作成する必要があります。
そこで、業務のことをしっかりと書きながらも、数値を用いて客観的に表記することが大事になってきます。
2017年度：融資目標10億円に対し、実績15億円（達成率150%）
上記のように、目標と達成率が見えると、分かりやすいです。
銀行員は融資だけではなく、運用収益、口座や預金の獲得運動など目標の項目が多く、目標値も見えやすい仕事なので、必ず目標値に対してどれぐらい実績を作ってきたのかを、人事に見えるように職務経歴書に落とし込んでください。
なかなか達成率が良くなかったり、若手なので融資金額のボリュームが小さかったり、表彰などももらっていなかったり、職務経歴書に落とし込むと数字的に見栄えの悪い方は、同期の中での順位や、支社の中で初案件を達成したなど、違う目線であなたのやってきたことの難しさを表現するようにしてください。
Point2
退職希望理由をポジティブに表現
これは銀行員に限らずですが、銀行員の方は特にネガティブ要因で辞める方も多いので、退職理由がネガティブなだけにならないように注意してください。
特に給与や待遇面での不満だけを記載するのはNGです。
ただし、あまりにも常識を逸脱したサービス残業などが未だに横行していたり、パワハラやセクハラが行われている金融機関の一部の支店などもあったりします。
そういう被害にあっていた場合は、素直にそういうところを今回の転職で改善したいと記載しても良いです。
しかし、そんなことすらも転職の面接の笑い話のネタにする銀行員の方が好かれるのは間違い無いので、あえて書く必要がないと思う方は、よりポジティブな転職理由を記載することをオススメします。
以下のような理由は銀行員の方が良く使う転職希望理由です。
・早期にマネジメント経験を積みたいと考えているため
・財務面からサポートするのではなく、ビジネスを創る側に回りたいと考えているため
・よりお客様とWin-Winな関係を構築できる仕事をしたいと考えているため
他にもよくある銀行員の転職理由を別記事でまとめています。参考にされて下さい。
Point3
営業の量と質を意識して書く
銀行員の仕事の良いところは、「量で稼ぐ仕事」「質で稼ぐ仕事」の両方が出来ていることです。※ここを職務経歴書に落とし込まないのはもったいないです。
証券マンや生保レディのような仕事はどうしても行動量だけのアピールになりがちで、コンサルのような仕事だと質に偏りがちです。
銀行員の方は、その中間を狙いにいった方が、評価されやすいでしょう。
泥臭い仕事もできるし、複雑な案件も成約しているということを自己PRで文章で表現しても構いませんし、成約してきた案件実績などで表現しても構いませんので、人事に両面を持ち合わせていることを表現するようにすると他業界からの転職者との差をつけることができます。
銀行員の職務経歴書の雛形
最後に、元銀行員の私が表現する銀行員の為の職務経歴書のテンプレートをダウンロードしていただけるよう用意しましたので、参考にしていただければ幸いでございます。
銀行員 一般職の職務経歴書
一般職の職務経歴書は、他業界の事務職の人との差を出すことで転職成功率が一気に上がります。特に「業務の正確さ」「連携する力」「対人能力とタフさ」を意識して職務経歴書を作成してください。
女性行員の転職で悩んでいる方は、「女性銀行員が転職で必要な知識」を一読ください。
銀行員 営業職の職務経歴書
営業職の職務経歴書は、いかに量を担保しながら、頭を使い営業しているのかという点を押さえて下さい。特に「営業の行動力」「目標から逆算した行動ができる」「周りを巻き込む力」という点を押さえて作成して下さい。
銀行員の営業職の方で転職に悩んでいる方は、「銀行員の転職で必要な情報や具体的な転職先の事例」をご一読下さい。
まとめ
銀行員の業務内容は他の業界の人事には理解がされずらい為、職務経歴書の書き方次第では転職に苦戦してしまいます。
銀行員の職種別に押さえるべきポイントを理解し、他の業界の人事から見て魅力的な職務経歴書になるよう心掛けて作成していくことが、銀行からの転職に成功するPointになってきます。
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