メガバンクの転職の成功方法|メガバンクからの具体的な転職先は?

メガバンクの転職の成功方法|メガバンクからの具体的な転職先は?

メガバンクから転職

こんにちは、株式会社Youth Planet-転職エージェント編集部です。
ところで皆さん、メガバンクから転職を考えている人はどのくらいいるかご存知ですか?

弊社 株式会社Youth Planetでも、2018年に入ってメガバンクから転職を考えている方からお問い合わせが急増しています。

当サイトでも毎月約4,500人の銀行員から閲覧があり、かなり多くの行員から転職相談を受けております。

・メガバンクでの仕事にやりがいを持てない
・いつの間にかプライベートでも愚痴が出てしまう
・他業界で働いている同年代が羨ましい
・今後のメガバンクで働く価値が下がると考えると怖い

最近では、マイナス金利の長期化によるメガバンクの構造不況リーテル部門の封鎖に伴う人員削減AI活用による業務の見直しフィンテックの台等による環境変化も加わって、より多くの行員を転職へと駆り立てているようです。

(↓弊社代表 元メガバンク 堀田(@hotta73711703)のTwitter引用)

弊社代表も元メガバンク出身ですが、銀行員から転職するタイミングの傾向は、以下の3つの段階があると話しています。

・入行して3~5年目の第二新卒期
・30歳前後の最初の昇進のタイミング
・40代後半から始まる出向の時期

特に最近のトレンドに敏感な20代の行員は早々にメガバンクから転職を成功させて、他の業界・業種で活躍しているケースが多いです。

注意点は、メガバンクから転職を決意しても、年収や待遇でキャリアダウンしてしまうケース、良い転職先が見つかっても嫁ブロックプライドが邪魔をしてしまうケース等があることです。

付け加えると、基本的にメガバンク出身は他業界の人事から好まれますが、キャリアを考えずに転職活動を進めてしまうと、転職エージェントの質の低さに萎えて転職を諦めることもあるので注意が必要です。

・メガバンクからの転職で悩んでいる
・キャリアアップさせる求人の集め方が分からない
・時間的制約で転職活動が思うように進まない
・異業種転職の情報を正しく得られない
・一生メガバンクで働き続ける気はない

これらの悩みを抱えているメガバンクの方は、このページを全て一読していただくことで、メガバンクの転職に関する知識や、具体的な転職先メガバンクの転職で問題となる事例キャリアを落とさない求人の集め方等、弊社に蓄積してきたノウハウや逆オファーの事例を得ることができます。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

メガバンクから転職を検討している全ての方へ

まず初めに、メガバンクからすぐに転職を検討したいけど、このページを全て読んでいる時間があまりない…という方に向けて、このページの重要な箇所をまとめさせて頂きます。特に、メガバンクから異業種への転職を少しでも考えている方に一読して頂きたい部分です。

他業界の人事から見れば、メガバンクから転職をしたい20~30代前半の方は転職市場価値が高い為、労働環境改善、やりがいを持てる職に付くなど、転職を通じてあなたの可能性を飛躍的に広げることができます。

しかし、メガバンクからの転職で問題なのは、転職サイトでなんとなく求人を集めてしまうことや、ビジネスライクで短期的な視点で求人を紹介してくる転職エージェントを担当につけてしまうことです。

そこでメガバンクからの転職は、1,長期的なキャリアを一緒に考えてくれる2,条件の良いポジションで採用枠を作れる(ヘッドハンティングに近い転職方法)能力がある。この2つの条件に当てはまる転職エージェントを選ぶことで、転職を通じてあなたの希望する待遇、やりがいのある仕事に向けて力強く進んでいくことができるのです。

次の悩みに当てはまる場合は、株式会社リクルート主催のグッドエージェント賞2016」大賞を受賞した、メガバンク出身の転職エージェント 堀田誠人の転職相談を検討して見ましょう。(>>転職相談・キャリア相談を行う方はこちらから
・メガバンクのステータスを生かした転職ってどうやるの?
・長期的な視点でキャリアを積んでいく転職方法は?
・ヘッドハンティングに近い転職したいけど方法がわからない…
・すぐに転職を決めたい為スピーディに転職を決める方法は?
・どのようなキャリアを描くべきなのか悩んでいる

メガバンクからの転職先事例【弊社事例】

具体的に、メガバンクから転職しようと考えると、どんな転職の方法があるのか、弊社の転職支援を受けた2人の行員の逆オファーの事例を紹介します。

  1. 29歳(7年目)男性-Aさん
    学歴も東大で銀行ではエリートコース。企画畑で活躍しており、海外にいたこともあります。銀行で携わっている業務が、あまりにも大きな金額で行われていることで、手触り感のないビジネスに飽きて、ベンチャーなどで世の中を変えるようなサービスを作りたいと思い転職相談にきた方。逆オファーで数々のベンチャーから新しいポジションを作って頂き内定多数
  2. 25歳(3年目)男性-Bさん
    3年目に異動に伴い、パワハラ職の強い部署に。営業をやってきたが、もう大体銀行業務は覚えたし、これ以上は同じことの繰り返しのような気がしたため、逆オファーで金融業界以外を志望し大手企業に逆オファーで複数の内定を獲得

弊社がメガバンクからの転職で他の転職エージェントと差別化できるとすると、企業側に逆オファーをかけることができます。

通常、転職エージェントは非公開求人を保有しており、その中から求職者にマッチする求人を紹介していきますが、弊社では求職者の能力を企業側に売り込み、新しいポジションのオファー高い階層でのオファーを実現させることが可能です。

逆オファーの事例をご紹介します。

メガバンク29歳(7年目)男性-Aさん

Aさんは、メガバンクに入行し7年目(年収950万)で、銀行で携わっている業務が、あまりにも大きな金額で行われていることで、手触り感のないビジネスに飽きて、ベンチャーなどで世の中を変えるようなサービスを作りたいと思い転職相談にきた方です。

学歴も東大で銀行ではエリートコースで優秀な方でしたが、ジョブローテーションをしていた為、キャリアとして何か特化している部分はありませんでしたが、計数の管理から業務推進・企画などを行っており、取りうる選択肢の洗い出しや、プロコン整理からの結論出し等、論理的なアプローチはできる人物でした。

弊社では逆オファーとして、各ベンチャーとカジュアル面談を組んで頂き、求人にはないポジションを打診しました。

Aさんは数々の有名ベンチャーから、非公開求人にも存在しないポジションでオファーを受けることができました。

メガバンク25歳(3年目)男性-Bさん

Bさんは2年目で営業成績で優秀な成績を残された方でした。3年目の異動に伴い、パワハラ文化の強い部署に。大体銀行業務は覚えたし、これ以上は同じことの繰り返しのような気がしたため、金融業界以外を志望し転職相談に来た方です。

学歴自体は目を見張るものではありませんでしたが、人間性、人格、キャプテンシーに優れた人物で、社内表彰も獲得していました。

弊社では逆オファーとして、大手企業とカジュアル面談を組んで頂き、通常のポジションより高い階層を打診しました。

Bさんは、大手企業にカジュアル面談を組んでもらい、2社から内定。オファーも通常より高い階層で内定を取得することができました。

弊社代表もメガバンクからの転職組

こんにちは、株式会社Youth Planet代表、 転職エージェント堀田 です。私もメガバンクから転職を経験しました。

私は新卒でメガバンクに入社して、3年間働いて転職が活発な海外人材会社に転職をしてハイキャリア層を担当していました。

メガバンク時代は法人営業をして、融資や運用の提案をしていました。

メガバンクからの転職を考えている方は参考までに読んでみてください。

転職活動はどれだけやったの?

転職活動は転職エージェントを通して、外資のコンサル、ベンチャー、人材会社と全部で3社受けました。

幸運なことに全て内定をもらったのですが、海外にアジア拠点を作るタイミングだったIntelligenceに決断することにしました。

メガバンクを辞めるのは反対されなかった?

めちゃくちゃ反対されました。私の両親も含めて20人ぐらいに相談しましたが、19人にメガバンクに残れと言われました。

メガバンクでも海外駐在の内示を頂いておりました。場所は中国かベトナムかインドネシアのどこかではありましたが、海外駐在の手当もつくし、とても高級なコンドミニアムにも無料で住めるし、語学学校にも無料で通わせてくれます。

反面、Intelligenceは現地採用扱いにしかしてくれないため家賃補助もなく、インセンティブで稼ぐ給与形態になっているので、ベース給与もメガバンクから200万円は落ちるオファーでした。

優秀なサラリーマンがいることを知ってメガバンクを辞めた

2人が私を転職に決断させてくれた方達なのですが、2人ともなかなかお目にかかれないような優秀なサラリーマンでした。

  • 20人に相談して1人だけ賛成してくれた人
  • Intelligence Asiaの社長

2人ともお会いした当時は30代の方だったのですが、1人の方は20代の時に会社を作って小学館に会社をバイアウトして、その後企業内VCで自由に世界を飛び回っていたり、もう1人も社内ベンチャーを立ち上げて従業員数百名の巨大な組織を作っていたり。

メガバンクにももちろん優秀な方はいっぱいいるのですが、社内政治の上手さと勉強的な頭の良さを兼ね備えた官僚的な優秀さがある方が出世していくイメージでした。

このパターンの場合は1人のビジネスマンとして、市場価値としての実力が見えづらく、銀行以外の組織では意外と必要とされない人物になってしまっている可能性があるのも怖い点でした。

しかし、それとは違ったベンチャー組織の優秀な方達に出会ったことで、自分自身がなりたい将来像はメガバンクの部長ではなく、どんどんチャレンジして自由に生きていて色んな企業から引っ張り凧のこの2人のような大人なんだなと思ったのが一番の転職決断の理由です。

給与が上がりすぎるのも怖かった

給与面に関しては、メガバンクは他の企業と比べて給与の立ち上がりが早く、30歳で年収1,000万円もらえてしまう組織なので、入社3年ぐらいで辞めないと、給与が世の中の水準より高くなりすぎてしまいます。

これは私にとっては、「給与が下がるから怖い」というよりもメガバンクで年数を重ねれば、むしろ給与が高くなりすぎて、どんどん転職へのハードルが高くなってしまうという点で怖さを感じてしまい、私にとっては転職を後押ししてくれた理由の1つでもあります。

20代-30代前半で転職に迷っているメガバンクの方へ

最後にお伝えしたいのは、転職は長期的なキャリアの視点で考えていくことをオススメします。

もし今20代-30代前半で初めての転職に二の足を踏んでいるような方、転職の決断で迷っている方がいましたら、勤務条件だけで決めないということだけは意識してください。

転職を企業の条件面だけで判断するような点でとらえるのではなく、将来に自分がなりたい姿」に近づくための線で考えた転職活動をしてください。

あなただけのゴールから逆算して、次の転職先がそのゴールへの道筋にあるのかを考えることが大事です。

もし迷うようなことがありましたら、ぜひ転職エージェントの堀田にお気軽に相談にいらしてください。

>>転職エージェント堀田の転職相談はこちらから

メガバンクから転職する理由

メガバンクから転職する理由やキッカケを分類すると外部的要因内部的要因の2つが影響していると言われています。

外部的要因はマイナス金利の長期化によるメガバンクの構造不況やリーテル部門の封鎖に伴う人員削減が大きな不安を与えています。

内部的要因はメガバンクの厳しいノルマやパワハラ、キャリアを積んでもマネジメント能力が一向につかないことが挙げられます。日々の精神的ストレスがメガバンクからの転職を駆り立てています。

※ メガバンクの行員の本心は内部的要因で、銀行の古い組織構造に嫌気が差して転職に踏み切る方が非常に多いです。

メガバンクの外部的要因

メガバンクから転職を検討する外部的要因は3メガが決断した営業店の封鎖と行員削減が不安を与えていると言われています。

2017年にメガバンクグループが相次いで打ち出したリシャッフルビジョン(みずほ「10年間で1万9000人」、三菱UFJは「2023年度までに6000人程」、三井住友でも「2019年度までに1500人分以上」という人員削減のビジョン)により、メガバンクの大転換期が訪れている。

メガバンクの採用側でもすでに影響が出ている

若い人ほどトレンドに敏感と言われていますが、メガバンクの20代の中でも転職希望者が増えている中、メガバンクの採用側ではより顕著に数字として影響が出てしまっています。

特に一般職の採用数はかなり減っており、女子学生は三菱UJF銀行が2→5位三菱住友銀行8→17位みずほ銀行1位→24位と大幅に順位を落として、メガバンクの大転換期に対していち早く反応を見せている状況です。

メガバンクの内部的要因

メガバンクから転職をしたいと考える行員は、パワハラや無駄な飲み会や、メガバンク特有のルールなどの内部的要因に嫌気が差して転職を考え始めることが多いです。

パワハラ

メガバンクでのパワハラは、昔と比べると改善されてきてはいますが、それでも支店長が神様という独特の文化はまだまだ変わらないようです。

先日、弊社に転職相談にきたメガバンクの方もパワハラの文化が強い部署に配属されてしまい、もう精神的に疲弊してしまった為転職を決意したという方がいました。

>>銀行員のパワハラストーリーはこちら

無駄な飲み会が多い

守秘義務が多い仕事なのでなかなか社外の人と仕事の話がしづらいというのもあるかもしれませんが、メガバンク内は基本的にお酒好きな人が多いです。

メガバンク内での飲み会がとにかく多く、常に愚痴か社内人事の話をしています。

時にはためになる説教もありますが、大半はお金と時間を潰して上司の機嫌をとっている無駄な時間と感じる人が多いようです。

どうでも良いことに時間をかける

メガバンクはとにかく組織が大きくて、ルールも多く、減点を恐れて責任逃れをする人が多いので、無駄な動きがとても多いです。

例えば、1つお客様に提案をするだけでも、上司全員から承認の印鑑をもらって、本部の色んな部署に照会をして、資料には「〇〇部の△△さん確認済み」というような一言を書き加えたりしませんか?

これによってトラブルが起きた時に、責任を他部署の人になすりつけることが出来るのです…。

メガバンクから転職を考える3つの節目

メガバンクから転職を考える3つの節目は以下の3つのタイミングです。

・第二新卒期
・30歳前後
・出向後

第二新卒でメガバンクから転職

メガバンクから転職を最初に考えるのは入行して3~5年目の第二新卒期と言われる時期です。

入行からメガバンク特有の厳しいノルマに耐え3年目、5年目の節目のタイミングで転職を検討する人は多いです。傾向としては、転職を機に金融業界から離れる傾向が強いのもメガバンク第二新卒期の特徴です。

他業界の人事からの視点では、メガバンクに入社すると社会人としてのマナーも叩き込まれすし、ゴリゴリ業務を遂行する力やストレス耐性に強い点として非常に高い評価を得られます。

30代前後でメガバンクから転職

次にメガバンクから転職を考えるタイミングは、30代前後でメガバンク内の出世レースに疲れたり、レースの階段を踏み外した時です。

入行した年齢にもよりますが、30前後にメガバンク内で初めての昇進のタイミングがやってきて、長い長い出世レースに巻き込まれ始めます。

メガバンクの出世レースは1年でも遅れてしまうと巻き返しが難しいのが現実です。最初の昇進の階段を踏み外してしまった人たちは「1年遅れ」というレッテルを貼られてしまい、メガバンクからの転職を考え始めます。

ここで注意したいのは、メガバンクは他の業界や地銀と比べると年収が高く、すでに過程を持っている人も多い為、給与水準を落としたくない銀行員も多いので転職は戦略的に進める必要があることです。

出向後にメガバンクから転職

最後のメガバンクからの転職の波は40代後半から始まる出向の時期です。

最後までメガバンク内で社会人生活を終えられる人は、頭取以外にはほぼいません。メガバンクから出向しても出向先の企業と合わなかったり、出向後に給与が激減したりすると、メガバンクから転職を考える人が増えてきます。

転職エージェントとしてアドバイスをするなら、40代で転職をするならこれまでの銀行員生活の中で仲の良いお客さんの企業に役員や財務部長として引っ張ってもらう転職を考えることです。

例えば銀行員でいうなら、任天堂の君島達己氏(旧三和銀行)、アサヒビールの樋口広太郎氏(旧住友銀行)、バンダイナムコホールディングスの高須武男氏(旧三和銀行)などのケースが代表例ですが、中小企業には多くの銀行出身の役員や財務部長がいます。

メガバンクの転職先

メガバンクの転職先といっても、メガバンクの一般職、メガバンクの営業、メガバンクの本部と身につけているスキルや経験が異なる為、弊社の独自の調査でメガバンクからの転職先を職種別に整理しました。

メガバンクの転職先は20代~30代前半では異業種への転職の道が開かれていて、十分に転職後も活躍している方も多い為、異業種への転職を含めて検討していきましょう。

一般職の転職先

メガバンクの一般職は業務の正確さ連携する力対人能力とタフさを兼ね備えているため、転職先は求人さえ確保できれば、幅広く選択肢があります。

メガバンクの一般職の親和性の高い業種は以下です。やはり事務系の方が多いですが、対人能力を生かした職種も選択肢に入ってきます。

  • 一般事務・営業事務
  • 経理アシスタント
  • 査定系の仕事(保険会社査定事務)
  • 人事アシスタント
  • カウンター職(住宅、旅行)
  • 秘書
  • 受付

営業(個人営業・法人営業)の転職先

メガバンクの営業(個人営業・法人営業)は他業界の同年代と比べると、ゴリゴリとノルマを遂行していく営業の行動力目標から逆算した行動ができる、周りを巻き込む力がある点で企業からウケが良いでしょう。

メガバンク営業からの転職先としては無形商材の営業が多いです。稼ぎたい思考の人は外資の金融なども多いです。実は営業力のある方だと人事の採用のポジションなども銀行員は結構引き合いがあります。

  • 無形商材の営業(人材・IT)
  • ベンチャーのCFOや企画
  • コンサルティング業界
  • 人事
  • 外資金融
  • 経理・財務
  • 海外転職

本部(管理・企画・推進・審査)の転職先

メガバンクの本部(管理・企画・推進・審査)は業務全体像を把握する力PDCAを回す力、ジョブローテーションで知識や経験が豊富という点で以下の転職先が考えられます。

  • 一般企業の管理・企画部門
  • ベンチャー企業
  • 無形商材の営業(人材・IT)
  • 外資金融
  • コンサルティング業界
  • 海外転職

メガバンクの本部から転職先は様々で、営業系に戻る方もいれば、自分の今の職種で専門的にやりたいという方も多いです。海外転勤を機に、銀行をやめて海外就職をする人も多いです。

メガバンクからの転職を諦める人

メガバンクから転職を成功させたとしても、最終的に転職を諦める人が少なくありません。

メガバンクに勤めていることがステータスで家族から反対されることや、出世に失敗した人がするものというレッテルを貼られることがあるようです。

メガバンクから転職を諦める人は「転職は成功して、本当は転職したいけど、家族や周囲の目もあるしやっぱり銀行員を続けよう」と思ってしまうようです。

ケース1 : プライド

メガバンクからの転職に躊躇する理由の1つに” プライド “があるようです。

メガバンクに勤めていると、普段からお客さんや友人から「メガバンクで働いていて優秀だね!」と言われる機会が多いのではないでしょうか?

一方で、親世代から見れば、転職する人=失敗した人と思われてしまうケースもあるようなので、余計にメガバンクから転職することにプライドが邪魔してしまい転職を諦める人も少なくありません。

ケース2 : 嫁・家族ブロック

メガバンクから転職を諦めるケースは、奥さんや家族からのブロックがあることも多いです。例えば、元々奥さんに転職を相談して始めた転職活動でしたが、結局は転職に反対されてしまい、説得ができなかった事例もあります。

確かに、結婚をしていると家族のことも考える必要が出てくるので、奥さんを説得することにも力を注ぐ必要があるようです。

ケース3 : 年収・待遇

メガバンクから大手の人材会社(ポジションはマネージャー)への転職を成功させたCさんは、銀行に退職交渉をした際に、銀行側から引き止めが発生したのです。

Cさんの好きな部署に異動して良いという条件つきの引き止めでした。Aさんは年収もメガバンクで働いている方が良いし、エリート部署に異動させてもらい、転職を断りました。

目先の年収と部署異動させてもらえるという甘い蜜に誘われて、マネージャーという経験を積みたいという当初の目標を見失ってしまったのです。

メガバンクから転職しないと後悔するのか

メガバンクから転職をしたいと思っているなら、家族ブロックなどを押し切って、転職を行うことを強くオススメします。

弊社に転職相談にきて、最終的に転職をしなかった方から後日「転職をしなくて後悔している」と連絡があることが多いからです。転職をしたいと悩んだまま、銀行に残ってしまうと結局後悔するものです。

後悔事例:Aさん

正直もうどこに向かっているか分からず淡々と業務をこなしている。すでに30代になってしまい、ポテンシャル採用をしてくれる会社もないし、とりあえず現状から逃げるために海外転勤の希望をずっと出し続けている状況

後悔事例:Bさん

転職活動をするか悩んでいて、身の入らないまま仕事をしていたら、出世も遅れてしまった。でももう自分にこんな良い給料を出してくれる会社はないし、仕事はつまらないけど辞められない

後悔事例:Cさん

転勤した部署は銀行内ではエリート部署ではあるが、一番若手になってしまい雑用ばかりさせられていて、つまらない。キャリアとしてもスキルがついているのか分からなくなってしまった。あの時転職しなかった自分を後悔している。

メガバンク出身者が評価されるスキル

メガバンクで培った経験やスキルは同業種への転職でなく、異業種への転職においても強みになります。

メガバンクから転職する際に評価されやすいスキルや経験は以下の5つです。

財務分析経験

コーポレイトファイナンス系の業務に就くのであれば財務分析経験は必須になります。

基本手な内容でも異業種の馴染みのない方には財務分析はハードルが高く精通している方は少ないのでメガバンクでの財務分析経験は強みになります。

M&Aや事業再生、融資といった業務に限らず、資金調達、企画事業などでも定量的に数字を分析してきた経験は評価されるでしょう。

法人営業経験

メガバンクで法人営業業務に従事してきた経験は異業種の営業職でも高く評価されます。

コンサルティングスキル

事業再生コンサルティング・事業再生ファウンドにおいては、メガバンクで銀行という立場から業績不振先の対応や不良債権処理に従事してきた経験は異業種でも高く評価されます。

事業再生の業務では、銀行は重要なステークホルダーの1つであり、銀行という立場でコンサルティングを行なっていた経験が役に立つことは多く、また銀行の目線・考え方が分かっていることは、立場が変わっても役に立ちます。

経営・営業・事務等の企画経験

メガバンクで経営・営業・事務等の企画系業務に従事してきた経験は、金融機関を対象としたコンサルティングフィールドで高く評価されます。

また、海外進出企画やマーケティング企画など銀行に特化しない企画業務の経験は異業種においても活かせることが多いでしょう。

リスク管理力

リーマンショック以降、世界中の金融機関でリスク管理態勢を一層強化する動きがあり、国内外の金融機関ではリスク管理や規制対応関連のポジションの強化が進みました。

金融機関に対して最先端のリスク管理・規制対応のノウハウを提供するコンサルティングファームでも、メガバンクなどの金融機関でリスク分野の経験をお持ちの方を積極的に採用しています。

メガバンクから転職を成功させる方法

メガバンクから転職を成功させる方法は、長期的なキャリアを意識して求人を探すことです。その為に、キャリアに精通した転職エージェントのアドバイスを受けることです。

「転職 成功」とググると分かると思いますが、全て短期的な視点で内定が取れる方法、年収が上がる方法などが書かれています。しかし、転職を成功させる為には、あなたが将来的にどのようなキャリアを描いているのかが重要となります。

転職を通じてキャリアを積み上げていく人の多くは、キャリアに精通した転職エージェントと何年も仲良くして、定期的に職務経歴書を一緒に見直しして、二人三脚でキャリアを考えていきます。

しかし、大手転職エージェントは基本的に登録後3ヶ月しか面倒を見ることができないので、長期的に求職者に寄り添ってキャリアを考えることができません。

今メガバンクというステータスを手にしているのであれば、それを生かして長期的にどのようなキャリアを作っていくのかを本気で考え、キャリアに精通したエージェントと一緒に実現していくことが、本質的に転職を成功させるということが大切です。

>>長期的なキャリアに寄り添える転職エージェントの事例

40代 | メガバンクからの転職方法

補足として、40代でのメガバンクからの転職方法は、仲の良い企業に引き抜いてもらうことも転職方法としてはアリです。

転職市場から見れば、40代での転職は需要と供給が成り立たず、なかなか内定をもらうことができません。

そこで、メガバンク時代に仲良くなった企業さんに引き抜いてもらうようなコネクションでの転職がオススメです。

メガバンクから転職するなら今がオススメ

メガバンクから転職をするなら今がオススメです

その理由としては、現在転職市場が活発化してきて、他業界からポテンシャル採用や即戦力採用が積極的に行われているからです。

過去44年間で最も転職がしやすい時期

実は現在、過去44年間の中で最も転職がしやすい時期です。

なぜなら、今が好景気だからです。

日経平均株価も2017年11月に25年ぶりの高水準になっていて、企業も人員計画を含め人員を増やす為に中途採用にも力を入れているのです。

そして、昔はメガバンクからの転職は外資の銀行など金融業界への転職が多かったのですが、現在は他業界への転職がアタリマエになってきているので、メガバンク内で培った能力を買われ、銀行員も転職後に活躍できる場が広がっているのです。

(引用:日経新聞)

日経新聞の記事にも「有効求人倍率(求職者一人に対する求人数)」が44年ぶりに過去最高の水準を叩き出したことが取り上げられていましたよね。

もし転職を少しでも悩んでいるなら、転職しやすい時期を逃さない為に早め早めに行動してください。

※ 一生メガバンクで生きていくイメージができるなら問題ありませんが、その覚悟がない方はまずは転職相談から始めましょう。

メガバンクから転職を検討している方へ

金融出身でメガバンクからの転職に強い、弊社 株式会社Youth Planetが親身になってサポートいたします。

メガバンクで経験を積んだ方は職種によって少し異なって来ますが、ゴリゴリと業務を遂行する力や社会人としての教養やマナーをしっかり身につけている為、非常に転職市場価値は高いです。

一方で、他の業界の採用担当者や面接官に、メガバンクで身につけたスキルや経験を上手く伝えることが難しいことも事実です。

弊社 株式会社Youth Planetではメガバンク出身の転職エージェントが多数おり、メガバンクからキャリアアップしたい求職者から高い評価を受けております。

メガバンクで経験を積んだ人がPRすべきポイントを盛り込んだ職務経歴書の作成方法、銀行員ならではの苦しみに寄り添いながら納得できる転職先のご紹介、手厚い求人情報の提供などを徹底サポートをお手伝いさせて頂いております。

>>金融出身の転職エージェントが多数所属 株式会社Youth Planetに是非ご相談ください!

転職エージェントのYouth Planetが考える「良い転職」

弊社 株式会社Youth Planetが考える「良い転職」とは以下の2点です。

・転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持てること
・自分の将来ありたい姿と紐づいている転職

転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持てること

弊社 株式会社Youth Planetでは、転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持って転職後のキャリアを作っていくことを「良い転職」と定義しております。

一見当たり前のことと思われるかもしれませんが、弊社に転職相談に来られる方の大半は、自分自身の意思で入社されていないことが多いのです。

周囲からの期待に応える為に大手に入社した、親が勧める会社だから入社した、評判の良い会社だったから入社した、など周囲や両親の意見に流されて入社されていることが多いと感じます。

もちろん、他者の意見に耳を傾けることは重要なことですが、自分自身で理解と納得をしてキャリアの選択を行わないと、転職後に定着と活躍が出来ずに再度転職をしてしまうことに繋がってしまうのです。

自分の将来ありたい姿と紐づいている転職

株式会社Youth Planetでは、転職者が将来ありたい姿をヒアリングしていきます。

給料が良い、有名な会社、わかりやすい魅力、親に行きなさいと言われた会社に入社された方は高確率でミスマッチが起きていることが多いです。これは約30年前から、大卒で3割以上の方が3年以内に辞めている現実にあります。

弊社 株式会社Youth Planetでも多くの転職相談を受ける中で、「就活をなんとなく決めてしまった」「自分の意思ではなく、周囲の意見を優先させてしまった」「企業の規模で就職先を決めた」「入社後の業務内容までよく考えていなかった」という、思考停止状態で会社を選んでしまった人が非常に多いと感じております。

入社後、仕事は人生の大半の時間を占めるようになり、自分の将来ありたい姿・価値観に合っていないと、人生に悪影響を及ぼしてしまいます。

仕事で感じた喜びや楽しさ、苦しさなど様々な体験があなたの人生に影響を与えていくので、中期的・長期的な自分のありたい姿と合っているか、繋がっていくのかということを検討して転職活動を行うことをオススメしています。

最後に・・・

2018年に銀行員からの転職相談が急増していて、他業界の採用担当者もメガバンク出身の転職者を確保しようと活発に動いています。

しかし、良質な求人を集める方法や職務経歴書にメガバンクで培ったスキルや経験を十分に盛り込んで作成して準備をしないと、転職後後悔をしてしまいます。

1社目はメガバンクで働いていて、2社目をなんとなく選んだ企業に入社してしまって納得・満足感を得られず半年もせずにまた転職をしたいと相談にくる方も中にはいます。

しかし、採用目線からすれば、短期的に転職を繰り返してしまう転職者は「またすぐに辞めてしまうだろう」とレッテルを貼られてしまうのです。

せっかく”メガバンク”という立場で転職が出来るので、キャリアアップも十分に出来るチャンスを無駄にしないで転職を成功させて頂きたいと思います。

メガバンクから転職を成功させる為には「長期的な視点でキャリアを考えること」が重要になってきます。

もちろん、仲の良い企業から引き抜いてもらうことや転職サイトで求人を検索することも方法としてありますが、20代から30代前半の方は企業から引き抜いてもらうことは難しく、ビジネスライクで短期的な転職エージェントを担当につけてしまうと、転職後に後悔してしまいます。

なぜ弊社がメガバンクからの転職に強いエージェントなのか?

金融業界出身の転職エージェントが多数所属
質の高い求人を保有
満足度の高い転職相談

弊社 株式会社Youth Planetでは上述した通り、メガバンク出身の転職エージェントが多数所属している為、メガバンクからの転職が強みです。

弊社の特徴の1つに「質の高い求人を保有している」ことが上げられます。弊社は20社・30社も求人をご紹介することはありません。なぜなら大量に求人を送りつけることは転職者にとって、負荷がかかってしまうと考えているからです。十分にキャリアの棚卸しやヒアリングを重ねて、転職後満足・納得出来るようリサーチしてから、求人をご紹介させて頂いております。

また、弊社では満足度の高い転職相談を行っております。転職エージェントによっては、転職相談でヒアリングも行わず、ひたすら転職しやすい求人(ブラック企業や常に人が足りていない企業)しか紹介されない場合もあります。

弊社では、転職後も満足してキャリアを作ってもらえるよう求人紹介を行う前に十分なヒアリングを行い、価値観や将来なりたい姿をイメージして転職の軸を固めて頂いた上で、求人紹介を行っていきます。

その他にも、転職に関する全てのサポート(メガバンクから転職に必要な職務経歴書の添削、銀行員に最適な面接対策、めんどくさい面接の調整、希望に近づける為の年収交渉)を一括してサポートしております。

>>株式会社Youth Planeから転職を成功させた銀行員の方の話

地銀から大手人材派会社へ転職を成功させた Iさん。年収は340万→540万まで上げることができ、業務のストレスからも大幅に解放されたそうです。Iさんから、地銀からの転職を検討されている方に向けて「銀行員って思っていた以上に市場価値が高くて、銀行員の時より年収が大幅に上がったから銀行員から転職を考えている方はどんどん転職すべき!」とメッセージがあります。

<銀行員からの転職 | 関連記事>

地銀から転職活動を行ったHさん。結果として地銀でキャリアを積んでいこうと思った理由や、転職活動を行った感想、また複数の転職エージェントを利用した感想を赤裸々に語っていただきました。Hさんは最終的に地銀に残る決意をしましたが、納得して今のキャリアに向き向き合えることも転職活動の醍醐味だと思います。
私自身、元メガバンクの銀行員で転職活動をした経験があり、海外で転職エージェントをしていた時は、年収2,000万円クラスのファンドマネージャーなどの転職支援も行なっていた経験があるため、本日は銀行員のための職務経歴書の書き方を指南したいと思います。
銀行員のあなた!!銀行員の職種別(一般職・営業・本部)に自己PRでなにを強みとして話していますか?一般企業の人事が銀行員で転職してくる人に求めていること、やっぱり銀行員の人ってすごいなと思ってくれるポイントを整理してみました。
採用側の視点で年齢別に分けて銀行員の転職の強みと転職先をまとめました。銀行員は年齢によっては転職が不利になることも正直あります。銀行員の転職の強みを正確に把握して、転職を考えていきましょう。
弊社では、銀行員から転職相談が増えている中、銀行員の転職理由・退職理由の質問が多い為記事にまとめてみました。銀行から思い切って転職活動をしよう!と考えているが、「ノルマが厳しいから辞めるなんて甘いのかな?」「やりがいを感じられないからは通用するのか?」「今の業務内容に不満があることをどこまで正直に話して良いのか?」などと転職理由・退職理由の悩みは幅広く存在しています。