地方銀行から転職 | 地銀の具体的転職先は?【元銀行員監修】

地方銀行から転職 | 地銀の具体的転職先は?【元銀行員監修】

銀行員が転職する理由

こんにちは、株式会社Youth Planet-転職エージェント編集部です。
ところで皆さん、地銀から転職を考えている人はどのくらいいるかご存知ですか?

弊社 株式会社Youth Planetでも、2018年に入って地銀から転職を考えている方からお問い合わせが急増しています。

当サイトでも毎月約4,500人の銀行員から閲覧があり、かなり多くの行員から転職相談を受けております。

・今の仕事にやりがいを持てない。
・いつの間にかプライベートでも愚痴ばかり出てしまう自分が嫌だ。
・他業界で働いている人たちが羨ましくなった。
・今後の地方銀行員の価値が下がると考えると怖い。

最近の地銀のトレンドでは関東地銀の経営統合で動き出した地銀大再編の波に巻き込まれて、将来のキャリアに不安を覚えたり、パワハラに耐えられなくて転職を検討する方が増えています。

銀行員の転職が増えるタイミングは、以下のの3つの段階があります。

・入行して3~5年目の第二新卒期
・30歳前後の最初の昇進のタイミング
・40代後半から始まる出向の時期

特にトレンドに敏感な20代の方は早々に地銀から転職を始めて、キャリアアップに成功しているケースが多いです。

注意点は、地銀から転職を決意しても、年収や待遇でキャリアアップできる人とキャリアダウンしてしまう人に別れてしまいます。

基本的に地方銀行員は他業界の人事から好まれますが、何も分からないまま転職活動を進めてしまうと、エージェントや企業から足元を見られてしまうこともあるので注意が必要です。

・地銀からの転職で悩んでいる方
・転職活動を始めて良質な求人の集め方に悩んでいる方
・遠距離転職活動に自信がない方
・時間的制約で転職活動が思うように進まない
・異業種転職の情報を正しく得られない

これらの悩みを抱えている、地方銀行員の方は、このページを全て読んでいただくことで、地方銀行員としてPRすべきことや、銀行員の転職先、地銀からの転職で問題となる遠距離転職の方法キャリアを落とさない求人の集め方等、弊社に蓄積してきたノウハウや転職方法論などを得られることができます。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

地銀から転職を検討している全ての方へ

まず初めに、地銀からすぐにでも転職を検討したいけど、このページを読んでいる時間があまりない…という方に向けて、このページの重要な部分をまとめさせていただきます。特に、地銀から異業種への転職を少しでも考えている方に一読して頂きたい部分です。

地銀からの転職は転職先はあるものの、周囲の反対も大きいことも1つ頭に入れておきましょう。

しかし、他業界の人事から見れば、地銀から転職をしたい20代~30代前半の方は転職市場価値が高い為、労働環境改善や年収アップ、やりがいを持てる職に付くことなど、転職を通じてあなたの可能性を飛躍的に広げることができます。

しかし、地銀からの転職で問題なのは、ハローワークや転職サイトでなんとなく求人を集めてしまうことや、ビジネスライクで短期的な視点で求人を紹介してくる転職エージェントを担当につけてしまうことです。

そこで地銀からの転職は、1,長期的なキャリアを一緒に考えてくれる、2,金融業界からの転職に強い 。この2つの条件に当てはまる転職エージェントを選ぶことで、転職を通じてあなたの希望する待遇や年収に向けて力強く進むことができるのです。

次の悩みに当てはまる場合は、株式会社リクルート主催のグッドエージェント賞2016」大賞を受賞した、銀行出身の転職エージェント 堀田誠人の転職相談を検討して見ましょう。(>>転職相談・キャリア相談を行う方はこちらから
・ 地方銀行員のステータスを生かした転職ってどうやるの?
・ 地銀から東京などの遠距離転職はきつそう…
・ 長期的な視点でキャリアを積んで行く転職方法は?
・ すぐに転職を決めたいのでスピーディに転職を決める方法は?
・ 人事にウケる銀行員の職務経歴書の書き方は?

>>弊社が地銀からの転職に強い理由

地銀から大手人材派会社へ転職を成功させた Iさん。年収は340万→540万まで上げることができ、業務のストレスからも大幅に解放されたそうです。Iさんから、地銀からの転職を検討されている方に向けて「銀行員って思っていた以上に市場価値が高くて、銀行員の時より年収が大幅に上がったから銀行員から転職を考えている方はどんどん転職すべき!」とメッセージがあります。

地銀から転職する理由

地銀から転職を検討している銀行員が、転職を考えるキッカケは外部的要因内部的要因の2つに分けることができます。

  1. 外部的要因
    地銀の業界再編の波
  2. 内部的要因
    厳しいノルマ
    パワハラ
    やりがいを持てない

外部的要因は地銀が経営統合による業界再編の波です。地銀の業界再編は銀行員に将来の大きな不安を与えています。

内部的要因は銀行の厳しいノルマやパワハラ、お願い営業にやりがいを持てないことが挙げられます。日々の精神的ストレスが銀行員の転職を駆り立てています。

※銀行員の本心は内部的要因で、銀行の古い組織構造に嫌気が差して転職に踏み切る方が非常に多いです。

地銀大再編で塗り替えられる地銀勢力図

2018年に地銀からの転職が急増している要因の一つに、地銀が業界再編の渦の中にあることが挙げられます。

金融庁が厳しい経営環境下で持続的なビジネスモデルの構築を迫り続ける中で、合従連衡による生き残り戦略が広がっています。

特に2016年の横浜銀行と東京の第二地銀、東日本銀行の経営統合(持分会社コンコルディア・フィナンシャルグループの共同設立)を実現し、関東圏の金融地図を大きく変化させました。

そして再編に大きな影響を及ぼす北関東の茨城県のトップバンク常陽銀行と栃木県の足利銀行を子会社として有する足利ホールディングスの統合。足利ホールディングスは芽吹きフィナンシャルグループと改称されて、常陽・足利銀行が下にある形での統合となっています。

地域経済の停滞で苦境に立つ地方銀行の、合併・統合の流れを加速するきっかけとしたい。長崎県の親和銀行を傘下に抱えるふくおかフィナンシャルグループ(FG)と、同県最大手の十八銀行との経営統合を、公正取引委員会が承認した。当初予定から2年遅れの2019年4月に統合する。

引用:https://www.nikkei.com

このように、関東圏から動き始めた地銀大再編の波が全国に広がって、銀行員の将来の不安を駆り立て、転職活動のきっかけとなっているのです。

労働環境

地銀で働くAさんの話では人員は毎年削減される一方、業務やノルマは減っていかない為、30人で回していた業務もいつの間にか15人で回していたそうです。

業務の密度が濃くなりすぎてストレスも強いですし、お昼休憩も毎日10分ぐらいしか取れないことが当たり前になってしまって劣悪な労働環境で転職を決意をしたそうです。

パワハラ

地銀では、パワハラ(いじめ)が原因で地銀から転職を考える人もまだまだ多いです。

地方銀行員のパワハラ(いじめ)は、家族や友人、奥さんに分かってもらえないことが多い為、一人で抱え込んでしまうと非常に危険ですので注意してください。

やりがいを持てない

地銀で働くBさんは、個人顧客に頼み込む「お願い営業」が多く、正直地元に貢献する顧客本位の仕事とはかけ離れた仕事でやりがいを感じられないから転職を検討しはじめました。

企業の融資に携わって地元に貢献したい」という入社当時の夢があったが、地銀の現実は投資信託や保険の販売が中心で、地銀での働き方に疑問を持つようになり転職を決意したそうです。

地銀から転職を悩んだときの解決法

地銀からの転職を悩んだ時には入社した志望動機を思い出すことを行なってください。

地銀に入社した際の志望動機を思い出すことは、転職を決断するきっかけにもなりますし、職務経歴書の退職・転職理由にも繋がる部分なので非常に重要です。

地銀に入社した理由を思い出す

入社した理由を思い出すことって関係あるの?と思うかもしれませんが、転職相談者の話を深くヒアリングしていくと、「入社時に描いていた理想や目標が叶えられそうにないから」と結論付けられることが多いです。

例えば、「ノルマが厳しい」から地銀から転職したいと思う人にヒアリングを重ねていくと、以下の入社理由に繋がる方が多いです。

転職理由の事例

(志望動機)顧客の課題を解決し、顧客に喜んでもらえるような営業をしたいと考えて、地銀に入社しましたが、それができなくなったからです。(現実)地銀では到底達成できないノルマが課され、毎日上司から詰められ精神的にもキツイです。何よりノルマを達成するために顧客に頼み込むというお願い営業になって、(転職理由)地域に貢献したいという思いが実現できそうにないので転職を決意しました。

上記は一例ですが、地銀から転職したいと考えている人の転職理由、「ノルマが厳しい」「会社の将来性がない」「やりがいを持てない」などネガティブな理由は、実は地銀に入社した動機が達成できないから転職をしたいということに繋がっていることが多いです。

そして、地銀に入社した動機を思い出すことで、転職を決意し目指したかった目標や夢に向かって転職を成功させる方が多いのです。

あなたが地銀からの転職で悩んでいるのであれば、必ず入社動機を思い出してください。

そして、志望動機と現実のギャップが大きく地銀を続けられないと感じるのであれば、転職活動を始めることを強くお勧めします。

地銀の転職を考える3つの節目

地方銀行員が転職を考える3つの節目は以下の3つのタイミングです。

・第二新卒期
・30歳前後
・出向後

第二新卒期で地銀から転職

地銀からの転職を最初に考えるのは入行して3~5年目の第二新卒期といわれる時期です。

入行から銀行員特有の厳しいノルマに耐え3年や5年といった節目のタイミングで転職を検討する人は多いです。さらに、転職を機に金融業界から離れる傾向が強いのも地銀第二新卒期の特徴です。

採用側からの視点では、地銀に入社すると社会人としてのマナーも叩き込まれますし、ゴリゴリ業務を遂行する力などが企業に好かれ、第二新卒期で地銀から転職する人は好まれる傾向もあります。

30歳前後で地銀から転職

次に地銀で転職活動を行うタイミングは、30歳前後で地銀での出世レースに疲れたり、レースの階段を踏み外したときです。

各地銀よって多少前後しますが、年齢でいうと30歳前後に、銀行員になって最初の昇進のタイミングがやってきて、長く続く出世レースに巻き込まれ始めるのです。

地銀の出世レースは1年も遅れてしまうと巻き返すことは難しいといわれています。そのため、最初の昇進の階段を踏み外してしまった人たちは1年遅れ」というレッテルを貼られてしまい、転職を考えはじめます。

しかし、地銀の中でも、第一地銀では他の業界と比較して年収が高く、すでに家庭を持っている人も少なくなく、給与水準を落としたくない銀行員たちは外資系金融機関ぐらいしか選択肢がないのも事実です。

一方で年収を落としてチャレンジし転職先でポジションを上げていくと、最終的に満足のいく年収と仕事のやりがいを手に入れられる可能性もあります。

出向後に地銀から転職

最後の転職の波は40代後半から始まる出向の時期です。

最後まで銀行員として社会人生活を終えられる人は、頭取以外にはほぼいません。地銀から出向しても出向先の企業と合わなかったり、出向後に給与が激減したりすると、地銀から転職を考える人が増えてきます。

転職エージェントとしてアドバイスをするなら、40代で転職をするならこれまでの銀行員生活の中で仲の良いお客さんの企業に役員や財務部長として引っ張ってもらう転職を考えることです。

例えば銀行員でいうなら、任天堂の君島達己氏(旧三和銀行)、アサヒビールの樋口広太郎氏(旧住友銀行)、バンダイナムコホールディングスの高須武男氏(旧三和銀行)などのケースが代表例ですが、中小企業には多くの銀行出身の役員や財務部長がいます。

地銀の転職先

地銀の転職先といっても、地銀の一般職、地銀の営業、地銀の本部と身につけているスキルや経験が異なる為、弊社の独自の調査で地銀からの転職先を職種別に整理しました。

地銀の転職先は20代では異業種への転職の道が開かれていて、十分に転職後も活躍している方も多い為、異業種への転職を含めて検討していきましょう。

一般職の転職先

地銀の一般職は業務の正確さ連携する力対人能力とタフさを兼ね備えているため、転職先は求人さえ確保できれば、幅広く選択肢があります。

地銀の一般職の親和性の高い業種は以下です。やはり事務系の方が多いですが、対人能力を生かした職種も選択肢に入ってきます。

  • 一般事務・営業事務
  • 経理アシスタント
  • 査定系の仕事(保険会社査定事務)
  • 人事アシスタント
  • カウンター職(住宅、旅行)
  • 秘書
  • 受付

営業(個人営業・法人営業)の転職先

地銀の営業(個人営業・法人営業)は他業界の同年代と比べると、ゴリゴリとノルマを遂行していく営業の行動力目標から逆算した行動ができる、周りを巻き込む力がある点で企業からウケが良いでしょう。

地銀営業からの転職先としては無形商材の営業が多いです。稼ぎたい思考の人は外資の金融なども多いです。実は営業力のある方だと人事の採用のポジションなども銀行員は結構引き合いがあります。

  • 無形商材の営業(人材・IT)
  • ベンチャーのCFOや企画
  • コンサルティング業界
  • 人事
  • 外資金融
  • 経理・財務
  • 海外転職

本部(管理・企画・推進・審査)の転職先

地銀の本部(管理・企画・推進・審査)は業務全体像を把握する力PDCAを回す力、ジョブローテーションで知識や経験が豊富という点で以下の転職先が考えられます。

  • 一般企業の管理・企画部門
  • ベンチャー企業
  • 無形商材の営業(人材・IT)
  • 外資金融
  • コンサルティング業界
  • 海外転職

地銀の本部から転職先は様々で、営業系に戻る方もいれば、自分の今の職種で専門的にやりたいという方も多いです。海外転勤を機に、銀行をやめて海外就職をする人も多いです。

銀行員から海外転職

地銀の転職で海外への転職にチャレンジしてみたいと言うお問い合わせもあるのですが、地銀の事例ではありませんが、弊社の代表が経験した事例をご紹介します。

株式会社Youth Planet代表、転職エージェント堀田は転職のdodaやバイトのANなどを運営する総合人材会社のIntelligence(現パーソルキャリア)シンガポール法人へと転職するタイミングでメガバンクを退職しました。

もちろん年収は下がりましたし、周囲の反対も強く20人に相談して1人しか賛成してくれなかったそうです。

しかし、元銀行員の堀田は仕事(キャリア)選び=「将来なりたい自分の像」からの逆算という視点から転職を決断しました。

メガバンクにももちろん優秀な方はいっぱいいるのですが、社内政治の上手さと勉強的な頭の良さを兼ね備えた官僚的な優秀さがある方が出世していくイメージでした。このパターンの場合は1人のビジネスマンとして、市場価値としての実力が見えづらく、銀行以外の組織では意外と必要とされない人物になってしまっている可能性があるのも怖い点でした。しかし、それとは違ったベンチャー組織の優秀な方達に出会ったことで、自分自身がなりたい将来像はメガバンクの部長ではなく、どんどんチャレンジして自由に生きていて色んな企業から引っ張り凧のこの2人のような大人なんだなと思ったのが一番の転職決断の理由です。
メガバンクから転職の経験談

海外転職はビザの関係もある為、情報を網羅する必要があります。

※最新の海外転職情報(シンガポール編)を更新しています。

2018年7月にシンガポールへ情報交換と視察に行ってきました。私がシンガポールの大手転職エージェントとして働いていたときよりも状況が大きく変化していたので、最新の情報を織り交ぜて記事にしております。シンガポールだけでなく海外転職を考えている方は参考にしてください。

地銀からの転職を諦める人

地銀から転職を成功させたとしても、最終的に転職を諦める人が少なくありません。

地銀に勤めていることがステータスで家族から反対されることや、そもそも地方では転職は問題がある人・出世に失敗した人がするものというレッテルを貼られることがあるようです。

地銀から転職を諦める人は「転職は成功して、本当は転職したいけど、家族や周囲の目もあるしやっぱり地銀を続けよう」と思ってしまうようです。

ケース1 : プライド

地銀からの転職に躊躇する理由の1つに” プライド “があるようです。

地銀に勤めていると、普段からお客さんや友人から「銀行で働いていて優秀だね!」と言われる機会が多いのではないでしょうか?また、地方で働いている方の話を聞くと、銀行か公務員として働くことが一種のステータスになっているようです。

一方で、親世代から見れば、転職する人=失敗した人と思われてしまうケースもあるようなので、余計に地銀から転職することにプライドが邪魔してしまい転職を諦める人も少なくありません。

ケース2 : 嫁・家族ブロック

地銀から転職を諦めるケースは、奥さんや家族からのブロックがあることも多いです。例えば、元々奥さんに転職を相談して始めた転職活動でしたが、結局は転職に反対されてしまい、説得ができなかった事例もあります。

確かに、結婚をしていると家族のことも考える必要が出てくるので、奥さんを説得することにも力を注ぐ必要があるようです。

ケース3 : 年収・待遇

地銀から大手の人材会社(ポジションはマネージャー)への転職を成功させたAさんは、銀行に退職交渉をした際に、銀行側から引き止めが発生したのです。

Aさんの好きな部署に異動して良いという条件つきの引き止めでした。Aさんは年収も地銀で働いている方が良いし、エリート部署に異動させてもらい、転職を断りました。

目先の年収と部署異動させてもらえるという甘い蜜に誘われて、マネージャーという経験を積みたいという当初の目標を見失ってしまったのです。

地銀から転職しないと後悔するのか

地銀から転職をしたいと思っているなら、家族ブロックなどを押し切って、転職を行うことを強くオススメします。

弊社に転職相談にきて、最終的に転職をしなかった方から後日「転職をしなくて後悔している」と連絡があることが多いからです。転職をしたいと悩んだまま、銀行に残ってしまうと結局後悔するものです。

後悔事例:Aさん

正直もうどこに向かっているか分からず淡々と業務をこなしている。すでに30代になってしまい、ポテンシャル採用をしてくれる会社もないし、とりあえず現状から逃げるために海外転勤の希望をずっと出し続けている状況

後悔事例:Bさん

転職活動をするか悩んでいて、身の入らないまま仕事をしていたら、出世も遅れてしまった。でももう自分にこんな良い給料を出してくれる会社はないし、仕事はつまらないけど辞められない

後悔事例:Cさん

転勤した部署は銀行内ではエリート部署ではあるが、一番若手になってしまい雑用ばかりさせられていて、つまらない。キャリアとしてもスキルがついているのか分からなくなってしまった。あの時転職しなかった自分を後悔している。

地方銀行員が転職活動を始める方法

地方銀行員が転職を始める方法は、良質な求人を確保することです。そして、求人確保のためには、求人を確保する為に以下の3つの方法があります。

・仲の良い企業に引き抜いてもらう
・転職サイトを活用する
・金融出身の転職エージェントを活用する

地方での転職で難しいことは、想像以上に納得がいく転職先が探せないということです。

つまり普通に探しても、銀行員でのステータスや給与より条件の良い転職先がなかなか見つからないということです。そして結論を言えば、条件の良い求人を確保するのであれば、金融出身の転職エージェントを活用してください。

仲の良い企業に引き抜いてもらう

これは難易度の高い方法ですが、仲の良い企業に引き抜いてもらうことです。この方法は30代後半や40代の方が、財務能力を買われて「ウチに来てくれ」と引き抜かれる転職方法です。

20代の方はなかなか難しい転職方法かもしれません。

転職サイトを活用する

転職サイトを活用する方法は、基本的な転職方法ですが以下の2つの注意が必要です。

・求人の質が銀行員に見合わない可能性が高いこと
・求人情報を面接時に確認する必要があることです。

まず、求人の質の問題ですが、転職サイトには公開求人しか掲載されていない為、良質な求人を探すことができないということです。

求人に載っている情報も面接時に確認をした方が良いでしょう。例えば、転職サイトの求人にある「幹部候補募集」はただの営業採用、「即戦力応募」は研修とOJTがないということ、「第二創業メンバー応募」は離職率が高い職場の可能性が高い、「ベテランが多い安心な職場」は若手が定着しないという可能性が高いのです。

せっかく今の職業が”地銀”であるなら、そのステータスを活用して転職サイトに載っていないような、良質な非公開求人に応募した方が転職後満足できるでしょう。

金融出身の転職エージェントに相談をする

地銀の20代から30代半ばの方は、転職エージェントを活用することで良質で条件の良い求人を確保することができます。

というのも、転職エージェントは企業採用ページや転職サイトに掲載されていない非公開求人を保有しているからです。

非公開求人とは、企業が戦略上公開することが出来ない為、機密保持契約を結んだ転職エージェントだけに渡している求人や、より企業にマッチした人材を確保する為に優秀な転職エージェントに依頼する求人などがあります。

特に、地銀から転職を考えているのであれば金融出身の転職エージェントに問い合わせをすることを強くオススメします。金融業界は他業界の人には理解しずらいスキルや経験なので、一般の転職エージェントに依頼をすると、地銀で培って来たスキルや経験を職務経歴書や推薦書で上手くPRしてもらえないことも多いからです。

もちろん大手転職エージェントに転職相談を行うことも一つの手段としてアリなので、ただ悩んでいるのは時間の無駄なので、今ここで登録してまずは転職の相談だけでも始めてください、

(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
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地銀から転職活動を行ったHさん。結果として地銀でキャリアを積んでいこうと思った理由や、転職活動を行った感想、また複数の転職エージェントを利用した感想を赤裸々に語っていただきました。Hさんは最終的に地銀に残る決意をしましたが、納得して今のキャリアに向き向き合えることも転職活動の醍醐味だと思います。

地銀から転職するなら今がオススメ

地銀から転職をするなら今がオススメです

その理由としては、現在転職市場が活発化してきて、他業界からポテンシャル採用や即戦力採用が積極的に行われているからです。

過去44年間で最も転職がしやすい時期

実は現在、過去44年間の中で最も転職がしやすい時期です。

なぜなら、今が好景気だからです。

日経平均株価も2017年11月に25年ぶりの高水準になっていて、企業も人員計画を含め人員を増やす為に中途採用にも力を入れているのです。

そして、昔は銀行員は外資の銀行など金融業界への転職が多かったのですが、現在は他業界への転職がアタリマエになってきているので、銀行員としての能力を買われ、銀行員も転職後に活躍できる場が広がっているのです。

(引用:日経新聞)

今年の日経新聞の記事にも「有効求人倍率(求職者一人に対する求人数)」が44年ぶりに過去最高の水準を叩き出したことが取り上げられていましたよね。

もし転職を少しでも悩んでいるなら、転職しやすい時期を逃さない為に早め早めに行動してください。

※ 一生地銀で生きていくイメージができるなら問題ありませんが、その覚悟がない方はまずは転職相談から始めましょう。
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地銀から転職を検討している方へ

金融出身で地銀からの転職に強い、弊社 株式会社Youth Planetが親身になってサポートいたします。

地方銀行員は職種によって少し異なって来ますが、ゴリゴリと業務を遂行する力や社会人としての教養やマナーをしっかり身につけている為、非常に転職市場価値は高いです。

一方で、他の業界の採用担当者や面接官に、地銀で身につけたスキルや経験を上手く伝えることが難しいことも事実です。

弊社 株式会社Youth Planetでは金融出身の転職エージェントが多数おり、地銀からキャリアアップしたい求職者から高い評価を受けております。

地方銀行員がPRすべきポイントを盛り込んだ職務経歴書の作成方法、銀行員ならではの苦しみに寄り添いながら納得できる転職先のご紹介、手厚い求人情報の提供などを徹底サポートをお手伝いさせて頂いております。

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転職エージェントのYouth Planetが考える「良い転職」

弊社 株式会社Youth Planetが考える「良い転職」とは以下の2点です。

・転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持てること
・自分の将来ありたい姿と紐づいている転職

転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持てること

弊社 株式会社Youth Planetでは、転職者自身が自分自身の意思で決断し、納得感・満足感を持って転職後のキャリアを作っていくことを「良い転職」と定義しております。

一見当たり前のことと思われるかもしれませんが、弊社に転職相談に来られる方の大半は、自分自身の意思で入社されていないことが多いのです。

周囲からの期待に応える為に大手に入社した、親が勧める会社だから入社した、評判の良い会社だったから入社した、など周囲や両親の意見に流されて入社されていることが多いと感じます。

もちろん、他者の意見に耳を傾けることは重要なことですが、自分自身で理解と納得をしてキャリアの選択を行わないと、転職後に定着と活躍が出来ずに再度転職をしてしまうことに繋がってしまうのです。

自分の将来ありたい姿と紐づいている転職

株式会社Youth Planetでは、転職者が将来ありたい姿をヒアリングしていきます。

給料が良い、有名な会社、わかりやすい魅力、親に行きなさいと言われた会社に入社された方は高確率でミスマッチが起きていることが多いです。これは約30年前から、大卒で3割以上の方が3年以内に辞めている現実にあります。

弊社 株式会社Youth Planetでも多くの転職相談を受ける中で、「就活をなんとなく決めてしまった」「自分の意思ではなく、周囲の意見を優先させてしまった」「企業の規模で就職先を決めた」「入社後の業務内容までよく考えていなかった」という、思考停止状態で会社を選んでしまった人が非常に多いと感じております。

入社後、仕事は人生の大半の時間を占めるようになり、自分の将来ありたい姿・価値観に合っていないと、人生に悪影響を及ぼしてしまいます。

仕事で感じた喜びや楽しさ、苦しさなど様々な体験があなたの人生に影響を与えていくので、中期的・長期的な自分のありたい姿と合っているか、繋がっていくのかということを検討して転職活動を行うことをオススメしています。

地銀から遠距離転職(東京)活動を成功させる

地銀から東京へ転職をしたいけど、転職相談をお願いできますか?というお問い合わせも増えてきているので、こちらで弊社転職サポートの範囲をご紹介します。

地銀から転職したいけど途中で諦めてしまう原因の1つに、距離の問題があります。

そしてその問題を解決する為に、弊社では全国の転職サポートを行っております。求人も東京だけでなく、時期によりますが他の県全て網羅しております。

遠距離転職活動の転職相談

地銀から転職を検討されている方向けに、転職相談も、電話面談、スカイプ面談、最近ですとLine面談も行える体制を整えてきた為、無理に東京までお越しいただかなくても、気軽に満足のいく転職相談を行うことができます。(転職エージェントによっては東京のオフィスまで来て欲しいと言われることがあるようです。)

遠距離転職活動の面接

地銀から転職を始めると一番の問題が「面接」です。

例えば東京の企業に応募をすると。一次、二次、最終面接がありますが、1つの企業に3回も遠方から来ると金銭的にも精神的、体力的にも疲弊していきます。もちろん転職は複数社同時並行で応募していくので、平日に休みを多く摂る必要が出て来ます。

弊社 株式会社Youth Planetでは、地銀から転職を行う方向けに、可能な限り転職面接を負荷がかからないよう調整させていただきます。

例えば、一次面接をスカイプや近い拠点でやってもらう、2次面接と最終面接を1日で行ってもらうなど、企業によりますが可能な限り調整させていただきます。

通常、ご自身で転職サイトを使っての応募や、転職エージェントによっては一次、二次、最終面接全て面接会場までいく必要がありますが、想像以上に辛いそうです。

地銀からの転職に強い、弊社 株式会社Youth Planetではただコンサルタントの質が高いだけでなく、転職相談や面接に対しても負荷がかからないように設計しているのです。

>>地銀からの転職に強い 株式会社Youth Planetに是非ご相談ください!

最後に・・・

2018年に地銀からの転職相談が急増していて、他業界の採用担当者も地銀出身の転職者を確保しようと活発に動いています。

しかし、良質な求人を集める方法や職務経歴書に地銀で培ったスキルや経験を十分に盛り込んで作成して準備をしないと、転職後後悔をしてしまいます。

1社目は地銀で働いていて、2社目をなんとなく選んだ企業に入社してしまって納得・満足感を得られず半年もせずにまた転職をしたいと相談にくる方も中にはいます。

しかし、採用目線からすれば、短期的に転職を繰り返してしまう転職者は「またすぐに辞めてしまうだろう」とレッテルを貼られてしまうのです。

せっかく”地方銀行員”という立場で転職が出来るので、キャリアアップも十分に出来るチャンスを無駄にしないで転職を成功させて頂きたいと思います。

銀行から転職を成功させる為には「条件の良い求人の確保」が重要になってきます。

もちろん、仲の良い企業から引き抜いてもらうことや転職サイトで求人を検索することも方法としてありますが、20代から30代前半の方は企業から引き抜いてもらうことは難しく、転職サイトで求人を検索することはリスクが高いのでオススメはできません。

転職サイト、ハロワーク、転職エージェントで悩んでいるなら、銀行員が使うべきは転職エージェント一択です。

もちろん大手転職エージェントでも優秀な担当さえつけば問題ありません。

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金融業界出身の転職エージェントが多数所属
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弊社 株式会社Youth Planetでは上述した通り、金融業界出身の転職エージェントが多数所属している為、地銀からの転職が強みです。弊社代表もメガバンクから転職を経験しております。

弊社の特徴の1つに「質の高い求人を保有している」ことが上げられます。弊社は20社・30社も求人をご紹介することはありません。なぜなら大量に求人を送りつけることは転職者にとって、負荷がかかってしまうと考えているからです。十分にキャリアの棚卸しやヒアリングを重ねて、転職後満足・納得出来るようリサーチしてから、求人をご紹介させて頂いております。

また、弊社では満足度の高い転職相談を行っております。転職エージェントによっては、転職相談でヒアリングも行わず、ひたすら転職しやすい求人(ブラック企業や常に人が足りていない企業)しか紹介されない場合もあります。

弊社では、転職後も満足してキャリアを作ってもらえるよう求人紹介を行う前に十分なヒアリングを行い、価値観や将来なりたい姿をイメージして転職の軸を固めて頂いた上で、求人紹介を行っていきます。

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