こんにちは、株式会社Youth Planet -転職エージェント編集部です。
近年、日本では「女性活躍社会」を推進する動きと同時に、結婚や出産を経ても変わらず社会に出て働くことを希望する女性が増えてきています。
でも、女性が転職する際に「結婚や出産を経ても変わらず社会に出て働くこと」ができる会社、つまり「女性の離職率の低い会社」をどうやって見極めればいいと思いますか?
女性の離職率の低い業界や仕事にはある一定の共通点があります。
この記事では「女性の離職率の低い業界・仕事の共通点」と「女性の離職率の低い業界」を具体的にご説明いたします。
また、女性が離職率の低い会社に転職して長く働き続けることを可能にする方法を解説していきますので、女性で転職を考えている方にはぜひ最後まで読んでいただければと思います。
女性の離職率が低い業界の共通点
女性の離職率が低い業界には共通点は以下の4点です
- BtoB業界である
- 研修制度が充実している
- 給与水準が高い
- ワークライフバランスが取りやすい
- 産休・育休制度の充実
BtoB業界である
商売相手が個人ではなく企業であるBtoB業界は接客などの対人関係のストレスが少ないため、離職率が低くなります。
「人間関係のストレス」は女性の転職理由のランキングでも常に上位に入っており、(参考:エン・ジャパン)それは職場内だけに限らず、対顧客との人間関係に悩む女性は少なくありません。
研修制度が充実している
研修制度が充実している業界・企業は離職率が低い傾向にあります。
女性がスキルアップができる環境は仕事を続けていくモチベーションややりがいになりますし、高い定着率に繋がります。
給与水準が高い
給料は仕事へのモチベーションを保つ上でもっとも重要な要素の一つです。
労働環境もよく、仕事にやりがいがあっても給料が少ないとモチベーションが下がり、人が定着しなくなります。
次にご紹介する離職率の低い業界の特にトップ3は給与水準が高い業界が多いです。
ワークライフバランスが取りやすい
女性にとっては給与と同じくらい重要なのがワークライフバランスです。
充実したアフター5や休日のプライベートな時間があるからこそ、仕事を続ける活力が維持できるのです。
産休・育休制度の充実
産休・育休制度が充実しており、さらに産休・育休制度の取得率が高い企業は女性の定着率が高く、離職率は低いです。
働く女性にとって、妊娠・出産を経ても働ける環境があるかどうかはとても重要なポイントになります。
女性の離職率が低い業界トップ5
では具体的に女性の離職率が低い業界トップ5を見ていきましょう。
5位:複合サービス業界
複合サービスとは主に郵便局や信用事業、共済事業のことを指します。
複合サービス業界はBtoBではありませんが、ワークライフバランスが取りやすい点で女性の離職率は低くなっています。
4位:金融・保険業界
銀行や保険会社などの金融・保険業界は企業によっては残業などもありますが、高収入を見込めるという点で女性の離職率が低いです。
3位:製造業界
製造業というと幅広いですが、その中でも自動車や電化製品などを取扱う企業の離職率は特に低くなっています。
BtoB業界である点と給与水準が比較的高い点が女性の離職率が低い要因となっているようです。
2位:鉱業・採石業
あまり馴染みがないかもしれませんが、意外と女性の離職率も低いのが鉱業・採石業界です。
なんといっても鉱業の最大の魅力は平均年収が高い企業が多い点です。平均年収が800万円以上の企業も珍しくありません。
1位:ライフライン業界
電気やガス、熱供給、水道などのライフライン業界は最も離職率が低い業界であり、新卒社員の3年以内の離職率は10%以下を誇ります。
ライフライン業界はBtoB業界であり、研修制度もある企業が多いこと、また、給与水準も比較的高めであり、休日も取りやすくワークライフバランスが取りやすいという、「離職率が低い業界の共通点」をすべて兼ね備えていると言えます。
女性の離職率が低くおすすめの職種トップ3
次に女性の離職率が低くおすすめの仕事を職種ベースで見ていきます。
女性の転職に人気の職業の中でも離職率が低く、未経験の方でも続けやすいおすすめの職種を3つご紹介します。
未経験から秘書への転職
秘書職は女性の転職先としてとても人気の職業の一つです。
秘書職には上司が職務を円滑に進められるようサポートするために、情報管理や書類作成などの事務的なスキルに加え、上司が仕事をしやすい職場環境を整える気配りなども求められます。
秘書職ではそれらの技術を高い水準で習得することが出来ますので、その後のキャリアパスも様々な方面に可能性が広がります。
秘書職への転職については、「未経験からでも大丈夫!秘書職への転職。その成功の秘訣とは?」をご覧ください。
未経験から営業職への転職
営業職は採用の際に、技術や経験よりもあなたのコミュニケーション能力や人となりを重視してポテンシャル採用されることも多いので、「未経験者歓迎」となっていることが多いです。
営業職は仕事の基本とも言われており、その後のキャリアパスは幅広いですし、自分の頑張り次第で給与UPを期待できるところも営業職の最大の魅力です。
営業職への転職に興味がある方は「女性が未経験から営業職に転職するメリットと転職成功法を詳しく解説!」を参考にしてみてください。
未経験から事務職への転職
事務職も秘書職や営業職と負けず劣らず、昔から女性の転職には不動の人気を誇る職業です。
事務職の最大の魅力は、業務内容がほぼ決まっており残業がほとんどないので、ワークライフバランスを保ちやすい点です。
また、座り仕事なので体力に不安がある方や年齢を重ねても無理なく長く働き続けることが可能です。
事務職への転職は詳しくは「未経験から事務職への転職を目指す女性必見|事務職の実態と転職方法」を参考にしてみてください。
女性の離職率が低い業界にはデメリットもあり?
女性が離職率が低い業界に転職するのにはメリットだけでなく、デメリットもあることを理解しておきましょう。
異業種転職が困難
一度離職率が低い業界に入ってしまうと、異業種への転職をしたいと思ったときに、転職は可能ですが、入社後に前の職場と比較してしまい続かない人も少なくありません。
離職率の低い業界へ飛び込むのであれば、そこで腰をすえてキャリアの形成を目指すことを念頭に置いておいた方がよいでしょう。
出世のスピードが遅くなる
離職率が低いというのは働きやすい反面、「離職率が低い=辞める人が少なくポストが空かない」ため出世が遅くなるというデメリットが存在します。
特に離職率が低い業界ではまだまだ年功序列の風土が強く、ポストが空かないためになかなか出世が見込めない可能性もあります。
実力をつけてどんどん出世を目指したい女性にとってはあまり向いていない業界になるかもしれません。
離職率の低い仕事に転職したい女性には転職エージェントの利用がおすすめ
女性の転職において「女性の離職率の低さ」は重要な判断ポイントです。
女性が無理なく働き続けられるか、ライフイベントを経ても長く働けるかという点は、正直求人票を見ただけでは本当のところはわかりません。
より確実にかつ効率的に女性が長く働ける企業を見つけるためには転職エージェントの活用が必須です。
転職エージェントを利用することの具体的メリットは以下の3つです。
求人票には載っていない企業情報をゲット
離職率や産休・育休制度の充実度、もしくは取得率は求人票に載っていないことがほとんどです。
一方、転職エージェントは企業の内部情報に精通しているので、応募する前に企業の内部情報をしっかりとリサーチしてからあなたに合った企業を選ぶことが可能です。
転職エージェントしか持っていない非公開求人情報を確保
私たちがハローワークや転職サイトで見ることができる公開情報は、発生している求人情報のうちたったの20%です。
転職エージェントは残りの80%の非公開求人情報を確保しており、その中にはより好条件の求人情報が多くあるので、出来るだけ好条件で転職するには転職エージェントへの登録は必須なのです。
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転職成功まで徹底サポート
転職エージェントは多くの転職希望者を転職成功に導いたノウハウを持っています。
それに加えて企業の内部情報にも精通しているので、応募先の企業の採用担当者の嗜好も踏まえてその企業に特化した対策をしてくれます。
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あなたが長く働けるための条件交渉の代行
通常、入社後の雇用条件に関しては、内定後あなたが企業とやりとりをしなければなりません。
ここで、言いたいことを言えずに妥協してしまうとすぐに離職してしまうことにもなりかねません。
しかし、ここでも転職エージェントが頼りになります!
転職エージェントは内定後の条件交渉も代行してくれます。あなたの希望を伝えておけば、転職エージェントが納得のいく雇用条件になるよう交渉してくれるので安心です。
女性の転職におすすめの転職エージェント4選
女性の転職におすすめの転職エージェント4社をご紹介します。
追記(2018年6月23日)今回女性目線で転職エージェントの選び方を詳しく記事として書き上げました。
女性が選ぶべき転職エージェントや選ぶポイントをより詳しく説明している記事なので是非参考にしてくださいね。
女性の気持ちをわかってくれる転職エージェントで良いところはないの?と悩んでいませんか? 女性のキャリアは結婚や出産、育児、配偶者の転勤、離婚といった家庭事情など、女性にしか大変さがわからない人生の転勤が沢山あります。女性の気持ちをしっかりと理解してくれて、あなたの希望にマッチする求人を紹介してくれる転職エージェントを選ぶことが重要です。女性だからこそ登録すべき転職エージェントについてご紹介します。
(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
ランキング | 登録必須度 | 詳細 | |
doda | 全ての方に 必須 | 顧客満足度No.1 丁寧な対応 ノウハウが好評 | |
リクルート エージェント | 全ての方に 必須 | 業界最大手の求人数 大手企業への転職実績多数 | |
パソナ キャリア | 20代 第二新卒 初めての転職に必須 | サポートが丁寧 20代・第二新卒の 求人情報が豊富 | |
JAC Recruitment | 外資・技術系に 必須 | スペシャリスト採用では実績No1 経験を生かせる。 |
転職活動において、転職エージェントとの相性はとても重要です。
おすすめとしてはこの中から複数登録して実際にエージェントに会ってみて、あなたにあったエージェントを選ぶことです。
それでは、各転職エージェントの特徴を具体的にご紹介します。
doda | 顧客満足度No.1丁寧な対応とノウハウが好評
パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する「doda」は、顧客満足度No.1の転職エージェントで営業能力や連絡スピードが高いです。
特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
- 年間約2万人の転職成功達成の実績
- 業界専門のアドバイザーが在籍
- 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人を保有
さらに、dodaのエージェントは3ヶ月間の研修を受けた精鋭ですので、個々の能力値が高く、職務経歴書や面接の対策サポートが素晴らしいという評判で、総合的にdodaを活用することが最も賢明な判断だと言えます。
パソナキャリア | 第二新卒・初めての転職には必須
第二新卒・初めての転職活動や、サポート力を重視する方には「doda」と「パソナキャリア」の登録をおすすめします。
また、平日夕方や土日の面談や相談対応も可能なので、在職中の転職活動など、時間にあまり余裕がない方にとっては利用しやす転職エージェントです。
「パソナキャリア」は「女性活躍社会の推進」を会社をあげて宣言しており、女性の転職サポートにもかなり力を入れています。希望をすれば女性のアドバイザーについてもらうこともできるので、より安心ですね。
リクルートエージェント | 案件総数・内定決定率No.1
「リクルートエージェント」は案件総数・内定決定率ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
転職希望者の約80%以上が利用したことがあるというのがこのリクルートエージェント。
転職支援実績No.1というのがうなずける、下記の4つの大きなメリットがあります。
- 30万人以上の転職成功実績から得たノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人10万件以上の保有
- 99%が満足と答えた「面接力向上セミナー」
- 20時以降、土日祝日、思い立ったらいつでも相談できる
求人・企業情報の充実度、サポートの質、ノウハウの豊富さなどを総合すると、リクルートエージェントは必ず登録すべきエージェントの1つです。
JAC Recruitment|ハイキャリア転職で実績No.1
ハイキャリア案件を求めている方には「doda」に加え「JAC Recruitment」の登録はしておきましょう。
「JAC Recruitment」は外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。
質・量・サービス共にトップレベルなのでハイキャリア案件を求める方は「JAC Recruitment」に登録をして、ハイキャリアに特化した対策を行なっていきましょう。
まとめ:女性が離職率の低い仕事への転職に成功するには
女性の離職率の低い仕事についてまとめてみましたが、いかかでしたでしょうか?
女性にとってはライフイベントの兼ね合いもあり、転職は大きな決断です。
女性が働くなら、プライベートと仕事を両立できる会社で安心して長く働ける企業に越したことはないですよね。
離職率の低い企業を見極めるのは困難な場合がありますので、転職をお考えの女性にはぜひとも転職エージェントを利用して確実かつ効率的に転職活動を進めることを強くお勧めします。
(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
ランキング | 登録必須度 | 詳細 | |
doda | 全ての方に 必須 | 詳細 | |
リクルート エージェント | 全ての方に 必須 | 詳細 | |
パソナキャリア | 20代 第二新卒 初めての転職に必須 | 詳細 | |
JAC Recruitment | 外資・技術系に 必須 | 詳細 |
<追記>
もし、転職するか迷っている段階であれば、転職エージェントdodaに登録をしておけば安心です。
それでは具体的な転職エージェントの詳細をご紹介していきます。
追記:女性の転職は早いうちに!と言われる理由
女性だけでなく、転職市場において一番市場価値が高いのは20代です。
今すぐに転職を考えていない方も、実際追い込まれて転職を本気で考える頃には、もう30代に入り、選択肢が狭まってしまう可能性が高いです。
また、未経験の職種への転職においては、企業はなるべく若いうちに仕事を覚えてもらい、長く会社に貢献できる人材を求めているので、少しでも早い転職が成功のカギになります。
20代前半
20代前半のうちは、第二新卒枠での転職が可能のため、転職可能な職種も多く、スキル・実績よりも、人柄・やる気面のポテンシャルで判断されます。
そのため、実績はなくても、熱意さえあれば新たな職場への道は開けます。
20代後半
社会人経験も4,5年経った20代後半になると、今度はやる気などのポテンシャルを活かしつつ、経験をアピールしてキャリアアップを狙うことが出来ます。
また、30代に入ると、若さやポテンシャルを売りにすることは難しくなってきます。