アパレル販売員の転職におすすめの職種8選と転職成功のカギとは?

アパレル販売員から転職におすすめの職種8選と転職成功のカギとは?

こんにちは。株式会社Youth Planet -転職エージェント編集部です。

華やかなイメージがあり特に若年層に人気のアパレル業界ですが、実は離職率の高い職種の一つです。

その中でもアパレル販売員は立ち仕事で体力勝負のわりに薄給ですし、基本平日休みで友人との予定も合わせにくかったりと様々な理由で、アパレル販売員から転職を希望する方が多いです。

弊社にも、現在アパレル販売員をされている方から転職のご相談をいただきました。

こんにちは。現在24歳でアパレル販売員として入社して3年目です。

うちの店舗は残業は当たり前で、残業代はほとんどつきません。
その上、自社製品買取で着用しなければならず、まぁまぁ出費も多く貯金も出来ません。

25歳になる前にと去年から転職を考えていますが、社会人経験がアパレル販売員の経験しかないので、転職できるのか不安で何もできないでいます。


アパレル業界ではない職種へ転職を希望しています。アドバイスがあればお願いします。

アパレル販売員の仕事は年齢とともに体力的にもきつくなりますし、異業種への転職を希望するのであれば、若ければ若いほど転職先の選択肢は広く、転職市場でも需要が高いです。

アパレル販売員からの転職は簡単ではないかもしれませんが、このままアパレル販売員として働き続けるよりも、アパレル販売員から転職するメリットの方が大きいのも事実です。

今回はアパレル販売員から転職するメリット、アパレル販売員が転職するのにおすすめの職種とアパレル販売員から異業種への転職に成功する秘訣を詳しく解説していきます。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

アパレル販売員から転職したい主な理由

アパレル販売員からの転職を考える人に多い理由は以下の5つです。

給与水準が低い

アパレル販売員から転職を希望する理由として一番多かったのが「給与が水準が低い」というものです。

アパレル販売員の給与水準は決して高いとは言えません。それに加え、シーズンが変わったり新作が出ると実費で商品を購入しないといけません。

社割を利用したとしても毎度のことになると結構な支出になりますし、生活も苦しくなってきます。

アパレル販売員は体力勝負

アパレル販売員の仕事は基本的には立ち仕事ですし、ブランドイメージによってはヒールで8時間立ちっぱなしなってこともあります。

また、販売員の仕事は接客だけでなくデータ整理や商品管理などバックヤードの仕事もあり長時間労働で体力勝負です。

その上接客業であるので、土日出勤は当たり前ですし、大型連休は収益が期待できるので基本的に出勤になります。

長時間労働の上休みも少なく、体力的に疲弊し転職を考える人は少なくありません。

人間関係

アパレルの販売員の中には自分のスタイルや意見を持っているゆえに自己主張が強い人も少なからずいます。

また、センスや外見の優劣が仕事に影響してくる仕事でもあり、そういったところを指摘したりすることで人間関係が悪くなることがあります。

特に女性の職場は陰湿で精神的に疲れてしまい転職を考える人も少なくないです。

アパレル店長になっても大変

アパレル販売員から店長に昇進しても今度は数字に追われる日々が待っています。

常にノルマ達成のプレッシャーと戦わなければならないですし、そのためにスタッフに指導していくことも店長の仕事です。

また、店舗の問題やお客様からのクレームも最終的には店長が責任を持って対応しなければならないので、店長の仕事は一販売員よりも心身ともにハードになります。

販売員としての将来に不安を感じる

アパレル販売員の仕事は長く続けるほど給与が上がらないことや、他業界で通用するスキルがつかないことに不安になってきます。

特にコロナ禍の今、アパレル業界の売上は減少しており、その煽りを受け販売員の需要が少なくなってきているため、アパレル販売員の存在意義を考え直して転職を考える人も増えてきています。

アパレル販売員から転職するのは可能?

アパレル業界での経験しかなくてもアパレルから転職することは十分可能です。

20代までは社会人として働いていた経験があるだけで、未経験の業界でも仕事を選んで転職することができます。

30代以降でも、サービス業、事務、企画職、営業職などこれまでの経験を活かすことで十分転職することができます。

アパレル販売員は、コミュニケーション能力が高く、協調性や忍耐力があり、営業力にも長けているため多くの企業で必要とされる人材です。

しかし、アパレルから未経験の業界へ転職を考えている場合には若い方が転職の選択肢も多いので、早いうちに行動を起こす方が良いでしょう。

アパレル販売員から転職するメリットとは?

アパレル販売員の方で、今の仕事に不満のある方はすぐにでも転職した方がいいです。

以下にアパレル販売員か転職するメリットを具体的にご紹介します。

アパレルでも販売員は年齢的に限界がある

アパレル販売員は働ける年齢に限界があります。一般的に、30代後半を過ぎてもアパレル業界で働きたい場合は、エリアマネージャークラスになるか、運営側に職種を変えるかをしなければなりません。

早いうちにアパレルから異業種へ転職をし、異なる業界でキャリアを積むことで、安定して長期的に働くことができます。

土日祝日休み、大型連休も休むことができる

アパレルの販売店は基本的に年中無休で営業しているところが多く、土日祝日、大型連休は特に店舗も混雑するので、販売員は基本的に休みを取ることができません。

アパレル販売員から転職すれば、土日祝日、大型連休に休める仕事を選ぶことができるので、家族や友人との予定も立てやすくなり、帰省したり旅行に出かけたりすることが可能になります。

給与水準があがる

アパレル販売員の給料は、他業種と比べて極めて低く、日々の生活だけでいっぱいになり、貯金をすることは難しいでしょう。そのため、将来への不安も出てきます。

アパレル販売員から異業種に転職すれば、事務や企画、営業職などの職種で、1.5~2倍の給料をもらうことが可能です。

年収UPはアパレル販売員からの転職する最大のメリットと言えます。

立ち仕事から解放される

アパレル販売員は休憩時間以外はほとんど立ち仕事なので、足腰に大きな負担がかかります。アパレル販売員から転職することで、多くの場合は座りながら仕事をすることができるため、体を労わることができますし、将来的に長く仕事を続けやすくというメリットがあります。

異性との出会いがある

アパレルでは、女性だけ、男性だけという店舗が多く異性との出会いがあまりない業界です。
アパレルから転職することで、異性の多い職場で働くこともでき、新しい出会いの場が広がります。

アパレル販売員からの転職先におすすめの職種

アパレル販売員からの転職先におすすめの職種は下記の職種になります。

・一般事務
・総務・経理・その他の事務
・営業
・アパレル以外の販売・接客・サービス業
・IT業界
・アパレル業界内の異なる職種
では、各職種のアパレルからの転職におすすめの理由をご説明していきます。

一般事務

アパレル販売員からの転職におすすめの職種の1つに「一般事務」があります。

一般事務の業務内容は企業の事務作業全般で、座り仕事で残業がないことがほとんどです。アパレル販売員の仕事に比べて、大幅に雇用条件を改善できるでしょう。

アパレル販売員で身につけたコミュニケーション能力に加え、パソコンの基礎スキルとがあると、転職しやすい職業です。

総務・経理・その他の事務

一般事務よりも専門知識を必要としますが、アパレル販売員の転職では「総務・経理・貿易事務、医療事務などのその他の事務もおすすめです。

一般事務よりも人気のある職種ですし、専門的な知識を学ぶところから始める場合は、20代前半での転職をお勧めします。

営業

アパレル販売から「営業職」への転職は比較的難易度が低めです。

営業職は、長い信頼関係を築けるコミュニケーション能力を必要とする職種のため、コミュニケーション能力に長けているアパレル販売員には適していると言えるでしょう。

また、営業職はインセンティブ制度を取り入れているところがほとんどで、あなた自身の頑張りが給与に直接反映されるので給与UPを狙いたい方におすすめです。

アパレル以外の販売・接客・サービス業

アパレル販売員から「アパレル以外の販売・接客・サービス業」への転職も比較的成功しやすいと言えます。

アパレル販売員と同じく、接客業のため人と接することが好きな人に特にお勧めです。

IT業

アパレル販売員から「IT業界」への転職も選択肢のひとつです。現在、IT業界では、エンジニアが不足しており、多くの未経験者が活躍している状況です。未経験者でも無料のプログラミングスクールや研修を利用すれば3ヶ月ほどでエンジニアになることができるため、狙い目の職種と言えます。

また、エンジニアは、デスクワークで、給料も年収500万円を超える人が沢山います。アパレル販売員からの転職でも是非チャレンジしたいですね。

アパレル業界で職種を変えるのもアリ

アパレル業界の中でも販売員から他の職種に転職をすれば、働き方の改善や給与水準の向上も可能です。

外資系アパレル企業へ転職

アパレル販売員としてのこれまでの経験を十分に活かすことができ、働きやすさを重視する場合には、外資系アパレルなどのハイブランドへの転職もお勧めです。

ハイブランドは、社員のモチベーション向上のため、工夫されたマニュアルが詳細に作成されています。仕事内容は元の会社と同じですが、仕事に対する気持ちが変化するでしょう。

ハイブランドでは、高い接客スキルが求められますが、比較的給与も高く設定されているため、やりがいを持って働けることでしょう。

アパレルメーカー

服飾の専門学校を卒業している場合、服を作る「アパレルメーカー」もアパレル販売員から転職する際に人気の仕事です。

アパレル販売員として、現場を経験しているからこそ分かる、お客様のニーズや好みなどを活かすことで商品企画の場で活躍することができるでしょう。

ファッションに関わる仕事を続けたいという方には向いている仕事です。

アパレル販売員からの転職|異業種への転職は急いだ方がいい

アパレル販売員からの転職で未経験の異業種への転職を希望している方は今すぐにでも行動に起こしましょう。

アパレル販売員から異業種への転職では、年齢と共に選択肢はどんどん少なくなっていきます。

前項でご紹介したアパレル販売員からの転職先としておすすめの職種にあげた職種への転職も、若いほど成功率は高いのが現状です。

アパレル販売員から異業種への転職は「若いうち」がいい

アパレル販売員から異業種への転職は若いうちにした方がいい理由は、企業にとっては未経験者の採用には以下の2点の懸念があるからです。

未経験からの転職では教育が必要

アパレル販売員に限らず、未経験の業界に転職する場合、企業側は転職者を一から教育する必要があります。年齢が若ければ若いほど飲み込みも早く、企業や組織に順応しやすい一方で、年齢を重ねてしまうと体力面への不安や素直に受け入れることが難しくなります。

そのため、採用担当者は企業に順応しやすく、教育のしやすい若手を採用する傾向にあります。

年齢が高くなるほど入社後の給与水準が高くなり、企業は採用に躊躇する

年齢とともに給与相場があがるので、年齢が高くなると企業としては採用コストが上がってしまうのです。

企業は『未経験の人材に高い給与を提示してまで採用をしたいのか』と考えると、給与水準が低いところからスタートでき、今後長い間会社に勤めてくれるであろう若手を採用するでしょう。

早めにアパレル販売員から異業種への転職をした成功例

以前、弊社のサイトでご紹介した、アパレル販売員から異業種への転職に成功された方の体験談をご紹介します。

今の職場の不満を解消し、あなたの5年後、10年後の未来を変えるのは今あなたが転職に向けて行動に起こすかどうかにかかっています。「こうして私はアパレル販売員から異業種転職に成功しました!【実体験】」を読んで、今あなたがすべきことを考えてみてください。

実際にアパレルから異業種への転職を成功された方の実体験から成功のカギとなったポイントを具体的な体験談と共に解説していきます。アパレルから異業種への転職を考えている方必見です!

アパレル販売員からの転職に成功するには

アパレル販売員からの転職は転職エージェントの活用が必要不可欠です。

アパレル販売員からの転職は、決して簡単ではありません。1人で転職活動を行うのは無帽と言っても過言ではありません。

転職エージェントに登録しておけば、あなたの販売員としての経験とあなたの転職先の希望や条件を踏まえて、あなたが転職できそうな求人を紹介してくれるので、転職成功率はこの時点で1人で転職活動を行うよりも大幅に上がります。

また、転職エージェントは応募書類の作成から、面接対策、内定後の条件交渉まで徹底してサポートをしてくれるので、初めての転職や、転職に自信が無い方にとっても心強い味方になってくれます。

アパレル販売員から異業種への転職におすすめ!転職エージェント3選

ここで実際に私がおすすめされた転職エージェント3社をご紹介します。

(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)

 登録
必須度
特徴
リクルート
エージェント
全ての方に
必須
業界最大手の求人数と
大手企業への転職実績多数
doda全ての方に
必須
顧客満足度No.1丁寧な対応
ノウハウが好評
パソナ
キャリア
初めての転職に必須 サポートが丁寧。非公開求人にも期待が寄せられる。

アパレル販売員から異業種への転職を成功に導くの秘策

どの会社にも、優秀な方や成績の悪い方もいらっしゃると思いますし、転職エージェントも同様です。

そこで、大手の転職エージェントを選ぶポイントは必ず「比較」することが重要です。

例えば、アパレル販売員から転職はしたいが、どの職種に転職したいのか迷っている人には求人量も業界内トップの大手総合転職絵―エジェントのリクルートエージェント」「dodaの2社に登録し、とにかく応募要項に当てはまる求人を探しつつ、どちらのエージェントにお願いするか吟味していくのがおすすめです。

各転職エージェントの特色

下記に各転職エージェントの特色をご紹介していきます。

リクルートエージェント | 案件総数・内定決定率No.1

リクルートエージェント案件総数・内定決定率ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。

転職支援実績No.1ならではの下記の2つの大きなメリットがあります。

  1. 転職エージェントに圧倒的なノウハウの蓄積
  2. 信頼による非公開求人10万件以上の保有

転職先など具体的な希望がなく、とりあえず多くの求人を比較しながら転職先を考えていきたいという方には業界最大手のリクルートエージェントはおすすめです。

   リクルートエージェント  

doda | 顧客満足度No.1!丁寧な対応とノウハウが好評

転職エージェントdoda

パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営するdodaは、顧客満足度No.1の転職エージェントです。

特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。転職について時間をかけてでも、自分の今後を考え、相談をしてほしいという方におすすめです。

      doda     

パソナキャリア | 初めての転職には必須

パソナキャリア 転職エージェント

初めての転職活動にはパソナキャリアの登録は手厚いサポートに定評がある為、特にオススメです。また、土日や平日夕方以降の面談にも対応可能で、忙しい在職中の転職活動でも融通が利きやすいです。

また、パソナキャリアは「女性活躍社会の推進」を会社全体で掲げており、女性の転職サポートにも力を入れています。女性ならではのライフイベントと転職のタイミングなどの悩みにも的確なアドバイスをくれるとの評判です。

     パソナキャリア    

最後に

今回はアパレル販売員からの転職におすすめの職種と転職成功の秘訣についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

アパレル販売員は体力的にもきつい仕事ですし、その割に給与水準も高くなく、離職率が高い職種の一つですが、その転職は簡単にはいきません。

アパレル販売員から異業種への転職に成功するには

  • なるべく若いうちに転職をすること
  • あなたの経験を即戦力として活かせる職種へ転職する

あなたの転職市場価値が落ちないうちに転職エージェントに登録して、よりスピーディーかつ効率的に転職活動を行うことをおすすめします。

アパレル販売員から転職を考えている方にとって、このページが有益なものになれば幸いです。