履歴書に志望動機を書くな!転職者が書類選考を通過する方法

履歴書に志望動機を書くな!転職者が書類選考を通過する方法

こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。

今回は「履歴書の志望動機」について、質問を頂きました。

先日は転職のアドバイスありがとうございます。1点質問ですが、志望動機は履歴書と職務経歴書どちらき記載すれば良いでしょうか?両方に必要ですか?

答えとしては、志望動機は職務経歴書に書きましょう。また、履歴書は志望動機欄がないフォーマットを選んで書くことを避けましょう。

※ 志望動機の書き方が分からないという方は、転職専門家の転職エージェントを利用することをオススメします。特に初めての転職であれば、完全無料の大手転職エージェントdoda 」「 リクルートエージェントの2社が履歴書や職務経歴書の添削も丁寧です。

また、履歴書のフォーマットや書く内容に不安がある方は「3分で理解!履歴書と職務経歴書の違い | 通過率UPの秘策」を参考にされてください。

  • 履歴書に志望動機がなくて書類選考は大丈夫?
  • 会社から指定された履歴書に志望動機欄があるんだけど…
  • 履歴書の志望動機って何書けばいいの?

この記事では、メガバンクやIT企業の面接官の経験がある 転職エージェント堀田 面接官の視点で履歴書の志望動機に関するノウハウをまとめました。

記事の前半では志望動機が必要ない場合、記事の後半では志望動機が必要ある場合とその書き方をお伝えしていきます。

< 書類選考に強いエージェント2選 >

最後に、私たちが転職の職務経歴書等の書類選考に強いと考える、大手転職エージェントをオススメします。

リクルートエージェント:求人数国内最大規模が特徴
リクルートエージェントは、国内最大手の総合転職エージェントです。もちろん職務履歴書の情報もありましたし、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの指示を集めています。可能性を広げて転職活動をしたい方におすすめです。

 doda:顧客満足度No.1(※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 20代 第1位)
dodaは、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

応募書類の作り込みで書類選考の通過率、内定獲得率は大きく変わってきます。あなたは職務経歴書の作成なんて人生に2-3回作れば良い方ですが、私たちは年間に数百件の職務経歴書作成のサポートをしているのです。差が出て当然なので、是非お気軽に私たちのような転職エージェントにご相談ください。

リクルートエージェント:求人数国内最大規模が特徴
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<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

転職の履歴書には志望動機は必要ありません。

転職エージェントとして、多くの転職希望者とお会いしていると履歴書に志望動機は必要なの?と相談があります。答えとしては「転職の履歴書には志望動機を書かないで下さい」とお答えしています。

履歴書と職務経歴書の目的・用途

ここで履歴書と職務経歴書の目的・用途を確認しましょう。

項目履歴書職務経歴書
目的基本情報を確認するためこれまでの仕事内容の詳細を確認するため
用途採用後に本人確認書類として保管書類選考の採否を決めるために使用
面接の際の資料としても使用

上記の通り、履歴書は採用後に本人確認として保管する用途です。

ですので、履歴書に志望動機が記載されていなくても、評価が下がることがないのです。

履歴書には志望動機がいらない理由

履歴書に志望動機が必要ない理由は、書類選考ではいかにマイナス点を取らないかが重要だからです。

書類選考や一次面接は人事の場合が多く、この転職者を採用しても会社にトラブルなどは発生しないかという側面も見ている為、評価シートで点数付けをして減点方式で足切りをしている場合が多いのです。

ですので、前項で説明した通り、履歴書に志望動機がなくても評価が下がらない為、履歴書に志望動機を書かなければ、余計なマイナス評価をされません。

志望動機欄のない履歴書を選べ!

履歴書に志望動機を書いて余計なマイナス評価されないよう、履歴書は「志望動機欄」のないフォーマットを選びましょう。

履歴書のフォーマットの選び方は、市販のものでも構いませんし、このページの履歴書をダウンロードしてお使い頂いても大丈夫です。

志望動機がない履歴書のテンプレ

志望動機がない履歴書のテンプレは、以下のリンクからダウンロードができますので、是非活用してください。

>>履歴書のダウンロードはこちらから

志望動機を履歴書に書かない場合は、職務経歴書に志望動機を記載する必要があります。

そして、志望動機の書き方が分からないという方は、転職専門家の転職エージェントを利用することをオススメします。初めての転職であれば、完全無料の大手転職エージェント「 doda 」「 リクルートエージェント 」の2社が良いでしょう。

もし志望動機欄がある履歴書を指定された場合

履歴書は志望動機欄がないものがベターですが、企業から指定された履歴書に志望動機欄が設けられていた場合、志望動機を記載する必要があります。

履歴書の志望動機のノウハウは以下の3つの流れを参考にして下さい。

  1. 志望動機は求められている人物像に寄せろ!
  2. 履歴書の志望動機 | 正しい書き方3選
  3. 志望動機に活かす、企業情報や採用要件(歓迎要件)

志望動機は求められている人物像に寄せろ!

志望動機の貢献できる根拠は、主に私が前職(現職)で成果を出したことや、やる気をPRすれば良いですか?

志望動機としてありがちな質問ですが、答えとしては「企業に求められている人物像(ゴール)に寄せてPRしてください」です。

下記に採用要件(歓迎要件)の事例を、一緒に考えてみましょう。

【必須要件】
・正社員としての就業経験3年以上

【歓迎条件】
・営業事務や経理など、処理系の事務職経験をお持ちの方
・Excelスキル(SUMIF関数程度)

【求める人物像】
・チームで動くのが好きな人
・雑用なども進んで動いてくれる人
・後輩などの指導をするのが好きな人

採用要件・歓迎要件(ゴール)を確認すれば、「私たちの企業は、こういうスキルを持っていて、こういう人物の人を探しています」と丁寧に書かれてあるんです。

しかし志望動機に「営業しかやっていないので事務経験がありませんが、頑張ります」と素直にやる気だけを書いていると不合格になります。

履歴書の志望動機 | 正しい書き方3点

それでは実際に、求められている人物像に寄せてPRするノウハウをお伝えします。

  1. 応募企業に感じている魅力
  2. 事業・ポジションに感じている魅力
  3. 貢献できる根拠
流れ 志望動機例 : コンテンツSEOディレクター
 1. 応募企業に感じている魅力前職では地域コンテンツマーケティングの経験があり、当時から貴社の一貫したマーケティングに基づいたビジネスには魅力を感じておりました。
 2. 事業・ポジションに感じている魅力地域コンテンツマーケティング職として3年間勤務してきましたが、より広いフィールドのweb広告で頑張りたいと考えておりましたところ、今回、貴社のコンテンツSEOディレクターを拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。
3. 貢献できる根拠地域コンテンツマーケティングでは主に商品開発と集客で高い成果を出しており、今回のポジションで貢献できると考えております。コンテンツSEOディレクターの職務は未経験ですが、必要とされるであろう情報収集力、チームを導いていくマジメント力、KPIの改善力、自分の頭で考える思考力は持ちあわせていると自負しております。

1. 応募企業に感じている魅力

1つ目のポイントは、応募企業に感じている魅力を書きます。

「企業に興味がある」と言っても正直同じような企業理念やビジョンは多く存在します。同業他社の中で「なぜその企業に魅力を感じたか?」を記載することで採用担当者に良い印象を与えることができます。

2. 事業・ポジションに感じている魅力

2つ目のポイントは、事業やポジションに魅力を感じた理由を書いていきます。

ここでは、退職(転職)理由に繋がりますが、「現職の仕事では満たされない、あなたが実現・挑戦したい事」を書きましょう。

志望動機は退職(転職)理由と連動させる必要があるので「転職面接で退職の理由をポジティブに表現する!3つのポイント-事例アリ-」を参考にされてくださいね。

3. 貢献できる根拠

3つ目のポイントは、企業や事業・ポジションに貢献できる根拠をPRしていきます。

重要なことは「現職で身につけた、あなたの強み」が求められている職種や人材としてどう活かせるかをPRしましょう。

志望動機に活かす!企業情報や採用要件(歓迎要件)

志望動機を考えるときは、①企業に感じる魅力→②事業・ポジションに感じる魅力→③貢献できる根拠の流れで記載する必要がありますよね。

ですので、「企業情報」と「採用要件(歓迎要件)」をしっかりと確認と理解しておく必要があります。しかし、転職希望者の中に多いのが企業情報や採用要件(歓迎要件)を志望動機に活かす方法が分からない方です。

自信がない方は「転職の面接前に〇〇だけは見ておけ!転職エージェント社長の面接術」を参考にされてくださいね。

履歴書のスペースに印象良くまとめる方法

一つ例として、印象の良い履歴書の志望動機を載せておきます。

貴社の一貫したマーケティングに基づいたビジネスモデルに強く共感しております。前職では地域コンテンツマーケティング職として3年間勤務してきましたが、より広いフィールドでコンテンツを届けることができるコンテンツSEO職を志望しており、この度応募させて頂きました。地域コンテンツマーケティング職では、フィールドワークを重視し顕在的・潜在的ニーズの分析を行なっており「顧客満足度が高い」と評価を頂いております。この仕事の進め方は「画面の向こうのヒトに向き合う」貴社のコンテンツSEO職でも活かせると考えております。(253文字)

印象良くまとめるためには、以下の3つのポイントを心掛けましょう。

  • 履歴書の志望動機は「面接で突っ込んで欲しいこと」
  • 文章量は欄の8割!
  • 第三者の目線を入れる

また、履歴書は手書き作成かPC作成かで悩む方もいらっしゃると思いますので「手書き?PC?履歴書の書き方間違えないで!| 転職書類選考の対策」を参考にされてください。

履歴書の志望動機は「面接で突っ込んで欲しいこと」

履歴書の志望動機は「面接で突っ込んで欲しいこと」を1つ記載して下さい。

その際、前章でご紹介した2つのポイントを意識して作成しましょう。

  1. 応募企業に感じている魅力
  2. 事業・ポジションに感じている魅力
  3. 貢献できる根拠
流れ 志望動機例 : コンテンツSEOディレクター
 1. 応募企業に感じている魅力前職では地域コンテンツマーケティングの経験があり、当時から貴社の一貫したマーケティングに基づいたビジネスには魅力を感じておりました。
 2. 事業・ポジションに感じている魅力地域コンテンツマーケティング職として3年間勤務してきましたが、より広いフィールドのweb広告で頑張りたいと考えておりましたところ、今回、貴社のコンテンツSEOディレクターを拝見しまして、「自分もこんな環境で挑戦してみたい」と転職を決意致しました。
3. 貢献できる根拠地域コンテンツマーケティングでは主に商品開発と集客で高い成果を出しており、今回のポジションで貢献できると考えております。コンテンツSEOディレクターの職務は未経験ですが、必要とされるであろう情報収集力、チームを導いていくマジメント力、KPIの改善力、自分の頭で考える思考力は持ちあわせていると自負しております。

文章量は欄の8割!

文章量は志望動機欄の8割を目指しましょう。

余白が多いと熱意が伝わらず、印象を悪くしてしまいます。一方で、欄にぎっしりと書かれた履歴書は読みにくいですし、文章作成能力を疑われてしまいます。

基本的には、250~300字程度のイメージで作成すれば、志望動機欄の8割を埋めることになると思います。

まとめ

書類選考ではいかにマイナス点を取らないかが重要です。出来る限り志望動機欄のないフォーマットを使うことをオススメしています。

もし志望動機欄の指定がある場合は、下記の3点を意識することで採用担当者に好印象を与えることが出来ます。

  1. 志望動機は求められている人物像に寄せろ!
  2. 履歴書の志望動機 | 正しい書き方3選
  3. 志望動機に活かす、企業情報や採用要件(歓迎要件)

しっかりとポイントを抑えて「マイナス評価を避ける履歴書」を作成していきましょう。また、他の項目で不安がある方は 【転職 履歴書】書類選考はコツと印象!面接官が直伝する8ステップ を参考にして履歴書を作成してくださいね。

実は知ってる人は使ってる「秘策」

最後に履歴書・職務経歴書に不安や困っている方は、大手転職エージェントのサポートを受けることをオススメします。

<書類選考に強いエージェント2選>

今回は、転職の職務経歴書等の書類選考に強いと考える大手転職エージェントをオススメします。

リクルートエージェント:求人数国内最大規模が特徴
リクルートエージェントは、国内最大手の総合転職エージェントです。もちろん職務履歴書の情報もありましたし、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの指示を集めています。可能性を広げて転職活動をしたい方におすすめです。

 doda:顧客満足度No.1(※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 20代 第1位)
dodaは、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。

dodaはエージェント側の教育制度が整っており、入社後3ヶ月間十分な研修を受けた後、エージェントとして転職希望者を支援しています。その為、エージェントの質が担保されており、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。