こんにちは、転職エージェント堀田です。
私が海外で転職エージェントをやっていたこともあり(シンガポールの転職エージェントの国家資格Certificate of Employment Intermediariesも持っています)、海外で働きたいという方から海外就職について質問されることも多いので、今日は私が25歳の時に海外就職を成功させた方法を教えます。
日本にいた時は何してた?
私のプロフィールを確認いただけると分かりますが、私は新卒で銀行に就職し、銀行員として法人営業をやっていました。いつかは起業をしたいと思っていたので、銀行でお金の勉強をして、お客さんの経営者の方達から稼ぐための術を学ぶことに必死に働いていました。
海外転職をしようと思ったきっかけは?
当時交際していた彼女とシンガポール旅行に行ったのがきっかけでした。それまで海外転職なんて考えてもいませんでしたが、その彼女と私は暖かい国が好きで、「シンガポールって暖かいし綺麗だし、いい所だね。ここに住もうか。」って感じのノリで、帰国後に海外転職をしてみることにしました。
その時の英語力は?
一応幼少期に海外に住んでいたことはあるんですが、英語力はその当時は恥ずかしながらTOEICでいうと600点ぐらいでした。要するになにも分からないってやつです。道を外国人に聞かれたら「はい」って答えてました。笑
なぜ海外転職に成功したのか
- 銀行で営業成績が良かった
- 面接が上手かった
- 求人のタイミングが良かった
自分で言うのもおかしな話ですが、私が上手く海外転職できた理由は、ほぼ上記3点に集約されるかと思います。私はそもそも銀行での営業成績が良かったんです。仕事で成績を残している人は海外の転職であろうが、国内の転職であろうが、そもそも成功確率が上がるのはセオリーですよね。「面接が上手い」と言うのも上記と同じですね。仕事で成果を出していて、面接が上手ければ英語が下手くそでも海外転職求人で内定が出る可能性はあります。
英語面接に関しても想定問答を作って、トライすれば、気合いでなんとかなります。完璧な英語なんて誰も求めていません。オーストラリア人だって、イギリス人だって、インド人だって、シンガポール人だって、みんな違うアクセントで話すし、文法がぐちゃぐちゃな人だっているので。
あとは求人のタイミングですね。私の場合は海外の現地法人が立ち上がるタイミングで、立ち上げメンバー募集という状況でした。元々私が転職エージェントに登録したのが、11月末でその案件が出たのが2月、内定を取ったのが3月でした。海外転職の求人案件は、日本国内の求人よりもさらに巡り合わせの要素が大きいので、常に求人情報をキャッチできる状態でないと厳しいです。
例えば、エージェント系で海外就職をサポートしてもらうならJAC Recruitment、サイト系の情報収集ならリクナビNEXTで勤務地を海外にして探す。海外に強いエージェントとか企業に声かけてもらうならビズリーチとかですかね。パターンはそんなに多くないので、網羅しないとキツいです。海外転職する時にオススメのサイトとかの情報は、また改めてまとめますね。
海外転職するために必要なこと
行きたい国とどのレベルの仕事がしたいかによって別れます。
お金も仕事も選ばないのであれば、ワーキングホリデーや日本語のコールセンターなどの仕事もあります。もちろんあなたの培ってきたキャリアや高い語学力を生かしたいのであれば、日系企業じゃない会社に海外転職をすることも可能です。
あとは国の問題ですね。国によって労働ビザの取得の難易度が変わってきます。私のいたシンガポールなんかも年々労働ビザの取得が厳しくなってきていて、学歴や社歴、スキルなどもビザ取得の判断ポイントになってくるので、最近は簡単にはビザが通りません。
しかし、学歴などは今更変えられるものではないので、まずは、
- 語学の勉強
- 仕事で実績を作る
この2つを意識して努力し、海外就職できる範囲を広げてみてください。
希望を持たせるようなことを言うと、海外でエージェントをやっていると英語ができなくても、社歴が微妙でもOKな求人がたまに出ることがあります。そしてそのようなアタリ案件を掴む人がいるのも事実です。
海外転職は、努力できる人であれば決して叶わないことではないので、まずは情報収集から始めてみてください。
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