こんにちは。株式会社Youth Planet -転職エージェント編集部です。
企業の役員や経営者の側でサポートし「デキる女」のイメージもあり、華やかな印象が強い秘書という仕事。
そのイメージから秘書は女性に人気の高い職種の一つです。
しかし、実は多忙な役員や経営者の業務を円滑に遂行するためにあらゆる面でのサポートを任される秘書の仕事は、体力的にも精神的にも激務なのです。
そんな激務に耐えきれなくなって秘書から転職を希望する女性は年々増えており、秘書の女性の離職率は高まってきています。
ただ、女性が秘書から異業種への転職を考えたとき、これと言った専門知識やスキルもない秘書だけをした女性にとっては転職は不安が多いようです。
このページでは「秘書の仕事内容」と「女性が秘書からの転職を考える理由」に加え、「秘書からの転職での注意点」と「秘書からの転職に成功する方法」を解説していきます。
最後まで読んでいただければ、秘書からの転職したいけど不安になっている女性も、少しは自信を持って転職活動に取り組んでいただけるのではと思います。
秘書とはどんな仕事
秘書の仕事は幅広く、勤める企業や秘書としてつく上司の職種にもよって細かい内容は異なりますが、共通して言えるのは上司の業務を補佐し、上司が本来の役割に専念できるようサポートをすることです。
一般的に秘書の仕事内容は以下のようになります。
- スケジュール管理
- 電話・メール対応
- 来客対応
- 情報管理・文書作成
- その他雑務
女性が秘書から転職したい理由とは
秘書の仕事は上記のように多岐に渡り、華やかなイメージの裏で、実は結構激務で秘書からの転職を考える女性は多いのです。
女性が秘書から転職したい理由で多いのは以下の4つです。
精神的ストレスが多い
秘書としての仕事は、一人の役員につく場合と、複数の役員に代わる代わるつく場合とあり、役員それぞれのやり方に合わせないといけません。
同じ役員に長年つく場合にはすこしずつ慣れやすいものの、度々役員が変わる場合は、その人のやり方に即座に合わせて調整する必要があり、そのため新人では難しくやりこなせない場合があります。さらに失敗した秘書に対し、役員によっては罵倒される場合もあります。
また、秘書は機密性の高い職業であり、企業の情報を守るという役目もあります。企業の大きな秘密を担っていることもあり、そのことも心労が溜まりやすいです。
以上のことから、秘書は精神的にストレスが溜まりやすい職種です。
労働時間が読めない
秘書という仕事上、役員の方のスケジュールに自分も合わせないといけないことが多いために、労働時間が読みづらいです。
役員の仕事や行動に一緒に付き合わされる場合も多くあり、夜遅くの来客に対応したり、接待に一緒に付き合うこともあります。そのため、秘書は自身の予定がなかなか立てられない職種です。
自分の時間が必要になってくるライフイベントなどが発生すると、秘書という仕事から転職したい方が増えてきます。
マルチタスクに追われてきつい
秘書の仕事は、仕事柄さまざまな業務に追われます。
例えば、電話対応から、役員のスケジュール管理、また役員からまかせられる書類の整理や作成など多種多様に業務があります。
秘書は上司の都合に合わせて動かなければいけない上に、日々マルチタスクに追われることが多く、精神的にも肉体的にもきつい仕事のため秘書という仕事を辞めたいと考える方は多くいます。
給料が安い
秘書は労働基準法上「機密の事務を取り扱う者」として労働時間などの規定の対象外となります。そのため残業代を出す必要がなく残業代が出ない場合があります。
そのため、華やかな秘書のイメージとは裏腹に、一般秘書の年収は250万円前後と以外にも低く、労働力に見合っていないと考える方は多くいます。
女性の秘書からの転職におすすめの職種
秘書からの転職に有利な職業は「サポート業務の仕事」全般です。
サポート業務の職種とは様々ありますが、例えば、パソコンのスキルや電話対応を主に行う「一般事務」や顧客とのやり取りをする「営業のサポート」、会計業務などの事務処理の業務が多い「経理事務」などです。
上記のような職種であれば、秘書として培ったビジネススキルや、コミュニケーション能力が活かせるので、面接においてもアピールしやすいでしょう。
女性の秘書からの転職におすすめの職種2例
女性の秘書からの転職におすすめの職種の中でも特に女性の需要が高い職種が営業と一般事務です。
営業職は未経験からの転職も比較的しやすい職種ですし、女性の需要が高まってきていますが、女性で営業への転職を希望する方はまだまだ少なく、売り手市場なので、女性で秘書から営業に転職を目指すなら今が絶好のチャンスです。
また、秘書も事務職の一つですが、秘書から一般事務への転職は秘書としての経験やスキルを活かすことができますし、秘書よりもワークライフバランスを取りやすいということで、女性の秘書からの転職先にとても人気の仕事です。
秘書から営業職への転職
秘書の仕事をしていた方が、未経験の営業職に転職するのは不安になる方もいると思います。ですが、秘書から営業職への転職は、意外とアピールすることができるポイントが多い職種です。
相手を先読みして仕事の手配をしたり、スケジュールを管理したり、メールや電話でのビジネスマナーなど秘書として身につけたスキルが営業で役立つことは大いにあります。
また、弊社でも未経験から営業職への転職する方法を「女性が未経験から営業職に転職するメリットと転職成功法を詳しく解説!」にて解説しています。秘書から営業職への転職を考えている女性はこちらも併せてご確認ください。
秘書から一般事務職への転職
秘書から一般事務への転職は一番多い傾向にありますし、人気の転職先であります。秘書のとして培った経験やスキルがそのまま生かせるということもあり、秘書からの転職先に選ぶ方が多いです。
しかし、一般事務は元々女性人気の高い職種であり、20代前半での転職では転職成功しやすいですが、30代以降は転職のハードルが高くなりやすいので注意が必要です。
未経験でもから事務職への転職についてより詳しく知りたい方は「未経験から事務職への転職を目指す女性必見|事務職の実態と転職方法」も参考にしてみてください。
女性の秘書からの転職|転職成功のコツは転職エージェントの活用
女性が秘書から転職に成功するためのコツは転職エージェントを活用することです。
女性が秘書から未経験の職種や異業種への転職への成功率を上げるには、転職のプロである転職エージェントのサポートが必要になってきます。
転職エージェントは多くの転職成功者をサポートしてきた経験から得たノウハウがあり、女性の秘書からの転職にも的確なアドバイスをくれるので、転職エージェントに登録することで効率的に転職活動を行うことができます。
女性の秘書からの転職で転職エージェントを活用するメリット
女性が秘書から転職する際に転職エージェントを利用する主なメリットは以下の4つです。
- 個別に非公開求人をもらえる
- 応募企業に特化した対策が可能
- 企業とあなたの間に入って調整・交渉を行う
- 十分なヒアリングをしてくれる
女性が秘書から未経験の職種や異業種への転職に成功するためには、これまでのスキルや経験の棚卸と、それを踏まえて、企業の求める人材とあなたの条件のマッチングをすることがかなり重要になります。
転職エージェントに登録すれば、非公開求人の中から上記の手順であなたの希望や条件に合ったより良い求人を紹介してくれるので、転職成功率が大幅に上がるのです。
また、女性活躍社会の推進に伴って女性の転職サポートに力を入れている転職エージェントも増えています。
転職エージェントの選び方や登録後の流れについては「転職したい女性必見!女性の転職に強いおすすめ転職エージェント」を参考にしてください。
女性の秘書からの転職におすすめの転職エージェント3選
女性が秘書から転職する際に、おすすめの転職エージェント3社をご紹介します。
リクルートエージェント|業界No.1の求人量と転職サポート実績
「リクルートエージェント」は案件総数・内定決定率ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
転職希望者の約80%以上が利用したことがあるというのがこのリクルートエージェント。
転職支援実績No.1というのがうなずける、下記の4つの大きなメリットがあります。
- 30万人以上の転職成功実績から得たノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人10万件以上の保有
- 99%が満足と答えた「面接力向上セミナー」
- 20時以降、土日祝日、思い立ったらいつでも相談できる
女性の秘書からの転職ではより多くの求人や情報を収集することが重要ですので、業界内トップの求人量を持つリクルートエージェントは外せません。
doda|顧客満足度No.1の手厚いサポート
パーソル(旧:インテリジェンス)が運営する「doda」は、顧客満足度No.1の転職エージェントで営業能力や連絡スピードが高いです。
特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
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- 業界専門のアドバイザーが在籍
- 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人を保有
さらに、職務経歴書や面接の対策サポートが素晴らしいという評判です。
パソナキャリア|女性活躍社会を後押し
「パソナキャリア」は、大手転職エージェントの中でも特に親身で、女性からの評判が非常に高い総合転職エージェントです。
「パソナキャリア」は女性の転職に特化した『特化型転職エージェント』ではなく総合転職エージェントではありますが、実は女性の転職で外せない存在です。
※「パソナキャリア」は全体として『女性活躍推進』を大々的に打ち出しています。実際に女性向け転職の分野では多くの表彰があったり、人材企業としては珍しく女性社員の比率が多く、管理職も半数が女性で、社内外を含めて女性活躍に真剣に取り組んでいます。
女性の専任キャリアアドバイザーがついてくれるので、女性ならではのライフイベントなどに関する悩みも安心して相談出来ます。
まとめ
今回は女性の秘書からの転職について解説してみましたが、いかがでしたでしょうか。
女性の秘書から未経験の職種への転職にはタイムリミットがありますので、なるべく早く行動を起こすことが大切です。
秘書としての激務に追われて転職活動までなかなか手が回らない方は、転職エージェントに相談して、転職エージェントと一緒に転職成功を目指しましょう。
また、今すぐ転職を考えていない方も、まずは転職エージェントに相談だけでもしておいて、この先転職を本格的に考えた時に取るべき行動や、それまでにしておかなければいけない準備等を知っておくだけで、いざとゆう時に慌てず、あなたの希望を叶える転職に成功することができるでしょう。
このページを参考に秘書の仕事に疲れて転職仕様か悩む女性が、今の環境を打破し理想の転職を叶えられることを祈っています。