こんにちは。株式会社Youth Planet -転職エージェント編集部です。
- ファッションに興味があってアパレルに入ったら激務でツライ
- アパレルから転職したいけど、どの職種にすればいいのかわからない
- アパレルから転職したいけど不安
華やかに見えるアパレル業界ですが、そのイメージから転職先に人気な職種であると同時に、離職率も高いのが実情です。
アパレル業界は販売員を始め、立ち仕事が多く体力的にきつかったり、お客様商売のため土日休日は基本なしでプライベートの充実が難しいなど、年齢を重ねたり、結婚などのライフイベントをきっかけに離職する方は多いです。
アパレルからの転職では志望動機の伝え方で転職の成功率が大きく変わってきます。アパレルからの転職の志望動機では、異業種への転職であってもアパレルで培ってきたスキルを活かして即戦力になれることをうまくアピールすることと、転職理由をより前向きに伝え転職への熱意に変えられるかがポイントです。
今回はアパレルから転職したい理由を始め、アパレルから転職の成功率を上げる志望動機のポイント、アパレルからの転職に人気の事務職への転職のポイントに加え、実際にアパレルから転職に成功した方の体験談と共にご紹介します。
そもそもアパレル業界から転職するのは可能?
アパレル業界での経験しかなくてもアパレルから転職することは十分可能です。
20代までは社会人として働いていた経験があるだけで、未経験の業界でも仕事を選んで転職することができます。
30代以降でも、サービス業、事務、企画職、営業職などこれまでの経験を活かすことで十分転職することができます。
アパレル販売員は、コミュニケーション能力が高く、協調性や忍耐力があり、営業力にも長けているため多くの企業で必要とされる人材です。
しかし、アパレルから未経験の業界へ転職を考えている場合には若い方が転職の選択肢も多いので、早いうちに行動を起こす方が良いでしょう。
アパレルから転職したい理由とは?
アパレルから転職を希望する理由として多いのが以下の5つです。
- 休日が不規則
- 立ち仕事で体力的にきつい
- 給与水準が低い
- 人間関係に悩む
- ビジネススキルがつきにくい
休日が不規則
アパレルからの転職理由の一番多いのが「休日が不規則なこと」です。
店舗によっては希望休さえ取れない場合もあります。特に、繁忙期や人員が不足しているときは、お休みがなかなか取れない傾向にあるようです。
多くのアパレル店舗がシフト制で、固定的な休みではなく時間も変則的なため、体力的に限界になる人もいます。また、平日休みであることが多く、友人や家族とお休みが合いにくいこともアパレル販売員に多い不満の一つです。
立ち仕事で体力的にきつい
アパレルでの仕事は、1日のほとんどが立ちっぱなしの仕事であるため体力的にハードな仕事です。
特に妊娠中や産後の体力が低下している女性には、辛い職場環境になります。また、年齢を重ねても、体力的にきついと感じる人が多いようです。余程体力に自信がなければ、長く続けることは難しいのかもしれません。
給与水準が低い
アパレル業界は、他業種と比べて給与水準が低いのが現実です。
また、ボーナスも一般的な企業に比べると比較的少ない傾向にあるようです。収入が低いと、日々の生活だけで精一杯になりなかなか貯金ができません。貯金ができないとなると、やはり将来的に不安ですよね。
人間関係に悩む
アパレル業界は、アルバイトを雇っている業態のため、特に人の入れ替わりが多いです。なかなか同じメンバーで長い間働くということが難しいため、人間関係も構築しづらいようです。
また、一度人間関係がこじれてしまうと、同じ店舗で8時間一緒に仕事をすることが苦痛になってしまいます。そのため、日頃のコミュニケーションには特に気を使い、対人関係に悩む人も多いようです。
ビジネススキルがつきにくい
アパレル販売員の主な業務内容は、接客、レジ、在庫管理などで、パソコン技術やビジネスマナーがつきにくいことも転職を考える理由の一つです。
名刺交換や、丁寧なメールの打ち方など基礎的なビジネスマナーも、アパレル販売員の仕事では使う機会がないため身に付いていない場合が多いです。
アパレルから転職|志望動機の伝え方の注意点
アパレルから転職する際に、転職成功率をあげる志望動機の伝え方の注意点は以下の2つです。
志望動機に絶対入れたい3つのポイント
転職をする際に、必ずといっていいほど志望動機は聞かれます。そこで志望動機に絶対に入れるべきポイントは以下三つです。
その職種や業界を志望した説得力のある理由
採用担当者は、特に志望理由をチェックします。なぜアパレルでのキャリアを捨ててまで違う職種に転職したいのか、明確に伝わるように準備してください。
新しいことにチャレンジしたいといった前向きな姿勢を伝えましょう。
これまでのキャリアを活かせる能力
接客経験から培った、商品提案力や、コミュニケーション能力など志望する職種でも応用して使えるスキルをアピールしましょう。
仕事自体に関連性がなくても、企業が求めるスキルを持っていれば、転職の成功率は上がります。
学ぶ姿勢をアピール
新しい職場で働きたいという意欲や、学びたいという謙虚な気持ちを伝えましょう。
採用担当者は、未経験者であっても、前向きに仕事を取り組む姿勢を持つ人を採用したいと考えます。
アパレルからの転職理由はなるべく前向きに伝える
アパレルから転職を考える人は転職理由に、給料が低い、お休みが不定休、立ち仕事で体力的にきついなどといったネガティブな理由を挙げる方が大半です。
しかし、志望する企業に、正直に転職理由をそのまま伝えてしまうと、採用担当者はあなたを採用したいとは思わないでしょう。転職理由をネガティブに伝えてしまうと「また同じような理由ですぐ辞めてしまうのではないか」とマイナスイメージを与えてしまうからです。
ネガティブな転職理由はできるだけポジティブな理由に変える必要があります。転職理由を伝える際には、転職のきっかけを2割、転職目的を8割ぐらいで転職後の前向きなビジョンをメインに伝えると良いでしょう。
アパレル業界からの転職先におすすめの職種
アパレル業界からの転職先におすすめの職種は下記の職種になります。
・総務・経理・その他の事務
・営業
・アパレル以外の販売・接客・サービス業
・IT業界
・アパレル業界内の異なる職種
一般事務
アパレル業界からの転職におすすめの職種の1つに「一般事務」があります。
一般事務の業務内容は企業の事務作業全般で、座り仕事で残業がないことがほとんどです。アパレル販売員の仕事に比べて、大幅に雇用条件を改善できるでしょう。
アパレル業界で身につけたコミュニケーション能力に加え、パソコンの基礎スキルとがあると、転職しやすい職業です。
総務・経理・その他の事務
一般事務よりも専門知識を必要としますが、アパレル販売員の転職では「総務・経理・貿易事務、医療事務」などのその他の事務もおすすめです。
一般事務よりも人気のある職種ですし、専門的な知識を学ぶところから始める場合は、20代前半での転職をお勧めします。
営業
アパレル業界から「営業職」への転職は比較的難易度が低めです。
営業職は、長い信頼関係を築けるコミュニケーション能力を必要とする職種のため、コミュニケーション能力に長けているアパレル販売員には適していると言えるでしょう。
また、営業職はインセンティブ制度を取り入れているところがほとんどで、あなた自身の頑張りが給与に直接反映されるので給与UPを狙いたい方におすすめです。
アパレル以外の販売・接客・サービス業
アパレル行秋から「アパレル以外の販売・接客・サービス業」への転職も比較的成功しやすいと言えます。
アパレル販売員と同じく、接客業のため人と接することが好きな人に特にお勧めです。
IT業
アパレル業界から「IT業界」への転職も選択肢のひとつです。現在、IT業界では、エンジニアが不足しており、多くの未経験者が活躍している状況です。未経験者でも無料のプログラミングスクールや研修を利用すれば3ヶ月ほどでエンジニアになることができるため、狙い目の職種と言えます。
また、エンジニアは、デスクワークで、給料も年収500万円を超える人が沢山います。アパレル販売員からの転職でも是非チャレンジしたいですね。
男性がアパレルからの転職に成功するには?
男性がアパレルからの転職する際、転職先として考えられる選択肢を下記に挙げています。
営業職
アパレル販売員の強みであるコミュニケーション能力や商品のセールス力は営業職への転職に有利になります。
また、ノルマがあったり、立ち仕事であることから、強い忍耐力も備えているでしょう。営業は、知らないところへ飛び込みで営業に行くことがほとんどです。その際に、これまで培った接客力やコミュニケーション能力を生かすことができます。人との交流が苦ではない方は、営業職は転職しやすいでしょう。
アパレル以外のサービス業
アパレル以外のサービス業でもアパレル販売員として培ったコミュニケーション能力は役に立ちます。
サービス業は営業と違って、個人でのノルマがなく精神的に比較的楽ですし、アパレル販売員からの転職先としておすすめです。
全く違う業種
アパレルから未経験の業界を目指す場合には、アパレル業界で培った知識が全く応用できなくなるため、やはり少し厳しいかもしれません。ただ、資格があれば採用されやすくなる場合もあります。
例えば一般事務職ではPCスキルなどが必須であるため、スクールなどで習得するようにしましょう。事務は、やる気次第で転職しやすい仕事の一つと言えます。
アパレルから転職に成功した方の体験談
実際にアパレルから転職に成功した方の体験談をご紹介します。
アパレルから転職に成功した女性の体験談
アパレル業界で仕事をしていると、働き方や給料、ビジネススキルが身につかないなどの不満も出てくると思います。また、1日のほとんどを立ち仕事で過ごすのは、将来的に体力に不安を抱える人も多いでしょう。
しかし、アパレル業界からいざ転職を考えると、「特にスキルもないのに、本当に転職先はあるのだろうか」と心配になるかもしれませんが、意外とアパレル販売員としての経験から得たコミュニケーション能力や提案力は様々な転職先で重宝されるスキルなのです。
転職を成功させるための第一歩は、大手の転職エージェントに登録をすることです。
転職エージェントに登録するだけなら無料ですし、登録すれば担当のエージェントが転職活動においてのすべて相談に乗りサポートしてくれるので安心ですし、効率的に転職活動を進めることができます。
今の働き方に不満がある人は転職エージェントに相談だけでもして、転職を視野に入れることを考えてもいいかもしれません。「アパレル販売員からの異業種転職成功例とその方法」を読んで実際にアパレルから異業種への転職に成功した方の体験談を参考にしてみてください。
アパレルから転職に成功した男性の体験談
実際にアパレルから他業種に転職された方の体験談をご紹介します。
私は、4年前にアパレルに勤めていました。アパレルの仕事は拘束時間が長い割に収入が少なく、収入が少ないのに服を買うことを強制されるなど、プライベートが充実しないことに不満があり退職しました。
その語、転職先として選んだのは家具屋さんです。
色合いや素材の話など、接客業だったこともありすぐに慣れました。残業もほとんどなく、大幅に働き方が改善され、収入もアパレル販売員として働いていた時よりもわずかですがアップさせることができとても満足しています。
家具屋さんでは強制的に家具を買わされることもなく、給料を自分の好きなことに使えるようになり精神的に楽になりました。
アパレルでの経験を生かしながら、満足する転職先は必ずあります。これは転職に成功した方の一つの例ですが、あなたが迷っているのであれば、この話があなたの背中を後押しすることに繋がればと思います。
最後に
実際アパレルの仕事に心身ともに疲れてしまって転職を考えているけど行動に起こせてない方は多いのではないのでしょうか。
そんな時は転職エージェントを頼ってください。
アパレルからの転職は転職エージェントに相談して求人を探すことから、書類選考、面接、入社後の条件交渉に至るまで、転職エージェントのサポ―トを受けて効率的に行いましょう。
まだアパレルから転職するか迷っているだけの方も、「もうアパレルでは働けない!」と限界が来たときは転職する気力も残っていないかもしれません。迷っているうちに転職エージェントに相談して今後のキャリアプランについて考えてみたり、求人を確保しておくだけで、いざというとき余裕を持って転職活動を行えます。
アパレルから思い切って転職したことで、理想のワークライフバランスを手に入れると同時に年収UPを叶えている方も大勢います。
この記事を読んでいただくことで、アパレルの仕事に疲れて転職に悩んでいる方の背中を推せることができたら幸いです。
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