こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。
履歴書の写真は採用担当者が履歴書を見る際に必ず目を留めるポイントの1つです。履歴書からその人の人柄を推し測るという面では、1番注目するポイントと言っても過言ではないでしょう。
その一方で転職者に行った「履歴書の証明写真の撮影方法」について行ったアンケート結果を見てみると
- 写真館で撮影・・・3割
- スピード写真機・・・6割
- 自分で撮影・その他・・・1割
という結果になりました。
転職活動においてまず採用担当者の目に触れる履歴書。その中でも最もあなたの人柄を反映するのが写真です。写真1枚で合否に関係することもあります。正しいルールと好印象を与えるポイントを押さえ、受かる履歴書写真を目指しましょう。
履歴書の写真は重要?
実は履歴書の写真は合否を分けると言っても過言ではないほど重要なものです。
ある企業の採用担当者は「履歴書の写真で印象悪かった人で実際面接で会って印象がよかったって人はあまりいない」とまで言ってました。
対人関係が重要視される職種でも第一印象って大事ですよね。
転職活動において履歴書の写真があなたの第一印象になります。ここで好印象を残せるポイントを踏まえて準備しておきましょう。
履歴書の証明写真の基本ルール
まずは履歴書の証明写真を用意するうえで、基本的なルールを確認しましょう。
サイズは縦4センチ×横3センチの縦長長方形
ほとんどの履歴書の写真貼付枠は縦4センチ×横3センチで作成されています。それに合わせたサイズで撮影しましょう。
カラー撮影する
採用担当者が最も見たい「雰囲気や印象」が伝わりやすい、カラーで撮影しましょう。その際に、目線はしっかりとカメラに向けてください。
背景はブルー・白・薄いグレーから選ぶ
通常写真機での撮影の場合、背景は白色になりますが、写真館での撮影では背景色が選べるところがあります。背景はブルー(水色)、白、薄いグレーのいずれかを選びましょう。
- ブルー:顔色を良く見せ、印象を引き立てる。グレーのスーツの場合もおすすめ。
- 白:1番無難。シンプルで清楚なイメージ。ただし、シャツと同化しやすい点がデメリット。
- 薄いグレー:白だと明るく写りすぎてしまう場合は薄いグレーがおすすめ。
撮影時期が3カ月以内のものを使う
履歴書の証明写真には撮影から3カ月以内のものを使います。その期間内でも髪型や体型に著しい変化があった場合は撮り直した方が良いでしょう。
裏面に名前を記載する
企業側はたくさんの応募書類を取り扱うことも多いため、万が一履歴書から写真が剥がれてしまった時、誰の写真なのかわからなくなってしまう場合があります。写真の裏面に油性ペンで名前を記入しておきましょう。
糊か両面テープで貼る
セロハンテープでは見栄えが良くないので、糊や両面テープで綺麗に貼るようにしましょう。
履歴書の写真の服装・髪型のチェックリスト
履歴書の証明写真の服装はスーツが基本です。その他気を付けなければいけないポイント以下のチェックリストで確認していきましょう。
男性
男性が履歴書の写真を撮る際の注意点をまとめました。
服装
- 黒または紺のスーツに白い無地のシャツ
(スーツは濃いめがベター。淡い色はぼやけた印象) - ネクタイは派手すぎないものでしっかりと締める
- シャツのボタンは1番上まで留める
- 無帽・印象の強すぎる眼鏡は外す
表情・髪型
- ほどよい短髪
- 寝癖などは整え、軽くワックスで顔にかからないよう自然にまとめる
- ヒゲは絶対NG。清楚なイメージを心がける
- あごをひき、口元は閉じたまま口角を少しあげてやや微笑んでるくらいの表情
- 背筋は伸ばし、まっすぐ正面を向く
女性
次に女性が履歴書の写真を撮る際の注意点をまとめました。
服装
- 黒か紺のスーツが基本。薄いグレーもおすすめ
- インナーは白いブラウスか胸元が開きすぎないシンプルなカットソー
- 無帽・アクセサリーは外す
表情・髪型
- 表情が分かるように前髪は目や眉にかからないよう、分けるか横に流す
- 長髪の場合は後ろに一つ結びにし、耳を出す
- ジャケットの襟を覆ってしまう髪型はNG
- メイクのポイントは清潔感と血色の良さがポイント。ナチュラルメイク。
(濃いマスカラやアイライナーは使用しない。逆にノーメイクもNG。) - あごをひき、口角を上げ、歯を見せない程度に微笑む
- 背筋は伸ばし、まっすぐ正面を向く
スピード写真よりも写真館で撮影した方がいい理由
履歴書に使用する写真はスピード写真機よりも時間はかかりますが、写真館での撮影をお勧めします。スピード写真機よりもコストもかかりますが、写真のクオリティーはもちろん、プロのカメラマンが表情や姿勢など、アドバイスをくれます。また、光の調整や顔色や肌荒れの修正までしてくれます。
応募書類の中で唯一のビジュアル情報である写真は採用担当者に与える印象を左右します。なるべく写真館で撮った綺麗な写真を用意するのが好ましいでしょう。
スピード写真でもきれいに撮る方法
履歴書の証明写真は写真館での撮影をおすすめしますが、どうしても写真館に出向く時間がないという方に、スピード写真でもきれいに撮れるコツを紹介します。
スピード写真の質を向上させる5つのコツ
スピード写真には簡単なポイントやガイドがついてる場合があります。そちらに従うことはもちろん、下記の5つのコツを押さえることで、よりきれいな証明写真の撮影ができます。
1.白いシャツに黒いジャケットで撮影
スピード写真の弱点の一つが、写真館に比べて証明が弱いことです。メリハリのある写真にするため、白いシャツに黒いジャケットを選びましょう。
2.ボックスに入ったらカーテンをしっかり閉める
外からの光を遮断するため、カーテンはきちんと閉めましょう。足元にストロボがある場合は荷物を後ろに置き、光を遮らないようにしてください。
3.ガラスを拭く
カメラの入ったガラス部分は、指紋や手垢で汚れている場合があります。撮影前にやわらかい布できれいに拭いておきましょう。
3.白いハンカチを膝の上に広げる
膝の上に白いハンカチを広げておくことで白いハンカチがレフ板の役割を果たし、顔全体を明るくきれいに撮影することが出来ます。目の下のクマ隠しにもおすすめです。
4.椅子の高さを調節する
椅子の高さは背筋を伸ばして座った状態でカメラの目線が少し下に来るように調整します。こうすることで、自然にあごを引いた状態になり、ちょうどいい視線になります。
5.撮影後モノクロコピーして写真を確認してみる
企業での面接の際、面接関係者には履歴書のコピーが配られます。そのため一度自分でもモノクロコピーをした場合の証明写真を確認しておくのが良いでしょう。もし顔が暗くなって見えない場合などは、もう一度明るさを調整し撮り直しましょう。
時間がない人のための最終手段!失敗のないスマホでの写真撮影
写真館やスピード写真機が近くになく、時間もないという方はスマホで撮った写真を使用します。データとして保存が出来るので、パソコンで履歴書を作成する際にも使えます。
アプリなどを使えば、きれいに撮れるものもありますし、手軽に撮れるのがスマホでの撮影のメリットです。しかし、自撮りで撮ると腕が写り込んでしまったり、光や角度の調整が難しくなるため、必ず人に撮ってもらうようにしましょう。顔がゆがんでしまわないよう、写り込みに気を付け、離れた場所から撮影してもらい、証明写真のような構図に拡大して使用します。
ただし、スマホでの撮影はどうしても画質が落ちてしまうため、転職の履歴書用にはおすすめしません。あくまでも時間がない時の最終手段と考えましょう。
まとめ
今回は履歴書の証明写真についてまとめてみました。意外と見落としていたルールなどもあったのではないのでしょうか?上記のルールを守り、受かる証明写真を目指しましょう。
また履歴書は 【転職 履歴書】書類選考はコツと印象!面接官が直伝する8ステップ を読むだけで好印象を与える履歴書作成が可能ですので、参考にされてください。