こんにちは、株式会社Youth Planet代表、 転職エージェント堀田です。
弊社は金融業界からの転職に強いとされており、「証券会社から転職した方がいいのか」「具体的な証券会社からの転職先」など証券マンからの転職相談が増えてきております。
証券会社はノルマが厳しく、新規開拓営業が辛い、やりがいを持てない、上司からのパワハラがキツイ。でも証券から転職したいけどどうしていいのか分からなかったり不安を覚えたりしますよね。
私も銀行出身ですので、労働環境の悪さは共感できます。そして、証券会社で身につけたスキルや能力のPRの方法も熟知しておりますが、意外に証券マンは転職の際に上手く自分を売り込めていないことに最近気がつきました。
この記事に書いてある、「証券会社の強み・弱み」「証券会社からの転職先」など証券会社からの転職に役立つ情報を、実際の転職相談を交えて説明します。
結論から言えば、証券会社からの転職は他業界から引っ張りだこですが、PR方法を間違えたり求人選びを間違えると、証券会社のステータスを最大限活用して転職ができなくなります。あなたの能力を安売りすることのないよう注意してください。
証券会社を辞めたい人の理由
まず証券会社を辞めたい人のよくある理由が下記の3点です。
先日、証券営業から転職が決まった方が出ましたが、そちらの方の証券会社からの転職理由です。
大手証券会社の営業
入社1年目
転職理由:現職の殺伐とした雰囲気が嫌で、もっと楽しく高め合える組織にいきたいと考えたため。
この方は転職活動をする中でどういったことがしたいのか、模索している毎日でしたが、複数社選考を受ける中で、進みたい方向が明確になり転職に至りました。
大手の証券会社だと、1年目で600人の同期のうち100人ぐらいが辞めてしまう環境なので、証券会社を辞めるなら早いに越したことはありません。
辞めたい理由1:証券業界は職場環境が悪いところが多い
つい先日も証券会社の営業(第二新卒)の方が、面接の直前にドタキャンの連絡をしてきました。
「堀田さん、支社の売上が悪くて上司がブチ切れてまして、家族が死ぬ以外は今日は誰も定時では帰さないからな。公募債売り切るまで残業しろ」と言われてしまったとのことです。
証券会社あるあるですが、証券マンのパワハラ よりさらにタチ悪いですよね。笑
こんな環境で長く続けられる方がすごいですが、最初からその環境に飛び込んでしまうとそれが異常かどうかもわからなくなってしまうのが凄いところです。
証券会社から他の業界に飛び出した人は、「他の会社って怒鳴らないんだ」と驚きを覚える人も少なくないですね。
辞めたい理由2:運用商品に疑問を感じることがある
証券会社の人がみんな言うのが、これですね。「上がらないだろ」って思っている商品でも売らないといけないのがかなり辛いところです。
そういうことを上司や先輩に言うと、「買うか買わないかはお前が判断することじゃねぇ」って言われちゃうんですよね。
でもやはり自分の売っている商品に自信を持てると営業って楽しいですが、「損させちゃったからしばらくこのお客さんのところに顔出すの止めよう」という考えが自分に染み付いてくるとどんどん自己嫌悪にもなってきます。
辞めたい理由3:ふと先行き不安なる
証券マンに限らず証券マンなども含めて金融マンあるあるですが、マネージャー層になるまでに時間のかかる業界です。
証券マンと同じで20代のうちは市場価値が高い のですが、30代に入ると一人の金融の営業マンでしかなく、年収も世の中の相場より高いため、他の業界からは転職市場で嫌煙されます。
証券(金融業界)業界から出たい方は、20代・第二新卒のうちに転職をし、30代にはマネジメント経験をしっかりと積める会社にいくのが金融業界以外で生き残る正攻法です。
証券会社を辞めたい理由なんて、山ほどあると思います。他にも証券会社を辞めたいと相談されることを「証券会社を辞めたいと相談が急増 | 証券会社を辞めたい人の本音」にまとめています。
証券マンの第二新卒強み・弱み
証券会社からの転職は、証券会社で身につけたスキルや能力を客観的にPRすることで圧倒的に成功しやすくなります。
他業界から見れば、証券会社出身の方は突破力や勢いがあるので欲しがる企業さんも多いです。しかし、証券マンとしての弱みも把握しておくことが転職成功への道でしょう。
証券会社の強み
証券会社の営業マンは20代は引っ張りだこです。
なんといっても圧倒的な突破力と行動量に加えて、数字で物事を見ることができる力が魅力的です。
そして総じて証券業界の方は明るい方が多く、社内の雰囲気を明るくしてくれる点もよく採用側から評価されます。
証券会社の弱み
証券会社の弱みも認識して対策しておきましょう。
まず動くという教育をされているため、思考が浅いと言われてしまうことも多いので、面接はしっかりとこれまでの経験や仕事の棚卸しをしてから臨んだ方が良いです。
証券会社の20代で転職を考える方は、30代・40代になっても「転職」が頭を離れなくなります。しかし、20代を逃せば転職市場価値の視点では弱くなります。
証券会社からの転職先
冒頭に紹介した記事内にもあるが、昔は金融業界出身者は金融業界でグルグルと転職するというパターンが多かったかもしれませんが、最近の弊社に相談にくる証券会社(第二新卒)の方は、金融業界には残りたくないという思考の方の方が多いです。
圧倒的な突破力と行動量に加えて、数字で物事を見ることができる力で魅了して、社内の雰囲気を明るくしてくれる要素を見せつつ、一方で思考が浅いと思われないようPRすれば、どの業界でも引っ張りだこです。
>>あなたに合わせた職務経歴書・面接対策は「弊社 株式会社Youth Planet」までお問い合わせください。
注意して欲しいことは、転職市場価値が高い時期は20代の第二新卒のうちです。30代の証券マンはマネジメント能力もない、高年収のプレイヤーと見られるので、一般企業からは価値がないと思われます。
証券会社から転職を!女性編
証券会社から転職をしたいと考える女性も実は少なくありません。
特に金融業界はパワハラやモラハラ、上司のマウンティングに嫌気がさしてしまうと良く聞きます。
女性が証券会社から転職を検討する場合、第二新卒枠や20代後半の転職でも引き手数多な場合が多いです。なぜなら、証券でのストレスフルな環境に耐えれるストレス耐性や、営業職であればゴリゴリと、その他の職種でも仕事の量をこなせるイメージがあるからです。
結婚や人生のライフスタイルを考えると、異業種への転職がオススメです。これも見せ方1つでどんな転職先が選べるかは変わってきますが、無形商材の一般・富裕層向け、人によっては法人も担当していると思うので、転職先は幅広く用意されています。
私、転職エージェント堀田もサポート致します。私のエージェントとしてのストーリーは(https://next.rikunabi.com)にも記事としてあります。量より質を求める転職の場合は、お問い合わせください。(お問い合わせ:https://youthplanet.co.jp/contact/)
私以外にも、教育制度の整った『doda』』さん、求人数が国内でNo1の『リクルートエージェント』さんもエージェントの質は担保されていると思います。
元金融マンがオススメする証券からの転職秘策
圧倒的に転職に成功する秘策は、転職エージェントを活用することです。
証券マンだと間違いなく転職エージェント経由で転職してください。(私も転職した時にはエージェントを使いました。)
その理由は3つあります。
- 証券マンだと条件の良い非公開求人をガンガンくれる
- 日程調整などめんどくさいことをサポートしてくれる
- 年収交渉を請け負ってくれる
1. 証券マンだと条件の良い非公開求人を優先的に教えてくれる
20代の証券マンはとにかく、転職市場価値が高い為、同業・異業種問わず引っ張りだこです。
転職エージェントのビジネスモデルは、あなたの転職後の年収の10~20%を報酬として受け取ります。ですので、市場価値が高い証券マンには、年収条件が非常に高い求人を優先的に渡すのです。
2. 日程調整などめんどくさいことをサポートしてくれる
証券マンあるあるだと思うのですが、証券マンって労働密度が濃くないですか?
そんな忙しい証券マンが転職を考えたときに、時間がなくて面接の日程調整や職務経歴書の作成など本当にめんどくさいのです。
転職エージェントは、転職に関する全てのサポートをするので日程調整や書類選考の準備など、めんどくさいことをサポートしてくれます。
3. 年収交渉を請け負ってくれる
上述しましたが、転職エージェントの成果報酬はあなたの転職後の年収次第です。
営業能力が高い転職エージェントは、内定が出た後、企業と年収交渉をガンガンやってくれます。
しかし、一般的に企業には優秀な営業マンもいれば、成績が悪い方もいます。
転職エージェントも同様に成績が悪い方もいるのですが、すぐに入れるブラック企業や年収交渉に失敗し続ける転職エージェントが多く存在していることも事実です。
転職エージェントの登録のコツ
証券マンからの転職って場合によっては条件が悪くなってしまいますので、失敗したくなければ、転職エージェントの登録のコツを覚えておきましょう。
大手転職エージェントを利用するコツは必ず比較することです。
車や物件など人生において大きな買い物をするときには、複数の業者に見積もりを確認して一番条件の良い見積もりで購入・交渉を進めることが多いですよね。
転職も同様に今後の人生の大きな転機なので、複数の転職エージェントに求人を準備してもらい、一番条件が良い求人・相性の良いエージェント経由で転職を進めていくことがセオリーなんです。
一般的にも会社には、優秀な営業マンもいれば、成績が悪い方もいますよね。転職エージェントも同様に営業能力が低く、成績が悪い転職エージェントがいるので注意して下さいね。
<営業成績が良い転職エージェントの特徴3点>
- 連絡スピードが早い
- 求人を的確に選んでくれる
- 職務経歴書や模擬面接を丁寧にしてくれる
(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
ランキング | 登録必須度 | 詳細 | |
doda | 全ての方に 必須 | 顧客満足度No.1 丁寧な対応 ノウハウが好評 | |
リクルート エージェント | 全ての方に 必須 | 業界最大手の求人数 大手企業への転職実績多数 | |
パソナ キャリア | 20代 第二新卒 初めての転職に必須 | サポートが丁寧 20代・第二新卒の 求人情報が豊富 | |
JAC Recruitment | 外資・技術系に 必須 | スペシャリスト採用では実績No1 経験を生かせる。 |
要は転職エージェントには3~5社一気に登録 → 各エージェントの連絡スピードをチェック → 求人を的確に教えてくれるかチェック → 職務経歴書・模擬面接対策が丁寧かチェックするだけでいいんですよ。
例えば、私が初めて転職をするなら、「リクルートエージェント」「doda」「パソナキャリア」に最低限登録します。
あと、転職に悩んでいる段階であれば、「doda」に登録しておけば間違いはないですね。
「doda」は大手転職エージェントの中で一番連絡が早いので、条件にあう非公開求人が出たらすぐに連絡してくれますよ。
(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
それでは具体的な転職エージェントの詳細をご紹介していきます。
doda | 顧客満足度No.1丁寧な対応とノウハウが好評
パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する「doda」は、顧客満足度No.1の転職エージェントで営業能力や連絡スピードが高いです。
特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
- 年間約2万人の転職成功達成の実績
- 業界専門のアドバイザーが在籍
- 20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人を保有
さらに、dodaのエージェントは3ヶ月間の研修を受けた精鋭ですので、個々の能力値が高く、職務経歴書や面接の対策サポートが素晴らしいという評判で、総合的にdodaを活用することが最も賢明な判断だと言えます。
パソナキャリア | 第二新卒・初めての転職には必須
第二新卒・初めての転職活動や、サポート力を重視する方には「doda」と「パソナキャリア」の登録をおすすめします。
また、平日夕方や土日の面談や相談対応も可能なので、在職中の転職活動など、時間にあまり余裕がない方にとっては利用しやす転職エージェントです。
もちろん書類・面接選考の対策から退職手続きまで手厚くサポートしてくれます。
「パソナキャリア」は情報収集先として非常に強力な転職エージェントですので、情報収集を初めて行う方にもオススメです。
リクルートエージェント | 案件総数・内定決定率No.1
「リクルートエージェント」は案件総数・内定決定率ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
転職希望者の約80%以上が利用したことがあるというのがこのリクルートエージェント。
転職支援実績No.1というのがうなずける、下記の4つの大きなメリットがあります。
- 30万人以上の転職成功実績から得たノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人10万件以上の保有
- 99%が満足と答えた「面接力向上セミナー」
- 20時以降、土日祝日、思い立ったらいつでも相談できる
これらのサポートは全てを完全無料で受けることが可能です。求人・企業情報の充実度、サポートの質、ノウハウの豊富さなどを総合すると、リクルートエージェントは必ず登録すべきエージェントの1つです。
JAC Recruitment|ハイキャリア転職で実績No.1
ハイキャリア案件を求めている方には「doda」に加え「JAC Recruitment」の登録はしておきましょう。
「JAC Recruitment」は外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。
質・量・サービス共にトップレベルなのでハイキャリア案件を求める方は「JAC Recruitment」に登録をして、ハイキャリアに特化した対策を行なっていきましょう。
証券会社からの転職まとめ
証券マンといえども、てきとうに転職をしてしまうと合わない企業に入ってしまい後悔してしまいますよ。
そこで、年収や待遇の条件の良いポジションを手に入れる為に、求人の比較だけは必ず行ってください。ただ比較するだけでも、条件の違いや待遇の違いは必ず見えてくるはずです。
また、転職をするか分からないけど、今の証券マンとして転職価値はあるのか、今後の証券業界の動向などを相談したい方も、キャリアに詳しい転職エージェントに相談してみてください。
なぜ証券マンから弊社が選ばれるのか
・質の高い求人を保有
・満足度の高い転職相談
弊社 株式会社Youth Planetでは、金融業界出身の転職エージェントが多数所属している為、証券会社からの転職が強みです。
弊社の特徴の1つに「質の高い求人を保有している」ことが上げられます。弊社は20社・30社も求人をご紹介することはありません。なぜなら大量に求人を送りつけることは転職者にとって、負荷がかかってしまうと考えているからです。十分にキャリアの棚卸しやヒアリングを重ねて、転職後満足・納得出来るようリサーチしてから、求人をご紹介させて頂いております。
また、弊社では満足度の高い転職相談を行っております。転職エージェントによっては、転職相談でヒアリングも行わず、ひたすら転職しやすい求人(ブラック企業や常に人が足りていない企業)しか紹介されない場合もあります。
弊社では、転職後も満足してキャリアを作ってもらえるよう求人紹介を行う前に十分なヒアリングを行い、価値観や将来なりたい姿をイメージして転職の軸を固めて頂いた上で、求人紹介を行っていきます。
その他にも、転職に関する全てのサポート(証券会社から転職に必要な職務経歴書の添削、証券マンに最適な面接対策、面倒くさい面接の調整、希望に近づける為の年収交渉)を一括してサポートしております。