アパレル未経験の方必読|未経験でもアパレル転職に成功するポイント

アパレル未経験の方必読|未経験でもアパレル転職に成功するポイント

アパレル 転職 理由

こんにちは。株式会社Youth Planet -転職エージェント編集部です。

今回は未経験からアパレル業界への転職を考えている方からのご相談です。

アパレル業界に転職しようかと思ってますが、未経験で24歳からでもスタート可能でしょうか?
現在、全くの他業種で接客の仕事をしています。ファッションが大好きで、もともと経営に興味があることから、将来は自分でお店を作りたい!
未経験でまた1からアパレル業界でやっていけるのか、何から始めればよいのか。
とても悩んでます!
(24歳 女性)

近年、アパレル業界は続々と新しいブランドが立ち上がり、ネット販売の浸透やファストファッションの流行など過渡期を迎えています。

それに伴い、戦略からマーケティング、ブランディングに至るまで、アパレル業界は未経験でも他業種で様々な経験を積んだ方が活躍できる場所は増えてきています。

相談者さんのように「ファッションが大好き」という気持ちで未経験からアパレル業界に挑戦したいという方は多いですが、アパレル業界と一言に言っても仕事内容も多岐に渡りますし、正直業務も楽なものではありません。

好きな気持ちはとても大事ですが、それに加えて「アパレル業界のどの分野で活躍したいのか」を明確にしておく必要があります。

今回は「アパレル業界にはどのような仕事があるのか」「未経験からアパレル業界への転職に成功するためのポイント」を中心に未経験からアパレル業界への転職を希望する方のための転職方法を解説していきます。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

アパレル業界の仕事内容

アパレル業界の仕事内容は多岐に渡ります。

販売やデザイン、企画はもちろん、ネット販売の浸透によりWebマーケティングやECコンテンツの作成など、役割や活躍の仕方も様々です。

過去にアパレル経験が無いという方でもこれまでの仕事の経験が活かせるケースが増えてきているので、未経験からアパレル業界への転職を考えている方にとっても活躍のチャンスがあるかもしれません。

販売

アパレル業界といえば、まずは販売の仕事です。

商品を店舗で販売し、接客す仕事となります。お客さまと直接接し、商品のイメージを体現するマネキンの役割も担うため、企業の顔ともいえる職種です。

アパレル販売員はコミュニケーション能力や商品や業界の知識が必要となります。

店長などのリーダー業務になると、アルバイトの採用や、会計の業務、店舗スタッフのマネジメントなども行います。アパレル会社に入社するとまず、販売に配属され顧客とやり取りをするなどしてそのブランドを知ることから始めることが多いです。

商品企画

アパレル業界の花形的職業ともいえるのが、アパレル商品の新商品を企画提案する商品企画の仕事です。

商品企画の仕事は市場調査やトレンド動向を知り、そのブランドの顧客のニーズを踏まえ、ブランドコンセプトに沿って企画していきます。市場調査をする情報収集力や、企画力から考察力、デザイン力などが必要となってきます。

商品企画の仕事は、デザインすることだけでなく、マテリアルの知識から、商品のコスト計算、販売計画など業務範囲がとても幅広く、そのブランドのブレイン的役割を担います

生産管理

商品企画が提案された後の、商品の生産を遂行する仕事が生産管理の仕事です。生産管理は、なるべく多くの利益を生み出すことを計画する業務となります

生産管理の仕事では、工場と密に連絡を取り生産ペースを確認したり、資材調達や生産量からコスト計算まで行います。これらの業務には、商品や資材の知識や、理論的思考力や、コミュニケーション能力などが必要となってきます。

採算管理・ECプランニング・運用、Webマーケティング

最近では、どのブランドもWEBでの独自マーケティングがされており、プロモーション活動も盛んです。そのため、自社商品の販売HPの企画から運用や、WEBプロモーションの企画、などのマーケティング活動を行う業務も多いです。

これらの業務には、企画力、業界情報知識、WEBサイト知識、提案力などのスキルが必要となってきます

アパレル業界に必要な知識やスキル

アパレル業界で働くために必要な知識やスキルについて解説していきます。

アパレル業界や商品に関する熱い情熱

アパレル業界で働く上で一番大事なのはアパレル業界や商品に対する興味・熱い情熱です。

アパレルの仕事は体力勝負なところもあり、楽なことばかりではありません。人並み以上の衣服への興味・関心がないと続けていくのは厳しいでしょう。

好奇心と行動力

アパレル業界は販売市場のインターネット化やファストファッションの躍進に伴い大きな変化を迎えています。

これまでの過程に囚われない、チャレンジ精神と考えを実現する行動力が今のアパレル業界には求められています。

常に「お客様目線」

未経験からアパレル業界へ転職する場合、販売員の仕事から始めることが多いです。

そこでお客様と直に向き合うことを学び、その経験はどの職種であっても重要なポイントです。

お客様目線に立ってお客様の求める商品やサービスの制作・販売にあなたの専門性をいかに活かすかが大切になってきます。

未経験からアパレル業界へ転職する人は意外と多い

近年、未経験からアパレル業界へ転職する人が増えてきています。

アパレル業界は他業種に比べて、未経験からでも活躍しやすい職種です。他業種で培った経験の中にはアパレルの職務の中で活かせることが多くあります。

接客業からアパレル業界への転職

化粧品の販売や、雑貨の販売などからのアパレル業界への転職者は多いです。

もともと接客の仕事をしていた方は、アパレルの販売業は商品を販売するという点で馴染みやすいですし、すでに接客のスキルがあるため、転職しやすいようです。

もちろん、アパレルについての知識やファッションセンスが必要になってきますが、接客業の経験があれば未経験でも転職しやすいでしょう。

営業職からアパレル業界への転職

営業職の経験がある方は商品を販売するスキルがとても高いため、アパレル業界でも重宝されます。法人相手に販売をしていたBtoBの営業職は高額商品の取り扱いに長けているため特に高価な商品を取り扱う企業の販売職にも転職しやすいでしょう。

また、提案力もあるためマーケティングなどの業務も向いており、プロモーション活動やWEbマーケティングなどの業務にも向いていると言えます。

事務職からのアパレル業界への転職

事務職からアパレル業界への転職は、意外にも多いようです。

もともとアパレル業界に興味があったものの、事務職に就いたが合わず、転職をしてやりたいことにチャレンジしたいという意思から転職する方が多いようです。

アパレルの接客スキルは入社してから学び伸ばしていく必要がありますが、事務職などのある意味「堅い」仕事をしていた人は、人や時間のマネジメントが身についていることが多いので、後々昇進が早い場合があります。

未経験からアパレル業界への転職に成功するためのポイント

未経験からアパレル業界への転職に成功するためのポイントを4つあげています。

未経験からアパレル業界に転職する際には、年齢によって企業があなたに求める能力も異なってくるので、年齢によってあなたの経験の中からアピールできるポイントを絞るようにしましょう。

アパレル業界やファッションについての情報収集

まず、転職活動の前にアパレル業界の情報収集から始めましょう。

アパレル業界に属する以上は他のスタッフや、関わるお客様への説明などに活用できるレベルのアパレルやファッションに関する知識が必要になります。現在のファッションのトレンドや、ファストファッションの動向から各企業の戦略や方針など、インターネットで情報収集をしたり、実際の店舗に赴いてチェックしてみましょう。

また、アパレル業界の市場動向や各ブランド研究をしておくことは、やる気のアピールにもなりますし、即戦力へのアピールにもなるでしょう。

アパレル業界でも自分のやりたい分野を明確にする

アパレル業界の職業もさまざまで、やりたいことや自分のスキルによって転職先も変わってくると思います。まず、自分がアパレル業界でやりたい分野や業種を明確にしてみましょう。

販売の仕事がやりたいのか、商品の企画がやりたいのか。自分のやりたいことや自分の持っているスキルや経験から、アパレル業界の中でも自分の活躍できる領域を明確にしておきましょう。

アパレル業界への転職では志望動機が重要!

未経験からアパレル業界への転職では、あなたの志望動機はとても重要です。

アパレル業界への転職を希望する方がよく言うのが「ファッションに興味があったから」「洋服が好きだから」などですが、それでは不十分です。

未経験からアパレル業界への転職に成功するには、経験のなさをカバーできる熱意と他業種で培った経験をどう活かしてアパレル業界で即戦力として活躍できるのかを明確に述べる必要があります。

詳しいアパレル転職での志望動機の書き方は「具体例に学ぶ!アパレル転職での志望動機の書き方をわかりやすく解説」で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。

「アパレル転職の志望動機の書き方がわからない」という方も多いのではないのでしょうか。アパレル業界への転職の志望動機で大事なのは明確な志望の理由と熱意、即戦力として活躍できる可能性です。具体例とともにアパレル業界への転職の志望動機の書き方をわかりやすく解説していきます。

【年代別】企業がアパレルへの転職者に求めるものとは

企業がアパレル業界への転職希望者に求めるスキルは、年代によって異なります。

20代で未経験からアパレルへ転職

20代での転職は、前職での経験も浅く社会人経験も少ない方が多いと思います。20代で未経験からアパレル業界への転職を成功させるには、新しいことにチャレンジしたいという、やる気と情熱などのポテンシャルが重要となってきます。

アパレル業界で働いていきたいという強い意志を伝え、意欲ややる気をしっかりと面接官にアピールしましょう。

30代で未経験からアパレルへ転職

30代でのアパレル業界への転職者は非常に多いです。そこで、企業側が重要視するのは、あなたのこれまでの経験と転職理由です。

30代での転職では、今までどのような仕事をして経験や知識があり、転職をしてこれからのキャリアプランを伝えることが大切です。これまでの実績を持ってアパレル業界に入り、これからどうなっていきたいかを具体的に紐づけ、面接官にしっかり伝えられるよう、自分プロデュースが非常に重要となります。

40代で未経験からアパレルへ転職

40代でのアパレル業界への転職は、マネジメント能力があるかどうかが重要になってきます。

40代での転職はアパレル業界が未経験であっても、これまでの管理職としての経験やスキルがあれば積極的にアピールしましょう。

また、40代を中途採用する場合、新卒を採用するよりもスタートの年収も高くコストがかかります。「勉強させて下さい」というスタンスの40代にコストをかける余裕はありません。

40代で未経験からアパレル業界へ転職する際はマネジメント能力に加え、これまでの実績や経験から培ったスキルをアパレル業界でどのようにアウトプットし貢献していけるかを具体的に示す必要があります。

アパレル業界にはブラック企業も多い!?転職先の選び方

アパレル業界は、ハードな仕事が多く、なかなか休めないというイメージが持たれやすいですが、すべての企業がそうではありません。しかし、中には土日休みは不可、連勤ばかりで、長時間労働も当たり前というブラックな企業も存在します。

アパレル業界はブラック企業もホワイト企業も混在していることが多いので慎重に転職先を選ぶようにしましょう。

大手のチェーン展開しているアパレル企業には、ブラック企業の要素は少ないの比較的安心ですが、中小企業やベンチャー企業では、ブラックな働き方を強いられる可能性もあります。

このような情報は、店舗やホームページからではわかりにくく、どのように調べたらよいか困っている方もいると思います。まずは、実際に働いている人から話を聞くために口コミを調べたり、転職エージェントに相談してみることをお勧めします。

未経験からアパレル業界への転職には転職エージェントを活用しよう

未経験からアパレル業界への転職では、転職エージェントを活用することをおすすめします。

アパレル業界といっても仕事内容も多岐に渡りますし、企業によって給与や勤務体制も様々です。「アパレル業界ならどこでも」なんて安易な考えで転職をしてみたら、「やりたいことと違った」「労働に対して給与が割に合わない」なんてことも起こり得ます。

転職エージェントは様々な業界・企業の内部情報にも精通しており、あなたの条件や希望に合った企業をマッチングしてくれるので、「転職に失敗して後悔した!」といったリスクを回避できます。

アパレル転職をお考えの方はまず業界内最大手で、転職サポート実績も豊富なリクルートエージェントdoda登録しましょう。加えて、手厚い転職サポートに定評のある「パソナキャリア」も登録しておくと内定率をぐんとあげることができるでしょう。

下記に各転職エージェントの特色をご紹介していきます。

転職エージェントをフル活用して転職に成功するためには、複数の転職エージェントに登録し、比較しながら転職活動を進めることです。

転職エージェントにも得手不得手があり、あなたの希望や職種・地域に合わせてその時にベストな転職エージェントを選択することで、より効率的に転職活動を行うことができるのです。

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dodaではエージェント一人一人に自社研修で徹底的な指導を行っていますので、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。

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リクルートエージェント」と「dodaに加え、パソナキャリアの登録は手厚いサポートに定評がある為、特にオススメです。

パソナキャリア」は土日や平日夕方以降の面談にも対応可能で、忙しい在職中の転職活動でも融通が利きやすいです。

また、パソナキャリアは各業界への転職サポートの質の向上のため、チーム体制を取っており、より専門的な知識やアドバイスを受けることができるので、アパレル業界への転職でも頼りになるエージェントだと言えます。

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最後に

今回は未経験からアパレル業界へ転職を希望する方のための、必要な知識と転職成功のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

再度、未経験からアパレル業界への転職のポイントをおさらいすると、

  • アパレル業界やファッションについての情報収集
  • アパレル業界でも自分のやりたい分野を明確にする
  • 説得力のある志望動機

この3つに加え、年代別に求められる知識やスキルをアピールすることです。

また、未経験からアパレル業界への転職では、転職エージェントをうまく活用できるかどうかで転職の成功率が大きく変わってきます。

この記事を参考に未経験からアパレル業界への転職を希望する方が転職に成功できるよう、祈っています。