上司が嫌いで辞めたいと思う原因と対策。転職するのは正解なのか?

上司が嫌いで辞めたいと思う原因と対策。転職するのは正解なのか?

上司が嫌で仕事辞めたい

こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。

弊社の転職相談でよくあるQ&Aを記事にまとめていますが、今回は「上司が嫌で辞めたい」という相談を一緒に考えていきましょう。

24歳 営業 男性
今の会社は1年6ヶ月になります。上司が嫌でしたが、なんとか我慢して働いてきました。上司は32歳ですがいつも不機嫌そうにしていて、質問をすると「はぁ?なんでそんな質問をするんだよ?」とキレ口調で言われます。上司が機嫌が悪いと同僚もビクビクして働いて空気が悪くなります。私は特にターゲットとされてみんなの前で怒鳴られ嫌味を言われて限界です。上司が嫌で仕事を辞めたいのですが、これは私の甘えなんでしょうか?

この方は、上司が嫌で仕事を辞めたいと転職相談にきました。親世代や年齢が上の人に相談すると、「上司が嫌だから辞めたいは甘え」「嫌だからと転職しても同じ」と言われる方も多いでしょう。

しかし、時代は変化していて、今は会社がマネジメント(上司)側を十分に評価し、労働環境を整えストレスなく仕事に取り組める会社も多くなっているので、上司が嫌いで仕事を辞めて転職をする選択肢も可能です。

でも、転職は失敗してしまうと、さらに上司の嫌がらせが増えてしまう職場もあるので注意が必要です。

この記事に書いてある、「会社の組織構造として上司の嫌がらせが続いてしまうケース」を理解し、「上司が嫌いで辞めたくなった際の対処法と正しい転職方法」を実践していくことで、上司の嫌がらせにストレスを抱える人生から解放されます。

それでは、「上司が嫌で仕事を辞めたい」時の考え方や対処法について、これから詳しくお伝えをしていきますね。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

上司が嫌いで辞めたくなるのは甘え?

結論から言えば、上司が嫌いで辞めたくなるのは甘えではありません。

例えば、転職相談にくる方のリアルな話では、上司が嫌いになる理由は「指示がコロコロ変わる」「感情論で怒られる」「えこひいきされる」「大量の仕事を押し付けてくる」など挙げられます。

そして、実はこれらの理由の原因は、上司自体のスキルや能力不足、さらに言えば上司の能力不足は会社の組織構造や人員不足があなたの力で解決できない原因である場合が多いです。

上司が嫌いで辞めたくなる原因

上司が嫌いで辞めたくなる原因は、会社側が昇進させる際にマネジメント能力・スキルの育成を行ってないため、上司のマネジメント能力やスキル不足が原因であることが多いです。

例えば、指示がコロコロ変わるのは、上司側で年間計画や四半期計画が具体的に作られていないため(戦略的行動の能力不足)、数字が不安定になり上から詰められ、方針がすぐに変わってしまうのです。

他にも、感情論で怒ってくる上司は、コミュニケーションスキルが不足していることが原因であり、えこひいきする上司はチーム行動への理解が不足しているのです。

しかし、これらの上司の能力不足を会社側がサポートをしないため、無能な上司が生まれてしまい、上司が嫌いで辞めたくなってしまうのです。上司が嫌いになる前段階の「上司と合わないと感じてしまう」場合は以下の記事を参考にしてください。

転職者の8割が転職の理由に「上司との人間関係」挙げており、上司が合わないことを理由に転職する方は多いのが現状です。人事に相談してたり異動しない場合、転職して合わない上司とは決別しましょう。上司と合わない時に転職し、転職先で同じ悩みを繰り返さない方法を解説していきます。

無能な上司が少ない会社とは

無能な上司が少ない会社は、以下の2つの特徴があり、会社の取り組みとして、上司側のマネジメント能力や成果を厳しく評価し能力開発や部下の働きやすさを担保しているのです。

1. 上司側の評価体制が整っている
2. 部下側に職場の働きやすさアンケートをとる

1. 上司側の評価体制が整っている

無能な上司が少ない会社は、上司側の教育体制が整っている為、上司側の評価項目が厳しく整えられています。

例えば、上司側の評価体制が整っている会社であれば、以下の様な評価項目がある為、上司が感情的に怒ったり、指示がコロコロ変わったり、無計画に仕事を押し付けてくることはないのです。

マネジメント評価項目評価(A~E)
改善行動A
達成指向性B
組織行動B
数字達成率C
スピードD
職場環境C
コミュニケーションA
イニシアティブA
戦略的行動A

2. 部下側に職場の働きやすさアンケートをとる

無能な上司が少ない会社は、社内アンケートを活用し、部下側の意見を吸い上げ、働きやすい環境を整えます。

私の前職でも、パワハラ上司やマネジメントが全くできていない上司はすぐに改善命令が出されていましたし、改善ができなければ、上司を降ろされていました。

ここまで徹底できる会社であれば、上司が嫌いで辞めたいという社員が圧倒的に少なくなるのです。

上司が嫌になって辞めたくなった時の対策

上司が嫌になって辞めたくなった時の対策は社内に上司側の評価項目が存在して、十分に機能しているか」を把握することです。

上司側の評価体制が整っている場合

仮に、上司側の評価体制が整っていれば、今の上司がスキルや能力がなく怠慢でも、我慢していれば上司変わる可能性が高いです。

また、部署によって評価体制の違いもある会社も多い為、我慢できなければ人事に相談して、早めに環境の良い部署に異動をしましょう。

上司側の評価体制が整っていない場合

逆に、上司側の評価体制が整っていなければ、あなたが我慢していても上司が変わる可能性も少ないですし、異動したとしても次の上司も嫌いになり辞めたいと思い続けてしまうケースが多いです。

無能な上司のもとで働き続けると、ずっと「上司が嫌いで辞めたいなー」と嫌な気持ちで人生を送り続けなければいけないので、転職を行い環境を変えることを強くオススメします。

上司が嫌になって転職を考えて良いのか?

上司が嫌になって転職を考えて良いの?と転職相談を受けますが、答えとしては「上司が嫌になって転職を考えるのはアリ」です。

もちろん、転職を考える前に社内で上司側の評価制度が整っているのか確認する必要があります。その上で、環境がどうしても変わらないのであれば転職を考えましょう。

企業は星の数ほどあるの中、無理して上司の顔色を伺いながら、ストレスを抱えて仕事を続けるためにその会社を選んだのでしょうか?

上司が嫌だけど辞めることができずに、無理して仕事を続けても、気がつくと精神・肉体がボロボロになってしまい人生が壊れてしまう人だっていますよ。

しかし転職を考え始めると、上司が嫌で仕事を辞める時の退職理由や、転職後の上司の見分け方など転職の不安要素は多いですよね。

そこで次章で、「上司が嫌になった時の転職方法」を詳しくお伝えしていきます。

上司が嫌になった際の転職方法

上司が嫌になった際の転職は、具体的に以下の2つを注意して行いましょう。

 1. 上司が嫌になった時の転職(退職)理由
 2. 嫌な上司が少ない会社の選び方

1. 上司が嫌になった際の転職(退職)理由

上司が嫌になった際の退職理由をストレートに職務経歴書や面接の時に面接官に伝えてしまうと、内定が出ないケースが多いです。

なぜなら、退職理由を上司のせいにしてしまうと、採用担当からは、会社や周囲のせいにする他責思考が強い人と評価されてしまうからです。

他責思考とは、ちょっとでも嫌なことがあったときに「会社や周囲の環境のせい」だと考えてしまうことです。

他責思考と評価されると、自社に入社してもすぐに辞めてしまう可能性が高いため採用できないと評価されてしまい不合格になります。

転職(退職)理由の表現方法 人間関係

上司が嫌になった際の退職(転職)理由の表現の仕方や組み立て方3Pointをご紹介します。

1. 入社動機を思い出す
2. 不満を入社動機に合わせてポジティブ変換
3. 応募企業の志望動機に繋げる

まずは転職理由で多い項目の一つの「人間関係」という切り口です。(※人間関係がうまくいかなかったと伝えると、人間関係ですぐ辞めてしまうとマイナス評価されるので、3PointにそってPRしましょう)

例:【1.志望動機】風通しの良い自由な組織で、チームワークよく仕事を進める企業を志望して前職に入社しました。【2.不満を志望動機に合わせる→】しかし、想像以上に個人目標が重視されていて、チーム間・個人間でコミュニケーションを取ることは僅かで、ギズギスしたものでした。【3.応募企業の志望動機に繋げる→】個人の成果をチームに落とし込んで一つの目標に邁進する企業に転職したいと考え、貴社に応募しました。

転職(退職)理由の表現方法 上司に認められない

いくら建設的な提案をしても、ろくに検討されず上司に頭ごなしに否定され続けたという理由の場合、「自分の提案力を発揮できるチャンスを求めたが否定され続けた」と置き換えるとポジティブに表現できます。

例:【1.志望動機】若手から私の提案力を磨きたいと考え前職に入社しましたが、それができなくなってしまったからです。【2.不満を志望動機に合わせる→】前職は想像以上に年功序列の風土が強く、若手が提案することが認められないケースがほとんどでした。【3.応募企業の志望動機に繋げる→】風通しがよく若手の意見も建設的であれば取り入れて頂ける企業に転職したいと考え、貴社を希望しました。
例2:1.志望動機】若手から私の提案力を磨きたいと考え前職に入社しましたが、それができなくなってしまったからです。【2.不満を志望動機に合わせる→】以前の勤務先は硬直的な組織で、若手社員が意見やアイディアを発表する場はほとんどありませんでした。【3.応募企業の志望動機に繋げる→】年齢や社歴に関係なく、自由に意見が言える職場で働きたい、新しい仕事にどんどん挑戦し続けスキルアップしていきたいと考え、貴社を希望しました。

このように、ストレートに上司が嫌だから仕事を辞めて転職を考えたと伝えるのではなく、転職(退職)理由を3つのPointで組み立てて行くことで、マイナスの印象を減らし、キャリアの一貫性をPRすることができるのです。

2. 嫌な上司が少ない会社の選び方

嫌な上司・無能な上司が少ない会社を選ぶためには、転職エージェント経由で求人を確保することがPointです。

マネジメント側の評価や職場環境調査を十分に行う会社は、人事が機能しており、比較的採用にも力を入れている会社が多いのです。

採用に力を入れている会社はより企業に合った人を確保する為に、転職サイトやハローワークではなく、転職エージェント経由で中途採用を行うことが多いです。

転職サイト経由で求人を集めてしまうと転職で後悔してしまうことも多いので注意してくださいね。

転職方法を知りたい!でも、自分にあった転職方法が分からないという方は、実はキャリアを考えていないケースが多いです。転職方法の流れや、仕事をやめて転職活動をするのか、仕事を続けて転職活動をするのか、転職方法に関する全ての情報をまとめました。

最後に・・・

繰り返しお伝えしますが、上司が嫌いで仕事を辞めたいと決意した際には、必ず以下の2点を徹底してください。

1. 上司が嫌になった時の転職(退職)理由
 2. 嫌な上司が少ない会社の選び方

特に、職場環境が良い企業は採用に力を入れている場合が多い為、転職エージェント経由で求人を集めることをオススメします。

(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません。)
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<追記>

もし、転職するか迷っている段階であれば、転職エージェントdodaに登録をしておけば安心です。
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また、転職エージェントが保有している求人は「非公開求人」と言われるもので、通常の転職サイトやハローワークの公開求人とは質が違い条件が良い求人が多い為、比較的すぐに募集が終了してしまうことが多いです。

本気で、上司が嫌で仕事を辞めたい人は、まず非公開求人を確保することが転職において重要なことです。ですので転職に悩んでいる段階から転職エージェントに相談して、求人を確認するだけでも行う必要があるのです。

悩んでいるなら、まずは動き出しましょう。

悩んでいるだけだと、上司が嫌で仕事を辞めたいと思っている生活をずっと続けなければいけませんよ。

それでは具体的な転職エージェントの詳細をご紹介していきます。

doda | 顧客満足度が高く丁寧な対応とノウハウが好評

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パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営するdodaは、顧客満足度が高い転職エージェントで営業能力や連絡スピードが高いです。

特徴は、担当者の対応が平均的に良く、当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
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マイナビエージェント | 20代・第二新卒にも強い

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