こんにちは、株式会社Youth Planet-転職エージェントの編集部です。
仕事を辞めたい人によくある話ですが、無駄な責任感を発揮していませんか?
接客業を一生続けていくわけじゃないから、さっさと仕事を辞めたい。でも、自分がいなくなったら、この売場はどうなってしまうんだろう。
店長に仕事を辞めたいと相談したら、あなたがいないと仕事が回らないと言われて、無駄な責任感を発揮していませんか?人生搾取されて終わりたいですか?
接客業における正しい辞め方を、この記事でご紹介していきます。
接客業の退職のタイミング
退職って一般的に、退職の一ヶ月前に伝えましょう!とよく言われますが、正直会社によりけりです。
正しく退職するなら、会社の規定に書いてある退職通知日前にお伝えすることが礼儀です。
しかし、法律的には職業選択の自由で、申入れから2週間で退職することが可能です。
接客業の退職時のトラブル
上記のように、退職したいと伝えると大抵は「もうすぐ繁忙期があるから、それを乗り越えてから退職を考えて欲しい」と言われるのです。
シフトが回らないから、常識がない、誰が代わりに働くのか、迷惑がかかる…等。
でも、接客業の裏側をお伝えすると、あなたが辞めると、すぐに人員を補強します。
思い出してください。接客業を始めてすぐに現場に出ませんでしたか?同様に誰でもあなたの代わりに、雇われると同時に現場に出て働く事が可能なのが接客業なのです。
接客業の退職の伝え方
まずは、店長や上司に「ちょっとお話があります。」とお店の外や仕事が終わった後に個別で話しましょう。
くれぐれもメールで伝えたり、退職届けをただ突き出すことはやめてください。トラブルに直結します。
接客業の退職時の甘い罠
退職の話を店長や上司に個別で伝えると「実はあなたを○○のポジションに迎え入れたいと思っていたところなんだよ。」と甘い罠で釣ってくるのです。
実際にあった話ですが、Aさんは退職したいと伝えると、シフトを作るシフターへのポジションを任せたいと言われたそうです。Aさんは職場から求められていると勘違いをしてしまい、退社を考え直し、シフターとして仕事を続けました。
翌年は、○○のポジションを任せたいと言われ、もう少し頑張ってみるかと思い続けていました。30歳になると急にポジションから落とされてしまい、同時に異業種への転職もできない歳になってしまっていました。
接客業によくある話ですが、転職できない年齢までポジションを任せて、あとは平社員として働かせるのです。
接客業の仕事の引き継ぎ方
接客業の仕事の引き継ぎ方は、必要最低限で大丈夫です。
あなたの接客のコツを紙に書いて後輩に渡す、商品の発注の仕方は必要最低限のマニュアルを作成しておくぐらいです。
よく引き継ぎをしないで辞めた○○さんは無責任だという話は聞きますが、無責任なのは店舗のオペレーションを作成する段階でマニュアルを作成していない会社が無責任なのです。
会社は自らの無責任さを、仕事を辞める人に押し付けてくるのです。
接客業を辞めたあとは何をしますか?
ここまで接客業の正しい辞め方をまとめてきましたが、接客業を辞めた後は転職先は決まっていますか?
転職先がないまま、接客業を辞めてしまうと大変なことになります。
転職において、仕事をしていない期間を「空白の期間」を呼びますが、空白の期間があると次に転職したいときに、悪い印象を与えてしまい不採用になる事が非常に多いです。
すぐに仕事を辞めたいという方は、至急接客業からの転職方法 を一読してください。
追記:「今」動かないでいつ動くの?
よく、転職はしたいけど何がやりたいのかわからない。。。と相談を受けます。
やりたいことをやるんじゃなくて、やるべきことをやればいい。
ただ、それだけです。
転職をしたいのであれば、どんな求人があるのか確認する。ただそれだけです。
自分の強みが分からない、人に自分の強みを客観的に教えてもらえばいい。ただそれだけです。
仕事を辞めたい、転職すればいい。ただそれだけです。
簡単ですが、難しくしてるのはあなた自身ではないでしょうか?
すぐに仕事を辞めたいという方は、至急接客業からの転職方法 を一読してください。
何度もお伝えしますが、あなたがいなくても売場は回りますよ!