印象は1分で決まる!転職面接での「自己紹介」4つのポイント

印象は1分で決まる!転職面接での「自己紹介」4つのポイント

こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。

今回は面接を間近に控えた転職者の方からの相談をご紹介します。

来週面接です。自己紹介についてはなんとかなると思って準備していないのですが、、やはり準備は必要ですか?準備するとしたら、どういった内容で考えたらいいですか?

転職活動において面接の準備をする際、「自己紹介はなんとかなるだろう」とその後の質疑応答に対応する準備ばかりしている人も多いのではないのでしょうか?

しかし

  • いきなり自己紹介で焦ってしまいその後の面接でグダグダになってしまった。。
  • 自己紹介が長すぎて遮られてしまった。
  • 準備をして行ったつもりが指定された時間だと余ってしまって気まずかった。

など、自己紹介に関する失敗談は多く耳にします。自己紹介は面接の冒頭にすることが多く、面接全体の印象は自己紹介で決まってしまうと言っても過言ではありません。

今回は面接で失敗しない、好印象な自己紹介について解説していきます。


<2024年2月の転職情報>

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※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

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自己紹介を徹底的に準備すべき理由

面接の冒頭で聞かれることの多い自己紹介ですが、自己紹介はしっかりと準備をして臨む人があまり多くないのが現実です。しかし、面接官にとって自己紹介はその人の人物像を大きく印象付ける重要なポイントになります。

面接官は自己紹介でここを見ている!

面接官は応募者の主に第一印象、コミュニケーション能力を、 自己紹介から見極めています。ここでマイナス評価を受けてしまうと、いくら完璧にその後の面接をこなしても、一度ついた印象を覆すのは困難になってきます。

自己紹介が面接でのあなたの印象、面接の合否を左右します。面接を合格するためにも、良い印象を与える自己紹介をできるようにしましょう。

自己紹介の本質的な構造と例文

自己紹介はいわばあなたがこれから面接で伝えたいことの「目次」のようなものです。下記の流れを押さえて、簡潔に話すようにしましょう。具体例も一緒にご紹介します。

 1.挨拶

必ず最初は挨拶から始めましょう。面接の機会を設けてくれたことに対しての感謝も述べられるとより良いです。

(例) 私は○○と申します。本日は貴重なお時間を頂きまして、誠に有難うございます。

2.職務経歴

最終学歴後の職務経歴を簡単に話します。内容については後に改めて質問されることになりますので、ここでは簡単に経験した業種・役割・実績を簡単に伝えられれば大丈夫です。

(例) ▲▲年に現在勤めています株式会社◯◯に新卒入社し、今年で✕✕年目になります。営業部門に所属し、個人に対して投資用マンションの提案営業を行い、対目標比●●%、対前年対比◇◇%の実績を残すことができ、社内表彰を受賞しました。△名のチームリーダーを任されており、マネジメントには傾聴する姿勢が大事だと考え、メンバーとは、日々多くの時間コミュニケーションを取るようにしています。

3.自己PR

ここでも具体的な内容ではなく面接官の印象に残るようなフレーズを盛り込むよう考えてみましょう。面接官に触れてほしい自分のPRポイントについて軽く触れることで、後にあなたのPRポイントについて聞いてくれやすくなります。

(例) 顧客ニーズを解決する提案スタイルの営業には自信があります。御社の営業職でも、これまでの経験を生かして貢献できると思います。

4.志望動機

志望動機は転職面接において重要な質問なので、後に詳しく聞かれることが多いです。この段階では簡潔に述べるだけで構いません。簡潔に前向きなメッセージを伝えましょう。

(例) 御社は提案力と対応スピードの速さを強みにお持ちです。御社であれば、自身が目指す「売上と顧客満足を両立できる営業」を実現できると考えております。

5.締めの挨拶

最後はしっかりと締めの挨拶をして終わりましょう。

(例) 本日は、どうぞよろしくお願い致します。

自己紹介は必ず簡潔に!理想は1分!

面接時間の中で、面接官と会話が出来るのはだいたい20分くらいでしょう。限られた時間の中で自己紹介に時間を費やしてしまうのは大変もったいないことです。面接官が面接で見たいのは、今までの実績などよりも主にあなたの「コミュニケーション能力」です。それを踏まえると、自己紹介は1分程度に収めるのが理想です。

1分で伝わる自己紹介の秘訣

1分で話すことができる文字量は、約300文字程度です。300文字の中で自己紹介をおさめるには、かなり焦点を絞る必要があります。職務経歴は応募業種に一番近いものをピックアップし、実績と併せて述べるようにしましょう。自己PR・志望動機は一文にまとめるのが良いでしょう。

時間を指定された場合の対応策

自己紹介は3分で自己紹介をお願いします」などと面接官から指示されることもあります。ここでは指定された時間内で要点を話す適応力を試されています。時間を指定されても、すぐに適応できるよう数パターンの自己紹介を考えておくのがよいでしょう。

例えば、3分で話せる自己紹介の文字量は、約900字を目安にすると良いでしょう。時間が余っても、前述でご紹介した5つの内容以外のことを加える必要はありません。あくまでもあなたの一番伝えたいポイントに重点を置き、さらに具体的に話せるようにしましょう。

こんな時はどう話す?パターン別対策

自己紹介を考える際に悩むことが多いのが

  • 転職歴・異動歴が多い場合
  • 未経験業種への転職の場合

で、多くの転職者から自己紹介のまとめ方について質問をいただきます。どんな場合でも短時間でまとめて納得できる自己紹介にする対策をパターン別にご紹介します。

転職歴・異動歴が多い場合

転職歴や異動歴が多い場合、困るのは「職務経歴」のまとめ方です。この場合、詳細は職務経歴書に記載済みなので、全て詳細に話すのではなく、自己紹介の段階では「直近の職歴について話す」、もしくは「一番PRしたい職歴に絞って話す」のが良いでしょう。その際は、後ほど面接官に掘り下げてほしい内容を選ぶようにしましょう。

未経験業種への転職の場合

未経験業種への応募の際は「職務経歴」よりも「自己PR」に力を入れましょう。「前職と全くの異業種なのになぜこの業種に応募してきたのか?」というのを今までの経験から得た自分の強味と、それをこの企業でどう活かしたいのかという「志望動機」とうまく繋げて話すと良いでしょう。

自己紹介で印象をUPさせるポイント4選

自己紹介の内容についてはこれまで具体例も交えてお伝えしました。これからは更に好印象を与える自己紹介のポイントを紹介していきます。

簡潔かつシンプルに

自己紹介は「簡潔かつシンプルに」が鉄則です。要点の絞られた簡潔な自己紹介を聞くと、面接官はもっと聞きたいポイントが整理されます。自己紹介は、面接全体の「つかみ」の部分。「もっとこの事を聞いてみたいな」「この人のことを聞いてみたいな」と思わせるのが重要です。

数字を入れる

短時間で伝えなければならない自己紹介の中で、実績などを具体的に伝えるには数字を入れることです。より説得力も増し、印象付ける自己紹介には欠かせません。

始まりと終わりに挨拶を入れる

挨拶はもなく始める自己紹介は唐突な印象を与えてしまいますし、締めの挨拶がなくても歯切れの悪い印象になります。始まりと終わりには必ず挨拶をいれ、メリハリのある自己紹介にしましょう。

面接官の目を見て明るく大きな声で

自己紹介において面接官が最も見るのは「あなたの第一印象」です。実際の面接では緊張のあまり下を向いてしまったり、早口になったりしがちですが、それでは消極的な印象を与えてしまいます。視覚や聴覚を通じて感じられる印象はあなたの印象を大きく左右します。まっすぐ面接官を見て、明るくハキハキと自信を持って話すように心がけましょう。

まとめ

今回は「面接で好印象な自己紹介」についての具体的構造、ポイントをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

自己紹介と同様、意外と知識不足な人が多いのが面接のマナーについてです。面接のマナーを知らないがために、マイナス評価を受けてしまうことがないように下の記事を参考にしましょう。

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