こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。
今回は転職面接での服装についての質問を頂きました。
転職の面接の服装について企業側から指定がなかったのですが、やはり
スーツで、色は紺系、ワイシャツは白が良いのでしょうか?
その他にも服装に関する質問は意外と多く寄せられています。
- 日頃スーツを着ないので、就職活動の時のスーツしかないのですが、それを着ても大丈夫ですか?
- 通勤の時と同じ服装が無難ですかね?
- 「自由な服装」でとあったのですが、その場合は私服でもいいということですか?
転職面接でまず大事なのは第一印象です。第一印象の決め手の約60%は服装などの外見だと言われています。あなたの人生をかけた転職面接を好印象で始められるよう、服装はきちんとマナーに則ったものを準備しましょう。
転職面接での服装心がけ
転職面接の服装を考える際、心がけておきたいのは、面接官に「ビジネスマナーが身についている」「TPOをわきまえた行動が出来る」という信頼と安心感を与えられるような服装にすることです。
面接官がどんな世代であっても受け入れられやすい服装を、他人目線を意識して服装を選ぶようにしましょう。
転職面接にリクルートスーツはOK?
転職面接の場合TPOを考えるとスーツで行くのが無難です。
ですが、リクルートスーツは転職面接には避けた方が良いです。
リクルートスーツは新卒の面接ではフレッシュ感があって好印象なのですが、転職面接の場ではそのフレッシュ感が逆に頼りない印象を与えてしまいがちです。
転職面接はスキルや経験をアピールする場なのでフレッシュで学生感の残るリクルートスーツはお勧めできません。
転職面接の身だしなみマナー【男性編】
転職面接の服装として一番ふさわしいのは、指定がない場合スーツだと思われます。まずは男性の身だしなみの注意点を下記の表で確認していきましょう。
男性の面接服装マナーをチェックしよう
服装 | チェックポイント |
スーツ |
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ワイシャツ |
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アンダーシャツ |
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ネクタイ |
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ベルト |
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靴 |
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靴下 |
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時計 |
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鞄 |
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ベスト・セーター |
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その他男性に多いNGポイント
その他に男性に気を付けてほしいポイントを下記に挙げています。
ポイント | 注意点 |
髪型 |
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眉毛 |
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ヒゲ |
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肌ケア |
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におい |
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アクセサリー |
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業界別持ち物のチェックポイント
一般的に、金融業界(銀行、信託、保険、証券)の企業は特に堅めの服装を好みます。より細かくチェックされますので、スーツの色からネクタイの結び方まで、しっかり準備をして臨みましょう。
転職面接の身だしなみマナー【女性編】
女性においてもやはり、面接での服装はスーツが無難です。下記のチェックリストで押さえるべきマナーを確認しましょう。
女性の面接服装マナーをチェックしよう
服装 | チェックポイント |
スーツ |
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スカート |
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パンツ |
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インナー |
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ストッキング |
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靴 |
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時計 |
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鞄 |
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アクセサリー |
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メイク |
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スーツのボトムはパンツ?スカート?
転職面接ではスーツであればパンツ、スカートどちらでも問題ありません。しかし、パンツかスカートかによって面接官に与える印象は変わってきますし、職種によっては好まれる服装に多少の変化はあるようです。
パンツ
パンツスーツは「バリバリ働くキャリアウーマン」という印象が強くなります。営業職など活発に動く職種に応募した場合、より職業への適性をアピールできるでしょう。
スカート
スカートは「優しくしなやかな女性」という印象を与えます。事務系や秘書、受付などの職種の場合はスカートの方が好印象となるでしょう。また、営業職でもスカートではいけないということではありません。職種に関わらず、迷った時はスカートが無難でしょう。
その他女性に多いNGポイント
その他で女性に気を付けてほしいポイントを下記に挙げてみました。
ポイント | 注意点 |
髪型 |
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爪 |
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におい |
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「私服で来てください」と指定された場合にふさわしい服装は?
最近では「ビジネスカジュアル」を採用している会社も多く、面接時の服装は「自由」「私服」で指定してくる企業もあります。そういった場合、企業は自由な服装であっても「清潔感があるか」「ビジネスマナーから外れていないか」を見ています。
私服の指定があってもTシャツやジーンズなどのカジュアルすぎるものは避けましょう。ジャケットや襟付きのシャツなどを着用していくと無難です。
また、アパレル系やクリエイティブな職種は、その人のセンスを見るために私服の指定をしていることがあります。その場合は公式サイトなどで社員の服装をチェックして参考にするとよいでしょう。
季節ごとの転職服装マナー
季節ごとに迷う転職面接の服装マナーについても解説しておきますね。
夏編:「クールビズ」に惑わされない!
夏は「クールビズ」を実施している企業も多いですが、面接の際にはジャケットにネクタイが基本です。
面接官によっては「上着を脱いでもいいですよ」と勧められることもありますので、その際は「それでは失礼します」と断って、ジャケットは2つ折りにし椅子の背もたれにかけます。
上着を脱いでも大丈夫なようにシャツは必ず長袖、シャツの下のインナーも忘れないようにしましょう。
冬編:「コート」はフォーマル、「タイツ」は避ける
冬場の面接では、コートはダウンジャケットやジャンパーは避け、スーツショップなどで販売されているビジネス用コートにしましょう。色はスーツ同様、黒、紺、ベージュ、グレーといった派手すぎない色が良いでしょう。
また、女性の場合、ストッキングの代わりにタイツを履く人がいますが、どうしても野暮ったい印象になってしまいますので、寒くてもストッキングの着用をお勧めします。
在職中の転職活動:スーツで出社したら転職活動がバレる!?
在職中に転職活動を行っている人は、平日の面接に臨むために半休を取ったり昼休みを利用したりしている方もいると思います。
カジュアルな服装がOKな職場に転職面接用にスーツで出勤してしまうとバレてしまうのでは!?という不安があると思います。
そんな時の回避方法を以下に上げてみました。
- コインロッカーやジムのロッカーに預けておく
- クリーニングに出しておいて面接前に引き取りに行く
いつもの服装で出社して面接の直前に隠しておいたスーツを取ってトイレなどで着替えていくのがベターです。
また、逆に午前半休にして面接に行って、スーツからいつもの服装に着替えてスーツをロッカーに預けてもいいですね。
まだ退社の意志を伝える前に転職活動がバレると思わぬトラブルが起きてしまうこともあるので、在職中の転職活動は慎重に行いましょう。
まとめ
今回は転職面接での服装のマナーについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?好印象を与える服装のポイントは面接官から見てあなたが「社会人としてこの企業にふさわしい」人物像かどうかです。日頃のこだわりを捨て、マナーに則った服装を心がけましょう。
また最後になりますが、下の参考記事は転職面接の完全マニュアルです。想定問題や逆質問、面接マナーなど全ての面接に関することを確認しましょう!