面接官が納得する!転職面接の自己PRは3ステップで即戦力PR

面接官が納得する!転職面接の自己PRは3ステップで即戦力PR

自己PR

こんにちは、株式会社Youth Planet-編集部です。

今回は「転職面接自己PR」について、質問を頂きました。

転職面接の自己PRの書き方のコツなどあれば教えてください。webで検索して出てきた例などを使っても面接官にバレてしまうと聞きました。。

  1. 転職面接が通過しない
  2. 自己PRの伝え方がわからない

このような疑問や悩みが多いので面接官としてのノウハウを持っている 転職エージェント堀田の自己PRの伝え方のコツやノウハウを記事にまとめました。

この記事を最後まで読むことで転職面接の通過率はグッと上がるので参考にされてください。


<2024年2月の転職情報>

※ 企業は今期中に採用予算を消化させようとしてくるため、内定率も上がるため、転職を悩んでいる方にもオススメのタイミングです。
2月は転職希望者が本格的に転職活動に動き出す時期ですので求人を先に確保することが必要です。
以下のステップで転職のライバルに差をつけることを強くオススメします。

  1. 複数の転職エージェント(『doda』『リクルート エージェント』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける
※2月は転職エージェントも気合いを入れてサポートを行うタイミングですので、登録後は、転職エージェントに流れを任せておけば、転職活動を円滑に進められるでしょう。

また、転職サイトで求人を集めたい方は、国内最大級の求人数を保有している『リクナビNEXT』への登録を早めに行うことをオススメします。

転職面接の自己PRって何をPRすればいいの?

転職面接で伝える自己PRは、私が得意なことを主にPRしていけば良いでしょうか?

上記の質問を受けることがありますが、ただ得意なことを自己PRすると不合格になる可能性は高いです。

転職における「自己PR=即戦力のPR」です。下記の例をみていきましょう。

<堀田のアドバイス>
転職において「即戦力」というのは、例えば営業であれば、競合企業の営業として、今のお客さんをそのまま連れて行くことです。
A社からB社に今担当しているお客さんをそのまま連れていくことを想像してみてください。今あなたが年間で5,000万円ぐらいA社で収益をあげているとしたら、その5,000万円がそのままB社の利益に上乗せされるんです。B社はあなたを500万円で雇う価値ってありますよね。

自己PRは特に、転職二次面接の現場担当者が好む質問の一つですので、私は即戦力です!とPRすると現場担当者は採用したくなるのです。

自己紹介と自己PRの違い

自己紹介はあなたの為人を知ってもらうためのものなので、氏名、専門分野、趣味、特技など1点を深くというよりも広く浅く、あなたに関して知ってもらう情報を述べます。

自己PRは1つのことを掘り下げて話していきます。

転職面接での自己PRはあなたのスキルや経歴を掘り下げ志望動機に繋げて「入社したら役に立つ人間ですよ」とアピールすることが自己PRの基本です。

転職面接の自己(即戦力)PR作成 3ステップ

転職における自己PRは「即戦力」のPRをすることです。下記の3ステップが、転職面接の自己PRを考えるポイントです。

  1. 求められている人物像の理解
  2. 応募先企業とのスタイルのギャップの理解
  3. 数値を使って具体的に自己PR

1. 求められている人物像の理解

<堀田のアドバイス>
「求人企業で募集しているポジションの営業」と「自己PRで伝えてくる営業」のスタイルが近ければ近いほど、即戦力のイメージが湧きます。

求められている人物像を理解して、自己PRを作成していきましょう。

1-1. 企業の理解
1-2. 採用要件(歓迎要件)の理解

1-1. 企業の理解

求められる人物像に寄せるために、企業情報(IRや投資家向け情報)のページから「将来の業績見通し」「中期経営計画」のような今後の戦略に関するページは目を通してください。

これは、自分の進みたい方向性と企業の進みたい方向性は一緒ですよ!とPRすることに繋がります。

1-2. 採用要件(歓迎要件)の理解

まずは、以下の求人票の歓迎要件の事例を一緒にみてみましょう。

【必須要件】
・正社員としての就業経験3年以上

【歓迎条件】
・営業事務や経理など、処理系の事務職経験をお持ちの方
・Excelスキル(SUMIF関数程度)

【求める人物像】
・チームで動くのが好きな人
・雑用なども進んで動いてくれる人
・後輩などの指導をするのが好きな人

求人票は応募企業の、求めているスキルや人物像の詳細がかかれてあります。しかし転職面接で不採用になる人は、面接の中で「営業しかやっていないので事務経験はありませんが、頑張ります」と素直にやる気だけ伝えているのです。それでは面接は通過する訳ないですよね。

例えば営業と一口に言っても営業のスタイルを分解すると
金額少額 ↔︎ 金額多額
法人営業 ↔︎ 個人営業
無形商材の営業 ↔︎ 有形商材の営業
売り切りの営業 ↔︎ 継続の営業
新規営業 ↔︎ ルート営業
企画営業 ↔︎ 代理店営業か
KPI設定月次 ↔︎ KPI設定年次
担当先数十社 ↔︎ 担当先数社
行動量が鍵 ↔︎ 行動の質が鍵
このように一口に「営業」といっても営業スタイルは様々です。企業から求められている営業スタイルに寄せて考えていきましょう。

2. 応募先企業とのスタイルのギャップの理解

求められている人物像の理解(企業理解・職種理解)をした後は、応募する企業との業務ギャップを正しく理解しましょう。

 事例現職の営業応募企業の営業
扱う商材食品(有形)ITサービス(無形)
担当社数5社数十社
営業スタイルルート営業新規営業+ルート営業
KPI年間で設定月次で設定
求める人物PDCA回せる人スピード感のある人
行動量で勝負できる人

上記の事例では、現職の営業スタイルは毎年同じお客様に昨年対比で110%や120%の売上を達成させるために、昨年とは違ったイベントや新商品の提案を仕掛けたりするような企画を考えて、お客様に持ち込むような営業スタイル。商品も世の中のみんなが知っているような商品を扱っています。

一方で応募していた企業はITベンチャーなどが中心で、サービスの認知度も低く、まだこれからビジネスを拡大して行くようなフェーズで、毎月爆速で売上を増やしているような段階で、営業にも勢いが求められていて行動量をあげることを大事にしている企業です。

ここで、昨年対比で110%や120%の売上を達成させることをPRしても、企業の募集している人材像にはマッチしないのです。

3. 数値を使って具体的に自己PR

自己PRをする際に、「私は営業の成績は良いです」と面接官に伝えても、面接官は客観的に判断できないので不合格になります。

【実績】
2016年度(個人)  目標8,645万円/実績10,960万円/達成率126.8%
(2位/25名中 営業平均達成率109.2%)

2016年度(チーム) 目標11,525万円/実績13,277万円/達成率115.2%

上記のように数値化し、客観的に判断されるように工夫しましょう。

3-1. 自己PRを数値化する3つのポイント

特に下記の3つのポイントが抑えられていると、さらに客観的に評価されます。

  • ノルマ(目標)に対してどれぐらいの実績を出したのか。
  • それは会社の中でどれぐらいすごいことなのか(2位/25名中)。
  • 部下もいればチームとしてはどれぐらい数字を出せたのか。

<堀田のアドバイス>
目標数字もなく実績の売上金額だけを書いたりする人もいるのですが、それがどれぐらい凄いことなのか、人事には分かりません。扱っている商品も営業のやり方も企業規模も人によって全く違いますしね。目標の設定の仕方ですら会社によって全然違います。毎年絶対に達成できないような目標ばかり作る会社もあります。ただそういう場合は、会社の中で何位なのか。という視点も入ってくると客観的に見ることが出来ますよね。

3-2. 数値化できる成績がないときは?

<堀田のアドバイス>
「書けるような営業成績が全く無いんです」という方も、話を深掘りして聞いていくと、営業成績とは全く関係ないけど、若手の〇〇獲得運動で、営業部の目標50件に対して35件を一人でやりました。なんて話も意外と出てくるのです。営業のように順位で示すことができない方は、「マニュアルを作成して部署の作業効率を〇〇%改善したんです。」みたいなことは知恵を絞れば書けると思うので、切り口を考えながら自分が努力したことを職務無経歴書に数字で落とし込むようにしてください

数値が入っていない自己PRを職務経歴書に記載すると、「この人は本当に考えて業務をやっているの?」と受け取られてしまします。

転職面接の自己PRの練習でやるべきこと

自己PRの内容がある程度かたまってきたら事前に何度も練習しておくとよいでしょう。

その時に頭においておきたいのが「自己PRの尺」です。面接では自己PRの時間を指定されることもあるので、指定された時間内で簡潔に述べる練習をしておきましょう。

また、練習段階で第三者にチェックしてもらっておくと、より精度が上げられていいでしょう。

自己PRはだいたい1分〜3分で

面接での自己PRはだいたい「1分で」と指定されます。1分で話せるのはだいたい350~400文字。

その場合は経験に重きをおかず、具体的な成果を数字を用いて示し、入社後の仕事に対する意欲、即戦力としてのアピールをしましょう。

自己PRに長めの時間を設けている面接の場合、3分間与えられることがあります。

3分は意外と長くて1000文字分くらいは話すことができます。

自己PRで3分間と指定された場合は、あなたの強みをより具体的に詳しく、さらにはその強みがあるゆえの成功体験、入社後はあなたの強みをどう活かしていきたいかを述べると良いでしょう。

第三者による自己PRチェック

第三者に自己PRのチェックを行なってもらう際は、転職経験のある方や、採用担当の友人などがいればチェックをしてもらいましょう。

しかし、現職の上司や同僚に頼むことだけは避けましょう!退職に反対されたり、社内で仕事をしずらくなってしまいます。

対策

もし家族や友人は転職の経験がない場合には、転職エージェントのサポートを受けましょう。

転職面接では即戦力をPRできるかどうかで、内定獲得率は大きく変わってきます。あなたは転職対策なんて人生に2-3回作れば良い方ですが、転職エージェントは年間に数百件の転職者のサポートをしているのです。差が出て当然なので、是非お気軽に私たちのような転職エージェントにご相談ください。

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パソナキャリア

マイナビエージェント
リクルートエージェント

< 面接対策に強いエージェント2選 >

最後に、私たちが転職の面接対策に強いと考える、大手転職エージェントをオススメします。

リクルートエージェント:求人数国内最大規模が特徴
リクルートエージェントは、国内最大手の総合転職エージェントです。第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの指示を集めています。可能性を広げて転職活動をしたい方におすすめです。

 doda:顧客満足度No.1
dodaは、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

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また最後になりますが、下の参考記事は転職面接の完全マニュアルです。想定問題や逆質問、面接マナーなど全ての面接に関することを確認しましょう!

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