未経験職種への転職は人によって大きく差が出る
こんにちは、株式会社Youth Planet代表、 転職エージェント堀田 です。
最近こんな方達が転職相談にきました。未経験の職種に転職したいと考えている方達です。
20代前半・社会人1年目・男性
現在の仕事:販売職
手に職をつけるために、ITエンジニアになりたい
20代半ば・社会人3年目・男性
現在の仕事:地方銀行の営業
将来の起業に向けて、ITベンチャーで働きたい
20代後半・社会人7年目・女性
現在の仕事:人材会社の営業
広報や人事など、管理部門の仕事をしたい
3名ともお会いした印象に大差はありませんでしたが、3番目の女性の方だけが内定を取りまくり、1番目、2番目の男性の方達はなかなか希望職種に内定が取れませんでした。なぜ3番目の女性の方だけが未経験職種で内定を連発できたのかには、決定的な違いがあります。
未経験職種で内定を取るための最短ルートとは
2番目の方を例にとってみましょう。彼は将来起業したいのです。そのために1社目でお金の勉強ができる銀行を選びました。今回の転職でITベンチャーに入り、サービスを大きくする経験を積んで将来の起業に活かしたいと考えています。
しっかり将来のこと見据えていて、現職の銀行でも活躍しています。実際にITベンチャーでさらに経験を積めば、将来の起業も成功するかもしれませんね。しかし彼は今回の転職活動で何社もITベンチャーを落ちています。会社の人事から言われるNG理由は「IT周りの知識不足」でした。
これは一人目の方も同じです。未経験OKのITエンジニア求人に複数社応募しても落ちてしまうのです。両名共に「面接の中での意欲は感じる」と人事から言われるのですが、3番目の方と比較すると本気度が不足しているんです。本気度を表現できると未経験職種であっても最短で内定を取ることが可能です。
どうやって未経験職種で本気度を表現するのか?
答えは、行動に起こすことです。
多くの求職者は未経験職種に応募するときに、口先だけの「やる気」だけで勝負しています。しかし、本気でキャリアチェンジしたいなら1ヶ月でも2ヶ月でも良いので、応募したい職種の勉強をすべきですよね。
ITエンジニアになりたいなら、プログラミングの勉強を今すぐ開始してください。
サービスを作る経験をしたいなら、副業で稼いでみてください。
3番目の女性は、昔から音楽活動をやっていて、自分で仲間を集めて、集客して、イベントを開いて、CDを出すようなことまでやっていました。広報という仕事はやったことないけど、自分でPRして数百人も集客する行動を起こしているからこそ、未経験の広報という職種でも採用してくれる企業が多いんです。
これが1,2番目の男性たちとの差です。面接の中での口約束での「やります」「できます」というのは不確定要素が多すぎるので、人事も内定を出しづらいのです。今これを読んでいるあなたも本気なら是非いますぐ動き出してください。
〇〇したらやる。
〇〇になればやる。
いままでそうやって逃げてきたんじゃないんですか?
内定とったらやろうでは遅すぎます。