どこに向かっているかわからない人は質問ばかりする
こんにちは、転職エージェント堀田です。
今日はリクルートの営業マンが私に営業に来ていたので色々と話していました。とても頭の良さそうな爽やかな方で、さすがリクルートの営業マンは気持ちいい人が多いなと関心します。そんな彼が私に質問してきました。
堀田さん、起業した時ってどうでしたか?僕も起業したいんですよね。そろそろしなきゃなって思うんです。
私こういう質問をされるといつも思うんですが、「起業したいな」とか言う人ってなんでいちいち相談するんですかね?私も20代で2社起業しましたけど、起業とか転職とか間違いなく早い方が良いですよ。
転職者でも多いです。「良い企業に転職したいけど今の会社であと2年やってからかな。」とかいう意味不明の2年後の転職。その2年であなたに何が身につくんでしょう?そしてそう言う人は、2年後になったらあと3年とか言うんです。
これって結局、あなた自身が今どこにいて、どこに向かってるか分かってないんですよね。
職務経歴書を年に1回見直すと良い
起業するしない、転職するしないに関わらず、ビジネスマンなら年に1回職務経歴書を書くことをお勧めします。私も別に転職活動しているわけではないですが、いまだに職務経歴書は毎年見直して修正しています。
いざ転職活動してみると分かるのですが、職務経歴書って急に書こうと思うと書くのすごい難しいんですよ。自分の仕事の中での実績や、工夫が意外と思い出せない。
職務経歴書を毎年書く作業って、この一年間で自分がやってきた仕事について棚卸しできるんです。この一年間の仕事でなにを得て、なにを経験できたのか。昨年の自分と比較してどうだったのか。反省と目標も見えてきます。そして実はこれ、外人のハイキャリアの方は結構やってます。だから彼らの職務経歴書は本当にうまく整理されています。
多くの人は、「〇〇したい」っていう理想を口にして、質問しまくって、情報を集めるだけ集めて、結局なにもしないんですよね。自分の仕事の棚卸しさえしない。
ただ年収2,000万円以上あるようなハイキャリアの人は違います。職務経歴書をブラッシュアップすることで、今まで自分がなにを経験してきていて、何ができるのかを把握しているんです。そして転職する気が無くても転職エージェントとミーティングして自分の市場価値や立ち位置を理解する努力を惜しみません。
だからあなたもまずは自分の立ち位置を把握することから始めましょう。
職務経歴書のテンプレもくれるし、書き方も教えてくれるので、まずは転職エージェントに登録することもお勧めします。私が個人的にお勧めできるのは、やはり業界でも一番信頼できる リクルートエージェント、 dodaの2社に登録するのがまずは間違いないかと思います。さらにエグゼグティブな層を求める方なら JAC Recruitmentがいいです。質の高いエージェントに会うなら ビズリーチですね。働きながら登録して転職エージェントに会うのもめんどくさいですが、そんなことすらめんどくさがって、動き出さなきゃ人生なにも変わらないですよ。
実際に、職務経歴書を自発的に書き直していた人は、今良いキャリアを手に入れているんですよ。
リクルートの営業マンの方にも言いましたが、キャリアに悩んでいるのならあなたにも言います。「行動しない時間って無駄ですよ」。